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お知らせ

【報告】本学卒業生が青年海外協力隊として任国へ出発

2014年10月02日

国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊としてアフリカのスーダンへ派遣される鈴木智也さん(量子物質工学科卒業)、同じくアフリカのウガンダへ派遣される遠藤久美子さん(量子物質工学科卒業)が、それぞれ出身県庁の訪問や本学関係者への挨拶を終えました。

鈴木さんは、今年3月に本学を卒業し、大学時代に得た知識と経験を活かして、スーダンの東部にあるカッサラ州の農業省へ配属され、女性の収入向上や生活向上支援活動を行う予定です。
鈴木さんは、「現地の人との交流を通し、現地の人が望む活動をしたい。そして、”鈴木智也”がいてよかったと言われて日本に帰ってきたい」と話していました。

遠藤さんは、今年3月まで岩手県の中学校で臨時講師として務めた後、これまでの経験を活かし、ウガンダの東部にある中高女子校で理科教育の支援活動を行う予定です。
遠藤さんは「現地の女性たちが理数科目へ興味を持つことで、大きな夢をつかむ手助けをしたい」と話していました。

派遣期間は2年間、遠藤さんは10月6日にウガンダへ、鈴木さんは10月14日にスーダンへ出発する予定です。

最後に、二人から在校生に向けて
「きっと電通大生の中にも、このような技術協力に興味のある学生がいると思う。今後は、そういう学生の応援もしていきたい」と話しています。

岩手県庁訪問時の遠藤さん(一番右)
梶谷学長顧問訪問時の鈴木さん