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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【ニュースリリース】株式会社タスキ、国立大学法人電気通信大学、感性AI株式会社は、 三者共同で「最先端テクノロジー活用による不動産価値流通の研究」を開始

2020年11月16日

本学、株式会社タスキおよび感性AI株式会社は、「最先端テクノロジー活用による不動産価値流通の研究」をテーマとする産学連携共同研究を開始します。

具体的な研究テーマは「AIを活用した不動産価値流通の可視化の研究」および「スマートシティにおけるVR活用の研究」の2本柱であり、ライフステージに寄り添う〝ライフプラットフォーマー″を掲げる株式会社タスキと、人工知能とイノベーションにおける専門的な知見を有する電気通信大学坂本真樹研究室、および言語情報等から印象を数値化し、定量評価できるサービスを提供している感性AI株式会社が協働で取り組みます。

不動産業界の課題と本研究の目指すもの

不動産業界は情報の非対称性が大きく、オープン化されていないデータが数多くあります。取引に際しても、売り手と買い手、貸し手と借り手の間に情報格差が生じています。不動産の買い手や借り手は設備や家賃、間取りだけでなく、物件に関連する様々な情報をもとに購入・入居を判断しています。加えて、周辺に飲食・医療・娯楽などの施設がどれだけあるか、治安や騒音はひどくないか、駅や道路は混雑していないかなども重要なパラメータとなっています。 加えて、今日においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で人の移動が制限されたことにより、買い手や借り手によるこれらの情報の取得が困難な状況になっています。

このような状況を打開するため、「いつでも、どこでも」オンラインで正確な情報が取得できるプラットフォームの構築を目指し、本研究に取り組みます。

不動産価値流通の可視化とVR活用に、さらにAIの機械学習や画像解析技術を組み込むことで、現況の改善だけでなく、新たな市場の開拓も可能になると考えています。

詳細はPDFをご覧ください。