平成28年度第1回オープンキャンパス 模擬講義
平成28年度第1回オープンキャンパス 模擬講義情報
講義日
平成28年7月17日(日曜日)
第1限:12時00分から12時40分
『電気抵抗がゼロになる? ~超伝導とその応用について~』
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内容 | ある種の材料は、極低温まで冷やすと電気抵抗がゼロになります。これは超伝導と呼ばれる現象です。超伝導状態は、「単に電気抵抗が小さくなった状態」ではありません。電子が持っている「波」の性質が現れているのです。電子の「波」の性質を使うと、不思議な特性を示す電子素子が実現できます。本模擬講義では、電子の「波」の性質と超伝導との関係を説明し、超伝導の特徴とその応用について解説します。 |
講義場所 | 講堂
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第2限:12時50分から13時30分
『機械は人を越えたのか? 自動化の歴史と現在、そして未来。』
講師 |
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内容 | 1971年に半導体で動作するコンピュータ、マイコンが登場しました。同時に始まったモータを中心とした電動化が世界を変えています。碁や将棋はもとより自動運転という形で人より早く、人より安全な車まで登場してきている時代です。 一方、この進化し複雑化しているマイコン組込機械のことをどれだけ知っているでしょうか?ソフトだけでもA4用紙で百万ページ、それにメカにモータ、素材。加えてネットワーク機能まで機械は手に入れています。 あらゆるものが繋がるIoT(Internet of Things)という言葉も姦しいです。人の理解を越え、人の能力を越えた機械の研究を40年以上続けきた観点から機械の昔と今と未来を講義します。 |
講義場所 | 講堂
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第3限:13時40分から14時20分
『コンピュータってどのくらい速い?』
講師 |
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内容 | コンピュータの基本的な仕組みは何十年も変わっていませんが、そのスピードは1兆倍以上速くなっています。この講義ではコンピュータの速度がどの程度なのかを体験し、より速い計算を行わせるための技術について説明します。 最初に身近なパソコンやスマートホンがどの程度の計算速度なのかを体験してみます。人と比べて何倍くらい速いでしょうか?次に同じ計算をもっと速く行わせるための工夫について説明します。アルゴリズム(計算方法)を工夫したり、計算精度(どこまで正確な答えを求めるか)を限定したり、並列計算したりすることで、同じコンピュータで同じ計算をさせたとしても何十倍も速度が変わることを実演します。 |
講義場所 | 講堂
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