第49回 脳科学ライフサポート研究センターセミナー【4月19日開催】
2017年03月21日
この20年間で、数多くの研究が運動により脳機能が向上することを明らかにしてきました。一方、我々人類が直面している健康問題の多くは身体活動量が不十分であること(不活動、physical inactivity)に起因しており、事実、不活動は生活習慣病だけでなく精神疾患(アルツハイマー病、うつ病、など)の危険因子にもなります。ところが、実験動物の身体活動に着目した研究はこれまでほとんど行われておらず、不活動が脳機能にどのような弊害をもたらすかも明らかにされておりません。そこで本セミナーでは、そもそも運動と身体活動の違いについて理解を深め、1)身体活動量の減少が脳機能に及ぼす弊害、2)体内埋込型活動量計を用いた実験動物における身体活動研究の新展開、について紹介します。
日時 | 2017年4月19日(水)13時00分から14時30分 |
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場所 | 電気通信大学 東3号館306会議室
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講師 | 西島 壮(首都大学東京 人間健康科学研究科ヘルスプロモーションサイエンス学域 スポーツ神経科学研究室・准教授) |
司会 | 狩野 豊 教授(共通教育部) |
題目 | 身体活動と脳機能の相互連関 |
参加費 | 無料(予約不要) |
問い合わせ先 | 山田幸生(脳科学ライフサポート研究センター 特任教授) メールアドレス:yukioyamada@uec.ac.jp 電話:042-443-5220 |
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