【ニュースリリース】電通大がお台場ヴィーナスフォートにて「見えない液晶」の技術を提供 ～日本初の常設イマーシブシアター「ヴィーナスオブトーキョー(Venus of TOKYO)」にて～
2021年06月30日
石垣陽特任准教授（情報学専攻）は、株式会社DAZZLE（ダズル）がお台場ヴィーナスフォートにオープンした日本初の常設イマーシブシアター「ヴィーナスオブトーキョー(Venus of TOKYO)」にて、「見えない液晶」の技術を提供し、新しい視覚体験を実現しています。
【使用している技術について】
電気通信大学ではこれまで、直線偏光や円偏光を組み合わせることで、肉眼からは映像を見ることができない「見えない液晶」と呼ばれる技術を研究してきました。これらの研究成果はデジタルサイネージやプロジェクション技術、あるいは眼科用医療機器に広く応用されています。
今回、この「見えない液晶」の技術が「Venus of TOKYO」のミステリアスなムード漂う会場の演出に採用され、メインフロアのヴィーナス像をはじめ、限られた人にしか見えない不思議な絵画など、最新のデジタル演出が実現されています。
【イマーシブシアターについて】
イマーシブシアターとは、2000年代にロンドンでスタートし、近年ではニューヨークを中心に人気を博す新しい演劇の形で、観客が演者と同じ作品空間に同居しながら物語の一部として作品に参加できるという特徴があります。
「Venus of TOKYO」は、出演者全員が声を発さず、演者も観客も一切セリフを発することなく、ダンスと一部のナレーションのみで進行します。
【Venus of TOKYOについて】
開催期間：2021年6月5日(土)〜2022年3月末頃予定
公演タイムテーブル：6月5日(土)〜6月30日(水)までは平日・土日祝日に関わらず毎日12:30 開演 / 15:30 開演 / 18:30 開演
※開場は開演の30分前
※所要時間：約90分
※休演日：基本無休、ヴィーナスフォートの規定に準ずる
場所：お台場ヴィーナスフォート2F「Venus of TOKYO」（教会広場前）
住所：東京都江東区青海1丁目3−15
詳細はPDFをご覧ください。
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参考リンク
- （新しいウィンドウが開きます）Venus of TOKYO（特設サイト）