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お知らせ

【報告】インド・ムンバイ国立化学技術研究所副学長のGanapati D. Yadav特別教授と学部長の Bhalchandra M. Bhanage教授が来学

2017年02月27日

インド・ムンバイの国立化学技術研究所(Indian Institute of Chemical Technology (ICT), Mumbai)のGanapati D. Yadav特別教授とBhalchandra M. Bhanage教授が2月24日に本学を訪問されました。同研究所は、トムソン・ロイターの被引用インパクトにおいてインドの大学、研究機関の中でトップにランキングされています。多くの教授、准教授、研究員のほか、大学院生、学部生が在籍し、博士学位も授与している大学相当の国立研究機関です。

Yadav特別教授はそのICTの副学長で、また、インド科学アカデミーフェローでもあり、また、インド研究協議会議長を務め、触媒研究に対して多くの賞を受賞しているなど、インド化学技術を先導する著名な研究者です。

Bhanage教授はICT, Mumbaiのインフラ・キャンパス開発部長を務め、一方、CO2活性化触媒開発研究で多くの業績をあげています。JSPSフェローで東北大学で研究経験を持ち、東京大学とも共同研究を遂行しており、親日家の、躍進目覚しい研究者です。

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日本とインドとの間では日印自然科学協力事業が実施されていますが、今回その事業の一環として来日され、その機会に本学を訪問し、学長表敬に続き、基盤理工学専攻、燃料電池イノベーション研究センター(岩澤研)にてC1ブロックやバイオマスの触媒転換などトピカルな話題での公開セミナーを行い、岩澤研の若手研究者への技術指導・助言を行い、懇談の機会を持ちました。Yadav特別教授・副学長は、今後ICTやインド研究機関と本学との研究交流が進展し、両国間の学術協力関係が一層強化されることを期待したい旨述べられました。