ここから本文です

イベント情報

脳科学ライフサポート研究センターセミナー【2月26日開催】

2016年02月04日

ヒューマン・マシン・インターフェースは、生体信号を使ってロボットハンドや義手のような外部機器を制御する学際的研究分野です。その中で、表面筋電図(EMG)を利用した研究が重要視されています。表面筋電図は、筋収縮に伴う筋繊維の電気活動を皮膚表面に置いた電極で非侵襲に計測された信号で、筋電信号を用いた制御(筋電制御)は切断者や障害者のための義肢とリハビリ装置を制御するのに有効な手段として研究されています。ノイズが混入した表面筋電図と制御指令とを関連づけることは、筋電制御における難題の一つです。
本講演は、多機能義肢を高精度で制御する筋電制御アルゴリズムの最新の研究を解説し、また、機能的電気刺激(FES)を用いたリハビリシステムについても紹介します。

脳科学ライフサポート研究センターセミナー
日時 2016年2月26日(金曜日)13時00分から14時30分
場所 東3号館 306教室
講師 張 定国 准教授(上海交通大学 機械工学科)
司会 姜 銀来 特任准教授(脳科学ライフサポートセンター)
題目 Electromyography (EMG)Applications for Rehabilitation and Prosthesis(リハビリと義肢に対する表面筋電図の応用)
※英語での講演となります。
参加費 無料
問い合わせ先 山田 幸生(脳科学ライフサポート研究センター 特任教授)
メールアドレス:yamada@mce.uec.ac.jp
電話番号:042-443-5220