オープンキャンパス2017

電気通信大学は2018年に創立100周年を迎えます。この記念事業のひとつとして、2017年6月から全6回の公開講座を実施いたします。

講師はいずれも科学・技術の各分野の第一線で活躍する電気通信大学の研究者で、必要なモノ・サービスが情報理工学によってもたらされ、人々が活き活きと快適に暮らすことのできる「超スマート社会」の実現を目指すための最先端の科学・技術について分かりやすく解説し、未来社会も展望します。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

*参加希望申し込みが予想以上に多いため、会場を変更しましたのでご注意ください。

会場 第6回 講堂
次回開催日 2018年1月20日(土曜日)
人が言葉を覚える仕方と人工知能が言葉を覚える方法についてお話します(南 泰浩 教授)
時間 14時00分から15時30分まで
参加方法 参加は無料。どなたでも入場できますので、会場まで直接お越しください。4回以上出席した方には修了証を発行します。
新しいウィンドウが開きます 事前申し込み いただくとスムーズに入場できます。
お問い合わせ 総務課広報係
電話番号:042-443-5019
メールアドレス:kouhou-k@office.uec.ac.jp
-超スマート社会の実現を目指す最先端の科学・技術研究-
日程 担当教員 テーマ(タイトル)
第1回

6月17日(土曜日)

14時00分から

15時30分
※終了しました

髙玉 圭樹 教授
第2回

7月29日(土曜日)

14時00分から

15時30分
※終了しました

前川 博 教授
第3回

8月5日(土曜日)

14時00分から

16時00分

※終了しました
鈴木 勝 教授
田仲 真紀子 助教
第4回

9月9日(土曜日)

14時00分から

15時30分

※終了しました
山尾 泰 教授
第5回

11月18日(土曜日)

14時00分から

15時30分

※終了しました
稲葉 敬之 教授
第6回

1月20日(土曜日)

14時00分から

15時30分

※終了しました
南 泰浩 教授 人が言葉を覚える仕方と人工知能が言葉を覚える方法についてお話します

【第1回】
人工知能の次は何か? 宇宙システムからヘルスケアまで、今までの常識の変革に迫ります 髙玉 圭樹 教授(情報学専攻)

人工知能は、最近、人間を超えてきているという話がいろいろなところで聞かれるようになりました。例えば、アメリカの大手コンピュータメーカーのIBMがつくったWatsonは、2010年にクイズ番組で人間のチャンピオンに勝ちました。クイズに勝つには、問題の意図をとらえ、それから正解を引き出す必要があります。さらに、いち早く回答権を得るために、問題文を予測する能力も要求されます。そのような能力を初めて実現したということで、非常に脚光を浴びました。


【第2回】
21世紀スマート輸送機器開発をめざしています-課題解決型研究の展開- 前川 博 教授(機械知能システム学専攻)

高校生のみなさんが、物理で習う「斜方投射」では、ボールを遠くに投げたときに放物線を描いて飛んでいきます。しかし、実際にボールを投げた場合は異なります。なぜでしょうか? ボールが飛ぶときには「空気力」、つまり空気抵抗があるので、放物線よりも飛距離が短くなります。
空気抵抗を考慮した物体の運動は、電気通信大学では1年生の物理学概論で学びます。


【第3回】
ナノトライボロジーで超低摩擦をめざします 鈴木 勝 教授(共通教育部)

1966年にイギリスで「ジョストレポート」という報告書が発表されました。これは、摩擦によってどのくらいの経済的な損失が発生しているかを見積もったレポートです。その結果、当時で約5.5億ポンド(5,000億円)の損失が発生していると見積もられたのです。具体的にはどのような損失が起こっているのでしょうか。摩擦や摩耗によって、機械が壊れたり、部品を交換したりする必要が生じます。


2光でDNAを調べる、操作する-超スマート社会における個別化医療に向けて- 田仲 真紀子 助教(基盤理工学専攻)

DNA(デオキシリボ核酸)は、チミン(T)、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)という4つの塩基で作られ、二重らせん構造をとっています。ここに、生命の遺伝情報を保管しています。
この塩基の配列をRNA(リボ核酸)に「転写」して、配列を「翻訳」することで、私たちに必要なタンパク質を作り出しています。この考え方を「セントラルドグマ」と呼んでいます。


【第4回】
社会に拡がるワイヤレス通信技術-IoT、ITS、RF-ID、スマートデバイス、5G- 山尾 泰 教授(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)

今から50年前、13歳のときにラジコン飛行機に出会い、夢中になりました。地方の大会などにも参加して、初心者の部で優勝したこともあります。その写真が当時の「ラジコン技術」という雑誌に載っています。
お金のない中学生が作るラジコンなので、エンジンの出力と方向舵をコントロールするだけの2チャンネルのラジコンでした。しかし、無線操縦という当時の最先端技術に出会ったことが、今の自分につながっています。


【第5回】
安全運転支援や自動運転を実現するための認知手段である電波センシング法 稲葉 敬之 教授(機械知能システム学専攻)

自動運転車の話題は、近年ニュースやCMなど生活の様々な場面で見聞きすることも多くなりました。実際に、市販されている車の中には危険を察知し、システムがブレーキを掛けたり、渋滞時に運転手が操作したりすることなく走行するシーンといったことも見かけることもあるでしょう。まさに夢の車の登場という皆さまの期待も高くなってきています。

2017年11月18日 開催


京王線 調布駅下車 中央口改札 中央口より徒歩5分
注:駐車場はございませんので、
お車でのご来場はご遠慮ください。

交通アクセスの詳細は、
下記リンクをご覧ください。

交通・学内マップ

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