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国立大学法人 電気通信大学

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大学案内理念・基本方針

UECビジョン2018
―100周年に向けた挑戦―

電気通信大学の理念は、地球と人類の未来に明るい希望をもたらす人材の育成と、知と技の創造を謳っています。

現代社会は、環境、エネルギー、食糧、文明間対立、南北問題などの複雑多様な地球的規模の問題から、人々一人一人が安心・安全と心の豊かさを求める日々の生活においても、多くの困難な課題を抱えています。これらの現代的諸問題を解決するためには、20世紀型の物質文明から脱却し、人と人、人と自然、人と社会、人と人工物とのコミュニケーションを基軸とする、新たな文明の模索と創造が必須です。

電気通信大学は、このような新しい社会を「高度コミュニケーション社会」と名付け、それを支える総合的科学技術の分野である「総合コミュニケーション科学」を創造し、それを発展させることにより、21世紀の社会と世界に貢献します。

電気通信大学は、情報・通信・電子・メカトロニクス・基礎科学(数学や物理、化学など)や、広くコミュニケーションに関わる文理融合領域などの諸分野において、実践的能力を身に付けた優れた人材を輩出してきました。また、「光」を核とする科学と技術の融合など、数々のユニークな研究活動で高い評価を受けています。これらの実績と伝統を踏まえ、今後は「総合コミュニケーション科学」としての幅広さと奥行きのある教育研究への展開をめざします。

電気通信大学は、上記の基本的視点に基づき、創立100周年を迎える2018年までにめざすべき大学像の骨子をとりまとめ、このビジョンを実現するための具体的な活動計画(アクションプラン)の策定を行いました。ビジョンの実現に向けて着実に行動していきます。

1.「総合コミュニケーション科学」に関る教育研究の世界的拠点をめざします(教育研究総合戦略)

  • (1) 「総合コミュニケーション科学」の視点から社会が抱える様々な課題に対して果敢にチャレンジします
  • (2) 「高度コミュニケーション社会」を先取りして実践しているモデル大学を目指します
  • (3) 世界をリードする拠点形成に向けた戦略的取り組みを推進します

2.国際標準を満たす基礎学力の上に、国際性と倫理観を備え、実践力に富む人材を育てます(教育方針)

  • (1) 実社会で幅広く活躍できる実践的高度専門技術者(注1)を養成します
  • (2) 人と人とのコミュニケーションを大切にし、個性を尊重し伸ばす教育を実施します
  • (3) 個々の資質にあわせたきめ細かな教育指導体制を確立し、学習到達度に基づく(アウトカムズベースの)教育を実施します
  • (4) 産業界で幅広く活躍する博士を養成します
  • (5) 電通大ならではの特色ある教育を行います
  • (6) 社会人教育の一端を担います

注1:未来を切り開くコミュニケーション能力を備えた実践的高度専門技術者

3.世界から学生や若手研究者が集い、伸び伸びと研究し、そこからユニークな発想が生まれる環境を整えます(開かれた教育研究環境)

  • (1) 諸外国から留学生・外国人研究者を積極的に受け入れます
  • (2) 男女を問わず活躍できる環境を整備します(男女共同参画の推進)
  • (3) 誰もが入りたくなる快適で美しいキャンパス環境を実現します
  • (4) 多様かつ優秀な人材を受け入れるために入試制度改革を行います
  • (5) 若手教員(助教、特に任期付助教)に対して研究・教育・任用・異動面での積極的支援を行います
  • (6) 博士研究員(ポスドク)に対する積極的支援を行います

4.国内外の大学や産業界および地域・市民などとの多様な連携と協働により、教育研究の質を高め、社会に貢献します(社会との関係)

  • (1) 産学官の連携をより一層強化します
  • (2) 海外の大学との多彩な連携を推進します
  • (3) 地域社会への積極的教育貢献を推進します
  • (4) 同窓会などの本学OBとの連携を強化します

5.経営の開放性と透明性を高め、学生や職員相互の信頼と士気が高く、社会に信頼される大学をめざします(組織・経営・運営)

  • (1) 財政基盤を確立し自立的経営を目指します
  • (2) 組織や業務運営の効率化を図り、大学の人的資源を最大限に活用します
  • (3) 構成員の意欲を高める多角的な業績・人事評価を行います
  • (4) 技術部の活性化を推進します
  • (5) 広報活動を積極的に展開し、大学情報を適宜・適切に公開します
  • (6) コンプライアンスを推進し社会的信頼性を高めます
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