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お知らせ

【報告】次世代スパコンを駆使し脳機能の解明と脳型人工知能の開発に挑む

2016年07月06日

本学は、国内の4機関と共同で、スーパーコンピュータ「京」の後継機となるポスト「京」を駆使し、脳のビッグデータ解析および全脳シミュレーションと脳型人工知能アーキテクチャに関する7課題の共同研究を実施することが決定しました。

ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題(9重点課題)を実施する日本の大学や研究機関は2015年から活動を開始していますが、去る6月24日に文部科学省より4つの萌芽的課題の実施機関が発表されました。本プロジェクトはその1つで、実施にあたっては、沖縄科学技術大学院大学を代表機関とし、京都大学、理化学研究所、東京大学と本学が参加します。

本学からは山﨑 匡 助教 (情報・ネットワーク工学専攻)が参加し、ヒト全小脳に匹敵する規模の小脳モデルの構築と、大脳小脳連関シミュレーションを担当します。

今後、2020年を目標に開発がすすめられているポスト「京」の稼働に向けて、今後4年間にわたってアプリケーションの開発や研究開発を行い、「脳機能の解明」と「脳型人工知能の開発」に取り組みます。