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イベント情報

脳科学ライフサポート研究センターセミナー【6月21日開催】

2016年05月26日

MRIの脳解剖画像から脳の局所的な灰白質容積を計算するvoxel-based morphometry(VBM)という手法があります。近年、このVBMを使って、特定脳部位の局所的な灰白質容積と個人のもつ性格やスキル、あるいは学習過程などとの関連が研究されています。
さて、スポーツと一言にいっても、競技によって向いている性格、必要な運動・認知スキルは様々ですし、実施するトレーニングの内容も違いますから、VBMとの相性はよさそうです。VBMを用いた神経解剖学的なアプローチが、スポーツを支える神経基盤の理解に役立つことを示すために、ここ数年進めているスポーツVBM研究の結果をいくつか紹介します。

脳科学ライフサポート研究センターセミナー
日時 2016年6月21日(火曜日)16時15分から17時45分
場所 東4号館802会議室
講師 荒牧 勇(中京大学大学院 体育学研究科 教授)
司会 宮脇 陽一(准教授)
題目 スポーツとvoxel-based morphometry(VBM)
講座内容
  • 1)スプリンターと長距離選手の脳構造の差について
  • 2)試合での実力発揮能を予測する脳構造について
  • 3)トレーニングによる脳の変化について
  • 4)一流選手の脳について
参加費 無料
予約 不要
問い合わせ先 山田 幸生(脳科学ライフサポート研究センター 特任教授)
メールアドレス:yukioyamada@uec.ac.jp
電話番号:042-443-5220