学科からのメッセージ

情報・通信工学科はその名の通り、情報処理と通信に関わる幅広い学術分野の中で、ハードウエアとソフトウエアの面白さを同時に体感できる学科です。たとえば、私たちにとって身近な携帯電話について考えてみましょう。メール送受信や日本語入力などの基本ソフトウェアの技術、音楽を臨場感たっぷりに聴くための音響処理の技術、より美しい写真やムービーを楽しむための画像処理の技術、高速かつ省電力で動作可能な無線通信回路の技術、さらに情報・通信を含む「予測」「設計」「制御」を目的とした科学技術の応用に対して基盤となる数理科学・計算科学など、これらはまさに本学科で学べること（のごく一部！）です。

高校生のときに「大学で何を勉強したいか？」「将来何になりたいか？」をはっきり決めることは難しいかもしれません。本学科は入学してから自分の適性を知り、情報と通信、さらにソフトウェアとハードウェアの中で何を勉強したいのかをじっくり考えるチャンスが多いこともメリットです。私たちの生活を身近で支えている情報処理と通信の技術を学んでみたいという方は是非、本学科の門をたたいて下さい。みなさんには情報・通信工学科で、視野を広く持ち、将来を見据えて、充実した大学生活を送っていただきたい思います。