平成23年度国立大学法人評価において、「外部資金獲得における特筆すべき成果」が、全国立大学法人の中で最上位に評価
2012年11月12日
平成23年度に係る業務の実績に関する評価結果等について
~外部資金獲得の成果が最上位に評価~
このたび、文部科学省国立大学法人評価委員会から、各国立大学法人の平成23年度に係る業務の実績に関する評価結果が公表されました。
本学は、評価項目「財務内容の改善」において、5段階中最上位の評定である「特筆すべき進捗状況にある」との評価を受けました。これは、本学の継続的な外部資金獲得に向けた取組みとその成果(法人化後3倍増で全法人中最高)が評価されたものであり、本評定を受けたのは、全国立大学法人の中で本学だけです。
その他にも「高度ICT試作実験公開工房」「学生メンター制度」「学術相談制度」「東日本大震災におけるボランティア学習支援」の取組事例が紹介されています。
本学では、今後とも教育、研究、業務運営等の改善・充実に取組んでまいります。
- 国立大学法人電気通信大学の平成23年度に係る業務の実績に関する評価結果(抜粋)
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- (2)財務内容の改善に関する目標
- 【評定】中期計画の達成に向けて特筆すべき進捗状況にある
- ○これまでの取組に加え、新たに学内競争的資金制度である研究・教育活性化支援システムにおいて、外部資金獲得を目指す研究課題を公募により選定して支援したほか、外部産学連携イベント等で研究成果を積極的に公開し、企業とのマッチングを図るなど、引き続き外部資金の獲得に向けて意欲的に取り組み、受託研究、受託事業及び寄附金による外部資金比率は法人化以降最高の20.1%(対前年度比3.6ポイント増、対平成16年度比13.6ポイント増)となるなど取組の効果が現れており、評価できる。
- 【評定】中期計画の達成に向けて特筆すべき進捗状況にある
- (2)財務内容の改善に関する目標
- 【平成23年度評価】国立大学法人・大学共同利用機関法人の改革推進状況(抜粋)
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- *情報通信技術分野における創造的な実践教育の推進教育を目的とした、「高度ICT試作実験公開工房」を開設し、大学院生及び若手研究者等が自ら高度情報通信技術に基づいたシステムを創造・試作・実験し、成果を広く公開できる環境を提供している。
- *上級生が下級生の学習や生活の助言を行う学生メンター制度を導入し、履修申告期間に合わせた4月と10月に相談を受け付けている。
- *企業等が抱える技術課題等に応えるため、新たに「学術相談制度」をスタートさせ、学術相談から共同研究、受託研究への発展を目指している。
- 東日本大震災からの復旧・復興に向けた国立大学法人等の取組(抜粋)
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- *福島県いわき市、双葉町等から調布市の避難所に避難した小・中・高校学校生に対して、学習室に教材、器材、文房具を配備し、学生ボランティア20名、教員4名を派遣し、個別指導的な学習支援を行っている。
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国立大学法人評価委員会の評価結果全文、本学が提出した業務実績報告書等については、下記をご覧ください。
- (新しいウィンドウが開きます)文部科学省 国立大学法人等の平成23年度評価結果について(抜粋)(PDF:117KB)
- 国立大学法人電気通信大学の平成23年度に係る業務の実績に関する評価結果(PDF:174KB)
- 平成23事業年度に係る業務の実績に関する報告書(PDF:435KB)
- 本評価で紹介された取組の詳細については、下記をご覧ください。
- (新しいウィンドウが開きます)高度ICT試作実験公開工房(ピクトラボ)
- 学術相談制度