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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【報告】福島邦彦氏に特別栄誉教授称号を授与

2020年12月01日

2020年11月24日に、福島邦彦氏に対する特別栄誉教授の称号授与式を挙行いたしました。
福島特別栄誉教授は、1970年代から、現代の人工知能技術を支えるニューラルネットワークの研究を推進し、深層学習(ディープラーニング)の基本アーキテクチャである「コグニトロン」、「ネオコグニトロン」および「選択的注意機構のモデル」などを世界に先駆けて考案しました。

これらの業績により、科学技術長官賞等国内外の多数の著名な賞を受賞され、高く評価されています。今回の称号授与は、人工知能技術の基盤を築くという極めて顕著な功績に加え、本学に在職した1999年から2年間において、講義や研究指導を通じて、後進の育成に尽力されたことを高く評価したことによるものです。

授与式後には、田野俊一学長や指導教員として福島特別栄誉教授から指導を受けた庄野逸教授(情報学専攻)らと懇談を行いました。福島特別栄誉教授は、現在も研究者として活躍されており、本学で行われている人工知能研究と脳科学関連の研究を結び付けた革新的な研究への寄与が期待されます。

授与式の様子
田野学長と福島特別栄誉教授(右)
集合写真