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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【報告】道根百合奈さんに日本学術振興会育志賞を伝達

2020年03月06日

米田研究室の道根百合奈さん(基盤理工学専攻博士後期)に対し、福田学長から日本学術振興会育志賞を伝達いたしました。

平成21年、上皇陛下は御即位20年に際し、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するため、日本学術振興会に御下賜金を授けられました。同会では、若手研究者の養成を図ることを目的として、我が国の学術研究の発展への寄与が期待される優秀な大学院博士課程学生を顕彰することとし、 同賞を平成22年度に創設しました。昨年度までに157名が受賞しています。

第10回となる令和元年度は、大学や学会から175名の推薦があり、18名が選出されました。
本学では道根さんが初の受賞者です。

当初、授賞式は2020年3月4日に日本学士院で開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を考慮した結果、開催中止となり、3月6日に本学において伝達を実施いたしました。

【研究テーマ】
紫外光励起オゾン混合ガス回折光学素子の研究

道根百合奈さんと福田学長
道根百合奈さんと福田学長
受賞者から

この度は、日本学術振興会の育志賞という栄えある賞を受賞させて頂きました。
電気通信大学ではレーザー新世代研究センターの米田研究室に所属し、受賞させていただいた研究テーマに加えて、X線自由電子レーザー施設SACLAでの世界最短波長のレーザーに関する研究、spring8でのレーザー加工物理の研究、J-PARCではレーザー荷電変換に関する研究、地球温暖化の研究など、自由に活動させていただきました。研究以外にも、セイワ・オプティカル様での丁稚奉公のような光学薄膜製作現場の体験や、中学高校生や企業、国研の研究者の方々にレーザーを教える活動をしたり、企業の製品評価を依頼されたりなど、色々と機会を与えて頂き、やってきたことが評価して頂けたのだと思います。サポートしてくださった皆様に深く感謝申し上げます。