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大学院オープンラボ・入学説明会:入試案内

情報理工学研究科 情報・通信工学専攻

大学院情報理工学研究科 情報・通信工学専攻では、次の研究室が研究内容を公開します。

開催時間

13時30分から16時30分(随時入場可)

公開研究室一覧

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
学生 企業
情報通信システムコース
『情報通信ネットワークの限界と可能性の追究』
1948年にクラウドシャノン博士によって創始された“情報理論”は、情報通信の限界と可能性を理論的に解明する研究分野として、現在隆盛を極めるデジタル情報通信技術の根幹をなしています。”情報通信分野におけるアインシュタイン”ともいわれるシャノン博士の提唱した情報通信の理論とはどういうものかということと、情報通信ネットワークの限界と可能性の追究に関する本研究室の取り組みについて分かりやすく説明します。
大濱 靖匡 研究室
(東35号館2階211号室)
 
『MIMO端末評価用伝搬環境(OTA)構築など』
MIMO(送受信にアレーアンテナを用いる高機能情報伝送システム)の性能評価を目的とする電波伝搬環境(OTA)の構築を進めています。その基本となる環境生成部をFPGAで実現しました。また、21世紀の電波環境を未来遺産として後世に残す電磁環境アーカイブ構築の研究も進めています。AMラジオ・FMラジオ・地上アナログTV放送等が含まれる100kHz~200MHzの全スペクトル信号を丸ごと記録するトータルレコーディングを行いました。当日はこれらの研究を紹介します。
(東10号館3階301号室)    
『先端的情報・通信・ネットワークシステムの情報理論解析』
本研究室では、マルチメディアからワイヤレスネットワークに至る先端的情報・通信システムの情報理論解析を行っています。以下の3つのテーマについてパネル・デモ等により説明します。
  • 1)乱数オメガを暴け―情報爆発時代を生き抜く究極的データ圧縮とその応用(川端)
  • 2)ネットワーク情報理論(八木):情報通信ネットワークには情報理論の無限の未来がある
  • 3)先端ワイヤレスネットワークの情報通信理論(竹内):情報統計力学が世界のワイヤレス通信研究者の注目を集める
川端 勉・八木 秀樹・竹内 啓悟 研究室
(東35号館2階211号室)
 
『ワイヤレス通信用デバイス・回路の高性能化について』
テーマは、
  • より無駄無く…(超高電力効率)
  • より綺麗に…(超線形)
  • より多くの…(超広帯域)
情報&エネルギーを伝えるために…
携帯電話、無線LAN、無線電力伝送等で利用される電波の増幅回路技術や、次世代通信の電波送受信用アンテナ等に関して紹介します。
(西2号館5階529号室)    
『ワイヤレス研究の最先端』
当日は以下の5つの研究について説明します。
  • (1)高信頼ユビキタスワイヤレス送受信技術の研究-ZigBee、ITS通信技術の高度化
  • (2)マルチホップ自律分散ネットワークの研究-環境認識によるダイナミックマルチホップ通信
  • (3)無線リソースの極限活用技術の研究-OFDM信号を極限効率で増幅できるEPWM送信
  • (4)パラメータを自由に変えられる可変高周波回路の研究-コグニティブ無線用可変BPF
  • (5)光ファイバ無線(RoF)高度化の研究
(東10号館4階411号室)    
『未来のネットワーキング技術・通信技術』
本研究室では、光ネットワーク、IPネットワーク技術、および、通信システム技術の研究を行っています。さまざまな通信アプリケーションが現れて、通信量の需要の予測が困難になってきています。また、ネットワーク上に、動画配信などの大容量・高品質を求める通信アプリケーションの割合が増加してきています。そこで、いつでも、どこでも、大容量で、かつ、求められる通信品質を効率よく提供できる、通信ネットワークの実現を目指して、研究に取り組んでいます。
(東3号館7階701号室)
『未来の無線通信コグニティブ無線』
未来の無線通信として期待されるコグニティブ無線技術について、パネルによる説明と、コグニティブ無線実験テストベット装置の展示を行います。また、車両間通信にコグニティブ無線を適用する実証実験について紹介します。
(東10号館4階411号室)    
電子情報システムコース
『音響エレクトロニクス(可聴音から超音波まで)』
本研究室では、可聴音から超音波領域までの音響・超音波エレクトロニクスに関する分野、特に音によるQOL(生活の質)の向上を目指した研究を行っています。具体的には超指向性音響システムを用いた音環境改善、高分解能超音波イメージングシステム、超音波精密計測システム、自動車者走行音による路面状況予測システムの開発などです。当日は、それら研究成果の一部をデモンストレーションとともに説明します。
(西2号館5階501号室)  
『マルチメディア信号処理に関する研究』
マルチ信号処理技術は、マルチメディア時代にとって欠かせない重要な技術の一つであり、本研究室では、基礎理論に関してデジタルフィルタ、近似理論、最適化手法、マルチレート信号処理、フィルタバンク、ウェーブレット等を含むマルチスケール変換、時間周波数解析等について研究しています。また、応用に関して、ウェーブレット変換を用いた静止画像圧縮、動画像圧縮、ノイズ除去、ビデオのフリッカー低減、錯視画像解析、画像フュージョン等について研究しています。応用例の一つとして、多焦点画像合成について紹介します。
(西2号館6階613号室)
『電波で見る地球と宇宙』
本研究室では「電磁波工学が地球宇宙環境問題や自然災害軽減に活用出来ること」をテーマとして、地上観測ネットワークや人工衛星など用いた地球宇宙電磁環境に関する観測的および理論的研究を進めています。当日はヨーロッパからの最新の科学衛星データや、赤い妖精と呼ばれる雷放電に伴う発光現象、また、電磁波を用いた地震予知に用いられる観測装置等の紹介を行います。
(西2号館4階429号室)
『木星火球の観測と高速度衝突現象』
木星火球とは、木星の大気中で起こる巨大な流星現象です。その頻度は、木星以遠での小天体数に依存し、太陽系誕生のメカニズムとも関係します。2010年に続けて2例の報告があり、これまで考えられてきた以上の頻度で起きているのではないかと考えられるようになってきています。本研究室では、これを明確化させるため木星のモニター観測を行っており、当日はその観測システムを紹介します。
また、本研究室では月面への微小天体衝突を模した室内実験をJAXAの設備を使って行っており、その成果を紹介します。
柳澤 正久
(東3号館10階ロビー)
   
