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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【報告】インドネシア・バンカ島の学生および教職員7名と研究交流を実施

2018年10月22日

JSTさくらサイエンスプラン(科学技術振興機構の日本・アジア青少年サイエンス交流事業)により、インドネシア・バンカ島の学生と教職員7名が本学を訪問し、田中健次研究室(情報学専攻)の石垣陽特任助教と10日間の研究交流を行いました。
初日には福田 喬学長と面談し、バンカ島での環境問題について情報交換しました。
バンカ島は世界有数のスズの産地として知られ、その殆どはハンダの原料として使われており、私たちの生活とも密接に関わっています。また同島のスズ鉱山ではウランやトリウム等の天然放射性物質も一緒に算出され、周辺土壌が非常に高い放射線量を持っています。
田中研究室では現地の鉱山局と連携し、スマートフォンを使った安価な放射線計測技術や、作業者・地域住民の放射線リテラシー向上に向けた教育・能力開発のフィールドワークを行っています。
研究交流には協力者のブルゴーニュ・フランシュ=コンテ大学(フランス)のFederico Tajariol准教授も参加し、市民リスクコミュニケーションのあり方について活発な意見交換がなされました。また本学のインドネシア人留学生4名も参加し、交流を行いました。