ブックタイトルUEC WOMAN No5 Society

概要

UEC WOMAN No5 Society

「女子学生は少人数でしたが、高したりして理解を深めていった。削されたレポートを何度も読み返とを先生や同級生に聞いたり、添トに戸惑ったものの、わからないこしかし最初こそ膨大な量のレポートを書くことは大の苦手だった。日々。実験は大好きだけれどレポー活動などで目の回るような忙しい入学後は、実験とレポート、部と、進学を決意した。ニアックな雰囲気でおもしろそう」で見学した研究室が「ちょっとマ気通信大学のオープンキャンパスさんの性分。大学を選ぶ時も、電すぐひたむきに突き進むのが涌井おもしろいことに出会うと、まっ充実した大学生活忙しかったけれど実験、レポート、部活のめりこんでいった。実験を通して電気のおもしろさに学。専門分野で電気系を専攻し、ともあり、高校は科学技術科に進得意科目は理科と技術だったこれが電気なのか』と驚きました」チッと青い光が弾けるのを見て『こ「ある冬の日、布団をかぶるとバのは中学生の頃。涌井さんが電気に興味を持ったで光を放っている。勤務することになった。のチャレンジは続く。涌井さん自身も中途入社で同社にLEDの未来を切り拓く涌井さんる徳島県で暮らし始め、翌年にはひたむきな好奇心を強みに、は夫の就職先の日亜化学工業があションできるようになりたいです」人の大学院生と学生結婚。卒業後察を深め、第三者にもプレゼンテーで知り合い、涌井さんは仲間の1すが、将来はその解析データから考アドバイスしてくれる。この研究室「現在はデータを分析するだけで涌井さんのキャリアチャート18才文武両道の大学生活がスタート電通大に入学。授業はもちろん弓道部の練習にも打ち込み、忙しい日々を送る。弓道部女子部では大学リーグ昇格も果たす。生が研究で行き詰まると上級生がすます高まっていると感じている。士のフォローがきめ細かく、下級広がり、大学で育んだ好奇心がま中村研究室は学生や大学院生同務をこなすうちにLEDの世界がんだ。で精一杯だったが、2年、3年と業子特性のシミュレーションに打ち込は分析装置の扱い方を覚えるだけたゲルマニウムの構造安定性と電現在、入社3年目。最初の1年卒業研究は、酸素と水素を使っの醍醐味ですね」実地で生かされていくのは、理系限りない好奇心ことができました。学んだことがんでいたので、活用の幅を広げるLEDの世界を拓く子顕微鏡なども、大学で原理を学結婚を経て就職。ります。また、分析で使用する電立っていると思う瞬間が何度もあとになる。学で学んだ半導体系の学びが役に年次には中村研究室に所属するこ「LEDの分析をしていると、大んだ。それがきっかけとなって、4いし、楽しそう」と好奇心が膨らに引き込まれ、「そんなに難しくなだったが、中村教授の明解な説明まで力学はとっつきにくいイメージ仕事に直結していますだ力学が印象に残っている。それ授業では、中村淳教授から学んもありました」4年間の学びが、今名前を覚えてくれるというメリット子が少ないから先生がすぐに顔とませんでした。逆に考えれば、女実験に打ち込んだ校も理系だったので、特に気になり21才結婚して卒業後は徳島県へ卒業を待たずして、学生結婚。システムエンジニア(SE)の就職が内定していたが、辞退して卒業後は夫の就職先である徳島県で暮らし始める。私と社会の間に同じ職場で技術職として働く女性社員たちと22才コンビニやショップに勤務コンビニエンスストアやアパレルショップでアルバイトをする。アパレルショップでは顧客とのやりとりを通して接客のおもしろさを知る。23才日亜化学工業株式会社に中途入社日亜化学工業に務める夫の上司が、「奥さんも電通大出身なら」と、中途採用試験をすすめてくれたのをきっかけに入社。LED製品私たちの生活のあらゆる場面で使われているLED。LEDの構造や成分を分析したデータが製品づくりに生きている。9UEC WOMAN in Society