脳科学ライフサポート研究センターセミナー【5月18日開催】
2018年04月24日
機能性物質の創製や新学問領域の開拓では、生物に学ぶ方法論は1つの重要なアプローチで、光を生みだす生物発光も科学の発展に大きく貢献してきました。
多くの発光生物の光る機能は、ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応と呼ばれる化学反応によって発揮されます。この化学反応は、反応に使われるルシフェリン分子数当りの光子の生成数(量子収率)が高く、様々な色の光を生みだし、点滅のような巧みな反応制御もなされる高機能な反応であり、基礎化学の視点でも魅力的な研究対象です。本学は、生物発光の基礎化学と応用で世界をリードしています。
本講演ではホタルの発光を例に、化学研究の歴史から最近の基礎と応用の研究の発展状況を解説し、科学の常識であるホタルの発光の仕組みと利用するための基礎の理解を助けたいと考えています。
日時 | 2018年5月18日(金)13時00分から14時30分 |
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場所 | 電気通信大学 東3号館306会議室
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講師 | 平野 誉 教授(基盤理工学専攻) |
司会 | 丹羽 治樹 特任教授(脳科学ライフサポート研究センター ) |
題目 | ホタルの光の化学:基礎と応用の最前線 |
参加費 | 無料(予約不要) |
問い合わせ先 | 山田 幸生(脳科学ライフサポート研究センター 特任教授) メールアドレス:yukioyamada@uec.ac.jp 電話:042-443-5220 |
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