【報告】UEC 国費留学生特プロが「スピン物理とディープラーニングと国際社会実装を結ぶ」ワークショップを実施
2023年06月01日
本学は2件の国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム(特プロ)としてMICH(Student Development Program for Multifaceted International Collaboration Hubs)とAiQuSci(Fusion of AI and Quantum Sciences for Developing Innovative Human Resources: Global Education Program in the COVID-19 Era)に選定されています。情報理工学研究科全体が協力母体となっており、プログラムの国費留学生達の研究テーマは情報系から理工系までの広範な分野に広がっています。
情報理工学の基礎の体験的学修のために、"From Spin Physics over Deep Learning to Social Implementation -- the Shortest Route"と題する講義と演習とQ&Aからなるワークショップが、5月9日(火)、10日(水)、16日(火)、17日(水)の4日間実施されました。特プロ国費生以外の留学生と日本人学生も参加し、以下の効率的かつ俯瞰的な共修をするワークショップを実施しました。
- セッションA:スピン系の物理の講義でスピングラスを学ぶ(尾関之康教授(基盤理工学専攻))
- セッションB:その特性をニューラルネットワークのメモリストレージに活かす方法を学ぶ(Matuttis Hans-Georg教授(機械知能システム学専攻))
- セッションC:多層化したネットワークに基づくディープラーニングによるコンピュータビジョンを学ぶ(庄野逸教授(情報学専攻))
- セッションD:KENYI MANZU GERALD SIMONさん(共同サステイナビリティ研究専攻博士後期2年)とMONDAL DEBRUPAさん(情報・ネットワーク工学専攻博士後期2年)の2名の学生プレゼンターによる国際社会実装に関する研究発表から機械学習に基づく洪水予測や雷観測データによる豪雨予測を学ぶ
講演の録画と演習の教材は以下のウェブサイトに掲載されており、学内からの閲覧が可能です。
- (新しいウィンドウが開きます)UEC International Education Center (IEC)
- ※ UECアカウントによるログインが必要です。
国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム(特プロ)の詳細は、以下でご確認いただけます。