第7回アフリカ開発会議(TICAD7)サイドイベント【8月27日開催】
2019年07月29日
共同サステイナビリティ研究専攻では、8月下旬に横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)の公式サイドイベントとしてセミナーを開催します。
本セミナーでは、ウスビ・サコ氏(京都精華大学学長)とゾヂ・チカタ氏(ガーナ大学アフリカ研究所所長)が登壇し、西アフリカのマリおよびガーナの農業を事例として持続的発展に向けた課題と可能性を議論します。
どなたでも自由にご参加いただけますので、ご関心のある皆様は、奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。
日時 | 2019年8月27日(火曜日)15時30分から17時00分 | |
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場所 | パシフィコ横浜 展示ホールB06 (神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1) |
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主催 | 東京外国語大学・東京農工大学・電気通信大学共同サステイナビリティ研究専攻、京都精華大学 | |
後援 | 東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター | |
申込 | 不要(参加費無料) | |
プログラム | 15時30分から 15時35分 |
開会の辞・趣旨説明 武内 進一(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター長) |
15時35分から 15時55分 |
講演1 西アフリカの開発に向けた可能性と課題 ―マリの持続的な農村再開発を考える ウスビ・サコ(京都精華大学学長) |
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15時55分から 16時15分 |
講演2 西アフリカにおける持続的開発の可能性と課題 ―ガーナに焦点を当てて ゾヂ・チカタ(ガーナ大学アフリカ研究所所長) |
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16時15分から 16時25分 |
コメント1 ガーナにおけるカカオベースのアグロフォレストリーの挑戦 千年 篤(東京農工大学教授) |
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16時25分から 16時35分 |
コメント2 気候変動対策における情報通信技術の利活用の可能性 山本 佳世子(電気通信大学教授) |
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16時35分から 17時00分 |
質疑応答 | |
その他 | 日英同時通訳付き | |
問い合わせ先 | 東京外国語大学大学院総合国際学研究科 共同サステイナビリティ研究専攻 メールアドレス:sus_tufs@tufs.ac.jp 電話&FAX:042-330-5876 |
講演趣旨
講演1. 西アフリカの開発に向けた可能性と課題 ―マリの持続的な農村再開発を考える
マリは西アフリカのなかでも特に潜在的な稲作生産力の高い国であり、ニジェール公社が重要な役割を果たしてきた。しかし近年、急激な人口移動により都市人口が急増し、農業従事者の減少に政情不安が重なって食料不足が顕在化している。講演では、マリの生活改善と人々の生計向上につながる新たな農業政策・計画について考える。講演2. 西アフリカにおける持続的開発の可能性と課題 ―ガーナに焦点を当てて
ガーナはココアなど一次産品生産に依存し、その価格変動から大きな影響を受けてきた。とはいえ、その持続的発展を考えるうえで、農業がきわめて重要であることに変わりはない。講演では、農業生産の8割を占める小農部門に焦点を当て、それが土地、労働、技術、グローバル市場との関係で困難を抱えていることを示すとともに、対策について考える。- (新しいウィンドウが開きます)共同サステイナビリティ研究専攻オリジナルサイト