先端工学基礎課程
有職学生・社会人に対して「総合コミュニケーション科学」に関わるものづくりに必要な専門教育の機会を提供するため、平日の夜間と土曜日に開講している課程です。産業界における技術的課題について、その内容を工学的に読み解いて解決手段を探し出すことができる基礎力と、さまざまな分野への適応力を身につけた専門的職業人を育成します。そのために、勤労を経験しながら夜間に大学で学び、「総合コミュニケーション科学」とその基盤となる自然科学に関する知識と技術の習得に努め、広い視野から社会の発展に貢献したいという意欲に溢れる人、および、技術革新の進展や産業構造の変化に対応して、新しい知識や技術を修得し社会の発展にさらに貢献したいとする社会人を、広く受け入れます。
学習・教育目標
本学科の学習・教育目標は、情報理工学部(夜間主課程)の教育方針をご覧ください。
- 先端工学基礎課程オリジナルサイト
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課程の特徴やQ&Aなどがご覧いただけます。
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履修タイプと専門プログラム
社会人コースとインターンシップコースの2 つの履修タイプがあり、1から2年次に数学や物理学さらに電磁気学、電気回路学、プログラミング等の基礎をしっかり学んだ後、3年次からは「情報・メディア・通信」系と「電子・機械・制御」系の2つの専門プログラムのどちらかを選択し履修していきます。
履修タイプ
- 社会人コース
- 昼間に長時間働く社会人学生を対象とするコースです。1年次の社会人コースの「アカデミックリテラシー」では大学での学習のための基礎の習得を目指します。また、本コース学生の職場での経験に基礎を置いた「技術課程演習」がカリキュラムに組み込まれています。希望する学生には、本コースの学生に適した昼間の就業先(就職もしくは長期研修)を紹介いたします。
- インターンシップコース
- 社会人以外で夜間の修学を希望する一般の学生を対象とするコースです。1年次のインターンシップコースの「アカデミックリテラシー」では、実社会での自己形成の準備を目的としたキャリアデザイン教育を行います。また、現場での能力の育成を目指す企業等で一定期間の実務体験とそれに基づいた課題演習を行う「インターンシップ」がカリキュラムに組み込まれています。実務体験を行う企業等は大学が用意し、学生と相談の上で体験先を決めることになります。
専門プログラム
- 情報・メディア・通信プログラム
- 情報の生成、加工、伝送、制御などの分野を専攻するプログラムです。情報技術に関するハードウェアとソフトウェアの両面の基礎的素養を身につけ、多様な情報メディアと各種の情報通信システム、情報ネットワークに関する基本的な技術と概念を獲得した、実践力のある人材を育成します。
- 電子・機械・制御プログラム
- 知能メカトロニクス分野を専攻するプログラムです。情報、設計、生産、電子、制御といった要素技術とそれらを統合しシステム化する技術を体系的に理解し、産業製品開発のための基礎知識、思考法、および、システム化能力を身につけた、実践力のある人材を育成します。