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情報システム学研究科:学部・大学院

情報メディアシステム学専攻
講座

人間情報学講座

人間情報学講座では、人間の特性を情報システムの設計に反映させる上で規範となる知見や、情報システムの利用が人間に与える影響を予見する上で基礎となる知見を探索・蓄積することを目指し、人間自身のもつ特性について研究します。特に、人間が環境の情報を知覚・認識する際の感覚系の特性とそのメカニズムに関する研究、人間が自身の意図を実現するために外部環境に働きかける際の運動特性とそのメカニズムに関する研究、これらの機能に関わる脳内の情報処理過程や学習メカニズムなどについて研究します。これに関連して、人間の姿勢や動作など外的状態、意図・感性など心理・生理的状態を含む内的状態を観測・推定する手法や装置に関する研究を行います。〈連携機関:NHK放送技術研究所〉

情報メディア学講座

情報メディア学講座では、人間と人間、人間と情報システムのインタフェースとしての情報メディアについて研究します。具体的には、言語(音声やテキスト)および非言語コミュニケーション、複数の感覚モダリティ(視覚、聴覚、触覚、力覚など)を通じた情報のやりとり、人間の性質や状態を反映した知的ユーザインタフェースシステム、人間の知的創造的活動を支援する情報メディアについて研究を行います。

対話型システム学講座

対話型システム学講座では、人間の五感を効果的に利用した情報との対話手法の研究を行っています。ここでは、画像、音など各種メディアによる情報提示手法と出力デバイス、各種認識技術を利用した情報入力手法と入力デバイス、実世界と仮想世界を融合する対話型システム、人間の感性や想像力に働きかけるメディアアートなど対話メディアが人間に与える多様な側面を総合的に研究しています。〈連携機関:(株)日立製作所 中央研究所、(株)日立製作所 横浜研究所〉

知能システム学講座

知能システム学講座では、働き生活する人間に対する支援として、純粋な情報サービスだけではなくモノの動きを伴う物理的なサービスを重要視しています。そのため、ここではさまざまな環境の中で人間とともに行動する知能システムが教育研究の対象となっています。具体的には、物理的な行動を介して対話を図る行動メディア、日常生活の中で人間と共存するロボット、環境変化に能動的に対応する知能ロボットと知的宇宙システムの教育研究を行ないます。〈連携機関:情報通信研究機構〉

生体情報システム学講座

生体情報システム学講座では、生体における情報処理機構に関して、現代的な分子論的生物学に基づく研究を目指しています。さまざまなモデル生物の神経系について、電気生理学や遺伝子工学など最先端の実験手法を適用し、情報系としての生命や人間を特徴づける物質的、生物学的基礎について研究します。また、生物をつくる個々の要素から生物全体としてのマクロな秩序がいかに作り出されるかという複雑系の視点から、感覚情報処理の神経機構、認識と価値付けの行動への影響、さらに、細胞集団や人間社会などの複雑な系における動的秩序創発など数理モデルやコンピュータ実験により研究します。これらをあわせて、生物の持つ特徴的な情報システムの工学的応用をはかります。

制御システム学講座

制御システム学講座では、ヒューマンダイナミックスと運動制御メカニズムおよび、そのロボットへの応用に関する研究、新しい制御理論を使って現実の機械システムとくに宇宙開発に応用する研究教育を行います。

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