第9回文部科学省「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」シンポジウム【1月24日開催】
2016年12月05日
本事業「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点形成プログラム」は、光科学技術に関するポテンシャルを有する複数の研究機関がネットワーク研究拠点を構築し、今後求められる新たな発想による最先端光源等の研究開発を進めるとともに、当該分野を担う若手人材の育成を図ることを目的とし、キーテクノロジー研究開発の推進「光・量子科学研究拠点形成に向けた基盤技術開発」の一環として、関東拠点(幹事機関:東京大学)と関西拠点(幹事機関:大阪大学)の2拠点体制にて、平成20年度より開始しました。
本事業の推進にあたっては、光科学技術のシーズと他分野や産業界等のニーズのマッチングを効果的に図るため、プログラムディレクター及びプログラムオフィサーの指揮のもとで、毎年1回以上、双方のネットワーク研究拠点が参画した合同シンポジウムを開催することとして、今回は関東拠点が幹事となって開催します。
本シンポジウムでは、光拠点事業報告のみならず、戦略的創造研究推進事業の紹介、光拠点事業でサポートしてきた若手研究者による成果報告など、参画機関の研究者だけでなく我が国を代表する光科学技術分野の研究者に講演をいただく予定です。同時に、本事業のビジョンや現状、今後の計画の紹介を行うことにより、参加者同士の活発な議論・意見交換や本事業の更なる認知度向上を目的としています。
日時 | 平成29年1月24日(火) 11時00分から17時20分まで | |
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場所 | 弘済会館(東京都千代田区麹町5-1) | |
主催 | 文部科学省、電気通信大学、東京大学、大阪大学 | |
共催 | 日本原子力研究開発機構、京都大学、分子科学研究所、理化学研究所、慶應義塾大学、東京工業大学 | |
プログラム | 11:00 | 開会の辞 加藤 義章(総括PO・光産業創成大学院大学) |
11:10 | 挨拶 |
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11:30 | 関西での光拠点研究の進展オーバービュー 兒玉 了祐(拠点責任者・大阪大学) |
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11:55 | 関東での光拠点研究の進展オーバービュー 三尾 典克(拠点責任者・東京大学) |
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12:20 | 昼食 | |
13:20 | パワーレーザーを用いた極限科学とその展望 尾崎 典雅(大阪大学) |
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13:40 | フェムト秒光周波数コムによる精密分光の展開 吉岡 孝高(東京大学) |
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14:00 | 原子レベルで動作する世界最速の量子シミュレーター 大森 賢治(分子科学研究所) |
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14:20 | スピン注入に伴う光学的非線形効果 -室温円偏光発光ダイオード- 宗片比呂夫(東京工業大学) |
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14:40 | アト秒現象の第一原理シミュレーション (CREST「新たな光機能や光物性の発現・利活用を基軸とする次世代フォトニクスの基盤技術」からの話題提供) 石川 顕一(東京大学) |
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15:00 | ハイパワーレーザーが拓く超高強度テラヘルツ表面波フォトニクス(さきがけ「光の極限制御・積極利用と新分野開拓」からの話題提供) 時田 茂樹(大阪大学) |
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15:20 | コーヒーブレイク | |
15:35 | ポスターセッション (17:20まで:全部で120枚程度。一機関10枚程度) |
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17:30 | 懇談会 (19:30まで) |
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