人間コミュニケーション学専攻
本専攻は、情報学の中でも、特に人文社会科学、メディア学、情報科学を基盤とし、人間コミュニケーション学という新たな学問研究領域の創生を目指します。その教育研究目標は、グローバル化する高度コミュニケーション社会で不可欠なコミュニケーション、メディア、ネットワークの3分野の役割と機能の分析、それらを活用して社会機構や生活環境の創造や改善を行うために必要な様々な理論と技術の教育研究、およびそれぞれの分野の諸問題を解決できる人材の養成にあります。
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講座
本専攻には、以下の3講座があります。
社会コミュニケーション学講座
情報技術を基盤としたコミュニケーション技術の社会的インパクトを分析し、社会的コミュニケーションの機能という観点から、それが準備する新たな技術・社会パラダイムの教育研究しています。また、同時に、技術と社会との相互依存関係を重視し、新たな社会的コミュニケーション機能の開発を実現するコミュニケーション技術の方向性や満たすべき条件などについて考察を展開します。そして、個人やコミュニティ、社会の諸問題解決のために、新たなコミュニケーション技術を開発、応用できる人材を育成しています。
メディアコミュニケーション学講座
高度コミュニケーション社会におけるメディアのあり方について、メディア理論、メディア技術、情報技術などの諸分野を複合的・相補的に組み合わせた視点から分析し、そこに内在する諸問題を解決する理論と技術を教育研究しています。特にメディア特有の「創発性」を重視し、豊かなコミュニケーションを成立させるメディアのあり方を、メディアコンテンツやメディアシステムの形で具体的に表出・分析・提案することのできる人材を育成しています。
情報コミュニケーション学講座
情報科学を基盤として、高度で複雑なコミュニケーションネットワークで構成された社会の諸課題を分析し、技術的・社会文化的視点から解決する方法を教育研究しています。具体的には、コミュニケーションの基盤となる情報通信関連の最新技術や様々なコミュニケーション手段とそれらを取り巻く情報環境技術を追求しつつ、応用面に内在する問題点を認識し、解決に取り組める人材を育成しています。