『電磁界シミュレーション技術の紹介』
物理現象の解明や技術開発には、電磁界(または電磁波)の様子をコンピュータで計算することが必要になります。本研究室では、いくつかの電磁界のシミュレーション技術について紹介します。
安藤 芳晃
(西2号館8階805号室)
   
『電磁環境』
電磁波を利用して、携帯電話、無線LAN、高度道路交通システムなどが続々と登場し、 わたしたちの生活はますます便利になってきた一方、電磁環境は悪化の一途を辿っています。本研究室では、環境電磁工学(EMC)に関わる物理現象を理論と実験で検証することに取り組んでいます。当日は、研究室の紹介、開発品展示および電磁界の可視化デモンストレーションを行います。
  • (新しいウィンドウが開きます)肖 鳳超
(西2号館7階701号室)
『電波で探る超高層(高度90~1000km)の乱れ構造 』
当日は以下の研究概要について紹介します。
  • 1. HFドップラ観測による電離圏擾乱と大気波動の関係の研究
  • 2. 測位衛星振幅シンチレーション多数同時観測による電離圏擾乱構造および移動特性の研究
  • 3. VHF遠距離伝搬波観測によるスポラディックEの広域構造と移動特性の研究
  • 4. 電離圏擾乱総電子数(TEC)観測におけるファラデー回転法・ 2周波位相差法・到来角法の比較研究
(西2号館5階509号室)  
『手ブレ検査装置および脈波分析システム』
企業との共同開発により製品化を行っている手ブレ検査装置および脈波分析システムについて、ポスター展示やデモンストレーションにより説明します。
(西2号館7階713号室)
『教育用6ポートコリレータ型ベクトルネットワークアナライザ』
本研究室で昨年紹介した6ポート型ベクトルネットワークアナライザは、ダイナミックレンジの向上と精度向上に着実な成果を挙げており、当日は教育支援(学生実験、企業研修等)を目的に、共同研究開発したMMIC6ポートコリレータを用いた、教育用X帯MMIC6ポートコリレータ型ベクトルネットワークアナライザの試作機を紹介し、デモンストレーション展示を行います。
(西2号館7階721号室)    
『ワイヤレス通信と高周波回路技術~マイクロ波・ミリ波受動回路の研究~』
本研究室ではワイヤレス通信に必要な高周波受動回路について研究を行っています。例えば、伝送線路、整合回路、共振器、フィルタ、バラン、分波回路、メタマテリアル回路等について設計、シミュレーション、試作実験等を本研究室独自で、また企業との連携で進めています。
和田 光司 研究室
(西2号館2階209号室)
『次世代ユーザーインターフェースの紹介』
  • 1. 脳コンピュータインターフェース(BCI):ヒトの脳波を使ってコンピュータやロボットを制御するBCIについて紹介します。特に音声信号を提示して操作する方式について研究しています。
  • 2. 脳信号処理とその応用:雑音の大きい脳波からいかに必要な情報を取り出すか。リハビリや医療に生かす試みについて紹介します。
  • 3. パターン認識、機械学習に関する研究を紹介します。
(西2号館7階706号室)    
情報数理工学コース
『シミュレーションによる次世代メモリの研究』
現在コンピュータで使われているほとんどのメモリは半導体で作られています。半導体メモリは情報の保持のために電気が必要ですので、コンピュータの使用中はメモリに常に電気を供給しなくてはならず、この消費電力が問題となっています(揮発性メモリ)。本研究室ではシミュレーションを用い、電気を供給しなくても情報を保持できる次世代の不揮発性メモリに関する研究を行っています。
(西9号館6階632号室)  
『科学技術計算のための数値解析および代用電荷法』
現在の科学技術研究・開発においては、問題とする現象等に対しある数学モデルを想定し、そこで生じる数学的問題をコンピュータによる数値計算による解く手法が重要になっています。その数値計算手法を研究するのが「数値解析」です。
