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国立大学法人 電気通信大学

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学域(学部)・大学院情報理工学域

情報理工学の基礎を幅広く学んだうえで専門性を高める

情報理工学域では、豊かで安全な社会の継続的な発展を支える「総合コミュニケーション科学」の創出を担う人材を育成します。そのため、情報分野、理工分野はもとより、情報と理工の融合による革新的学際分野において幅広い視野を持ち、実践的な専門知識と革新的創造力を養うことを目的に教育体制を整備しています。1年次では全学共通科目を中心に情報学・理工学全般の基礎を幅広く学び、緩やかな括りである「類」、15の「専門教育プログラム」への配属を通して専門性を高め、各専門教育プログラムでは、大学院博士前期課程(修士課程)との一貫性に配慮したカリキュラムを編成しています。

情報理工学域の学問分野

類・教育プログラム別「学べる学問」

所属する類・教育プログラム以外の学問も、幅広く履修することができます。


総合コミュニケーション科学とは

人類の持続的発展のためには、20世紀型物質文明から脱却し、「全ての人々が心豊かに暮らせる社会」を実現しなければなりません。そのためには、「人と人」「人と自然」「人と社会」「人と人工物」の間の双方向コミュニケーションを最も大切にするイノベーション(技術革新)が不可欠と考えます。電気通信大学は、コミュニケーションに関わる科学技術を融合し体系化した新しい実践的な科学技術を「総合コミュニケーション科学」として創造します。

教育方針

高度コミュニケーション社会を支えうる科学への幅広い基礎力と
高度な専門能力を養う

情報理工学域では、高度コミュニケーション社会を支える総合科学としての「総合コミュニケーション科学」に関わる科学技術の諸分野において、高度な専門能力を育み、幅広く深い教養を授ける教育を実践します。あわせて主体性・国際性・倫理意識を育み、科学者・技術者として総合的実践力ある人材を育成することを教育方針としています。
この方針に基づき、1年次は理工学全般を幅広く学び、科学の研究・実験の基礎力を身につけるとともに、人間性の陶冶に資する共通科目に全学生が取り組みます。その後3つの「類」、専門性を追究する15の「専門教育プログラム」に分かれ、4年次に研究室に所属して卒業研究に挑みます。
基礎から専門へと段階的に積み上げられたカリキュラムはひとまず学域4年間で終了しますが、さらに高度な専門性の追求を求める学生に向け、大学院教育との一貫性も有しています。

科学的思考能力の養成

教育の目的

自然科学、数学などの基礎を十分に学び、それらの知識を縦横に応用できる豊かで柔軟な科学的思考能力を養います。

カリキュラムの特徴

1年次の全員が学ぶ「共通授業科目(必修)」は自然科学全般にかかる科目を履修し、物理学と化学については、実験器具の使い方や実験の進め方、レポートの書き方などの基本を身につけます。科学に携わる基礎を確実に習得することで専門分野での選択肢を増やすととともに、幅広い応用につなげます。

科学者・技術者としての倫理意識および人間性・国際性の養成

教育の目的

科学者・技術者として社会に貢献する役割を果たすため、自分の携わる科学・技術と国際社会・環境との関わり方を意識し、高い倫理性を養います。

カリキュラムの特徴

2年次では、3つに分かれた「類共通科目」で、専門性を共有する科学の分野において大きな枠組みでの基礎力を養います。「類共通科目」は、1年次で習得した科学全般での基礎力と、3年次以降に取り組む専門性の高い教育プログラムとを結ぶ役割を果たします。科学に関わる使命感や倫理観を養うとともに、専門分野を学ぶ力を段階的かつ体系的に身につけます。

論理的コミュニケーション能力の習得

教育の目的

他人の考えを正しく理解し、自分の考えを人に正しく伝えるため、文書作成、口頭発表等を通じて正確かつ論理的に情報を伝え、効果的な討論を行うなどの能力を養います。

カリキュラムの特徴

1年次から、実験に伴うレポート作成やグループディスカッションを通じて、自分の考えや事実の伝達力を養います。3年次に専門の教育プログラムに進んで以降、特に4年次に研究室に配属されてからは研究発表によりプレゼンテーション能力を鍛えます。こうして身につけた論理的コミュニケーション能力は、社会に出てから、あるいは大学外での学会発表などに発揮されます。

教育課程

2016年度からの新カリキュラムでは、科学全般を学び自分の興味・関心や適性、能力を見極めたうえで、専門分野を選択できるよう配慮されています。


授業時間

Ⅰ類(情報系) Ⅱ類(融合系) Ⅲ類(理工系)

先端工学基礎課程(夜間主課程)