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お知らせ

【報告】第107回研究開発セミナー「健康長寿社会に向けて、人工知能と人間力の融合・連携」

2017年02月03日

日時 2017年1月26日(木)13:00~17:50
場所 創立80周年記念会館 3階フォーラム
主催 研究推進機構 産学官連携センター
共催 産学官連携センター事業協力会
後援 一般社団法人目黒会(電気通信大学同窓会)
開催案内

第107回研究開発セミナー「健康長寿社会に向けて、人工知能と人間力の融合・連携」が、2017年1月26日(木)午後に 電気通信大学創立80周年記念会館3階フォーラムで開催されました。HQOL(High Quality of Life)に向け、医療行為から健康・予防・ヘルスケアーへの取組が益々重要となっている現在の状況において、「IoT・ICT・人工知能がヘルスケアー・HQOL社会に果たす役割は何か、人間力との連携・融合をどのように図ったら良いか」について、産官学それぞれの立場からご講演いただきました。

まず、来賓挨拶・講演として経済産業省ヘルスケアー産業局情報政策課の江崎禎英課長より「健康・先進国日本へ~次世代に向けた・総合ヘルスケアー政策~」を、次に株式会社ソニーコンピューターサイエンス研究所シニアリサーチャーの桜田一洋氏より「人間能力(バイオ分野)とIoTの融合によるヘルスケアーの未来」をご講演いただきました。その後、本学情報理工学研究科の栗原聡教授に「人工知能は未来をどう変えるのか」、同坂本真樹教授に「人間力(感性)を尊重した人工知能に向けて」、同小泉憲裕准教授に「医デジ化(Me-DigIT)による医療技能/技術の再構築~超音波による診断・治療統合技術~」の講演をしていただきました。さらに、SENSY人工知能研究所の渡辺祐樹代表より「パーソナル(感性)人工知能プラットホーム SENSY」についてご紹介いただきました。

参加者は84名、会場は大入り満員状態でした。セミナーに参加された多くの方々から、「大変有意義な役に立つセミナーであった。今後に活かしたい」との評価をいただきました。

(企画・司会・報告:久野 美和子(産学官連携センター客員教授))

経産省ヘルスケアー産業局 江崎禎英課長の講演
経産省ヘルスケアー産業局 江崎禎英課長の講演
講演会の様子
講演会の様子
>開会挨拶(三橋理事)と講演者
開会挨拶(三橋理事)と講演者(左から順に、桜田氏、栗原教授、坂本教授、小泉准教授、渡辺氏)