脳科学ライフサポート研究センターセミナー【3月2日開催】
2018年02月08日
痛みの緩和は、いずれの骨関節疾患においても対処すべき重要な課題です。なかでも、長引く痛みである慢性痛は心身に影響を及ぼし、患者の活動性や生活の質を低下させます。このような痛みに対してさまざまな治療が実施されますが、できるだけ身体的負担が少なく効果的な治療法が理想的です。
今回紹介する集束超音波治療は、体表に侵襲を与えることなく、多数の強力超音波を体内で集束させて熱による蛋白変性を利用し標的部位を治療します。これをMR画像の誘導により、安全にピンポイントの疼痛緩和治療が達成できます。この治療効果を生かして、痛みを伴う骨転移、慢性の腰痛や膝痛に対する治療を実施してきましたので、その成果と今後の課題について発表いたします。
日時 | 2018年3月2日(金)13時00分から14時30分 |
---|---|
場所 | 電気通信大学 東3号館306会議室
|
講師 | 川﨑 元敬 氏(高知大学 医学部 整形外科・講師) |
司会 | 小泉 憲裕 准教授(機械知能システム学専攻) |
題目 | 集束超音波を利用した骨関節疾患に伴う慢性痛の治療 |
参加費 | 無料(予約不要) |
問い合わせ先 | 山田 幸生(脳科学ライフサポート研究センター 特任教授) メールアドレス:yukioyamada@uec.ac.jp 電話:042-443-5220 |
- (新しいウィンドウが開きます)電気通信大学 脳科学ライフサポート研究センター