第53回 脳科学ライフサポート研究センターセミナー【7月20日開催】
2017年06月19日
中国のロボット販売台数は4年連続で世界No. 1となっています。その中でも、外科手術ロボットは、産業用ロボットに続いて将来第2位の売上規模になると予想されています。外科手術ロボットは、統合医学、ロボット工学、材料科学、機械工学、コンピュータおよび情報技術をインテグレーション(総合)する必要がある複雑なロボットシステムです。この高度な技術の応用は、伝統的な外科技術に大きな変化と効果をもたらしています。
本講演では、外科手術の動向を紹介した上で整形外科手術、インターベンション手術、低侵襲内視鏡手術の3つの側面からロボット手術の研究状況を紹介します。医療ロボット開発の分野では、外科手術ロボットのダヴィンチと比べて、過大な外科手術スペースが要求されず、外傷が少なく、手術後の回復が速い単孔式外科手術ロボットが、次世代の手術ロボットプラットフォームとして期待されています。
日時 | 2017年7月20日(木)13時00分から14時30分 |
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場所 | 電気通信大学 東3号館301会議室
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講師 | 曹 其新(CAO Qixin)(上海交通大学 機械と動力工程学院・教授、脳科学ライフサポートセンター 客員教授) |
司会 | 姜 銀来(JIANG Yinlai)准教授(脳科学ライフサポート研究センター) |
題目 | 外科手術におけるロボット技術応用の現状と動向 |
参加費 | 無料(予約不要) |
問い合わせ先 | 山田幸生(脳科学ライフサポート研究センター 特任教授) メールアドレス:yukioyamada@uec.ac.jp 電話:042-443-5220 |
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