当日は、数値解析とはどのような学問なのかというイントロダクションを行うと同時に,本研究室で研究している「代用電荷法」という偏微分方程式の数値解法について紹介します。
(西4号館3階302号室)  
コンピュータサイエンスコース
『Android向けのプログラム実行環境』
スマートフォンのOSであるAndroidのアプリケーション実行環境の改良を紹介します。現在のAndroidでは、「GC」と呼ばれるメモリ管理の仕事が邪魔をして、アプリケーションによってはスムーズに動作しないという問題があります。これは、Androidが採用しているGCの方式の性質により、GCの仕事の一部がアプリケーションと同時に実行できないからです。本研究室では、このような問題点のないGC方式を研究しています。当日はこの方式を搭載したAndroidを使って、デモンストレーションを交えながら、アプリケーションがスムーズに動作する実行環境を紹介するほか、本研究室で行っている他の研究も紹介します。
(西9号館5階519号室)    
『化学反応回路に関する研究』
DNAやRNAなどの生体高分子は,ワトソン・クリックの相補性に基づいて相手を選んで会合するという選択的会合性をもちます。この特徴を利用して、分子反応を利用して論理回路を構築することを探求している研究分野について解説します。
(西9号館7階733号室)  
『社会を元気にするセンサーネットとデータマイニング』
センサーネットとマイニング技術の統合による、日常生活に密着したITC技術とその応用を説明します。
  • ・電力波形マイニング
  • ・家庭用消費電力可視化システム
  • ・RFID による高齢者見守りシステム
(西9号館8階806号室)    
『コンピュータと使いやすさ(ヒューマンインタフェース)』
本研究室ではインタフェース(コンピュータとのやりとり)をいかに工夫すれば使いやすいシステムができるか、また、できあがったシステムの使いやすさをどうやって評価するかについて研究しています。具体的には、新開発した携帯型装置を用いた新しい入力方式、講義を支援するためのe-ラーニングシステム、コミュニケーションを豊かにするWEBシステム等について紹介します。
(西9号館4階434号室)    
『GPGPU技術の広がりとFPGAの応用』
GPU(グラフィックスカード)を画像処理以外の分野にも応用しようとする試み(GPGPU)が近年注目を浴びています。最初はコンピュータシミュレーションの分野から使われ始めましたが、最近では教育など他の分野でも使われ始めています。また、FPGA (Field Programmable Gate Array)を用いたハードウェアも開発中です。デモンストレーションを交えながらこれらの技術を紹介します。
(西9号館7階719号室)
『人を楽しませるゲーム認知科学』
本研究室では、将棋、囲碁などの思考ゲーム、あるいはデジタルゲームを題材に、人間の熟達者の思考を認知科学的手法で研究しています。人間の思考過程を認知科学的手法で調べ、その知見を活かして、強いAIを作るだけではなく、人間らしい思考を模倣したり、対戦して楽しいシステムを作ったりすることを目的にしています。当日は、ここ数年行なってきた「熟達者の思考や行動を模倣するAI」「思考ゲームにおける合議アルゴリズム」「焦りが思考過程に与える影響」などの研究を紹介します。
(西9号館7階716号室、8階833号室)
『変数係数線形微分方程式系の解の漸近挙動について』
単独の定数係数線形常微分方程式の一般解は指数関数の1次結合で表されます。連立の定数係数線形常微分方程式の一般解(ベクトル値関数)も同様であり、そのノルムはという漸近形をしています。ここで、a は係数行列の固有値の実部の最大値、b はその固有値の重複度と初期データで定まります。これらの既知の事実が変数係数の場合にどのように一般化されるかについて解説します。
(東1号館5階501号室)    

プレゼンテーションに関する詳細情報について

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