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イベント情報

第104回研究開発セミナー【4月15日開催】

2016年03月25日

最近のセンサー技術の進歩により、小型化・無線化技術が身近なものになってきました。生体情報の取得においては、複数あるいは種類の異なる生体情報の同時計測、無拘束な測定方法等により、多種の生体情報が計測可能となっています。解析方法も従来の定型的解析法の他にゆらぎ解析やカオス解析が行われるようになってきました。今回のセミナーにおいては、(1)脳波と脈波の同時計測、 (2)筋電図と筋音図の同時計測、(3)睡眠の無拘束計測等、小型化・無線化技術によって実現した計測方法と評価方法を解説いたします。これらの技術は 介護施設や在宅における見守りシステムに利用可能であるばかりでなく被験者の健康度評価にも適用されます。このように小型化・無線化技術は多くの利点があります。皆様のご参加をお待ちしています。

小型化・無線化によるストレスのない生体情報の検出
-感性研究、リハビリ、睡眠分野への応用と評価-
日時 2016年4月15日(金曜日) 13時00分から17時30分
場所 東7号館(産学官連携センター)4階
主催 産学官連携センター
産学官連携支援部門
共催 産学官連携センター事業協力会
後援 一般社団法人 目黒会(電気通信大学同窓会)
定員 50名
参加費 3,000円 (資料代、飲み物代を含む)
電気通信大学産学官連携センター事業協力会会員および学生は無料
プログラム
1. 開会挨拶
中嶋 信生(産学官連携センター長 特任教授)
2. 小型化・無線化技術の生体計測分野への適用の意義と実用性
坂本 和義(産学官連携センター 客員教授)
3. 健康度を計測するための小型化・無線化生体情報測定機器
苗 鉄軍 氏((株)TAOS研究所 代表)
4. 脳波・脈波同時測定による飲料の香り効果の評価
宮崎 正巳 氏(早稲田大学 人間科学学術院 人間情報科学科 教授)
5. 筋電図・筋音図同時測定によるリハビリ評価
脇元 幸一 氏(医療法人社団 清泉クリニック整形外科 代表)
                 嵩下 敏文 氏(同 理学診療部長)
6. 睡眠の評価法の解説:睡眠のメカニズムと良い睡眠技術の取得法
橋本 修左 氏(武蔵野大学 名誉教授 生理人類研究所所長)
7. 睡眠における寝具の役割:快適な寝具とは
中村 勤 氏(西川産業(株) 顧問)
8. 小型・無拘束センサーを用いた睡眠評価システム
~介護施設の高齢者の睡眠評価~
神谷 昭勝 氏((株)TAOS研究所 執行役員)
9. 質疑と討論(参加者)
企画/司会 坂本 和義(産学官連携センター客員教授)
お申し込み 参加ご希望の方は、以下の申し込みフォームからお申し込みください。
または、御氏名、ご連絡先をご記入の上、ファックスにて産学官連携センター研究開発セミナー担当までお申し込み下さい。
ファックス番号:042-490-5727