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国立大学法人 電気通信大学

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イベント情報

多摩地区の5大学標準化講座 国際標準化(ルール形成づくり)のための集中講義 【9月7日~13日開催】

2022年08月09日

多摩地区の5つの大学(電気通信大学、東京外国語大学、東京農工大学、東京学芸大学、一橋大学)は、経済産業省および産業界と連携し、グローバルに活躍できる国際標準化人材育成を促進するために、昨年度に引き続き、ルール形成の実務家による集中講義を開催します。

1.概要

この共同授業は、国が主導する「標準化官民戦略会議」の後押しをうけて、東京外大、東京農工大、電通大からなる西東京三大学連携を基礎に、さらに一橋大と東京学芸大が協力して実施される日本で初めての画期的な講義です。「標準化」とは、工業規格などの技術の普遍的な基準を確立することであり、技術の普及や発展の前提を整えることを意味します。それはしばしばたんなる「規格化」と混同されますが、「標準化」とはそれ自体が国際ルール作りの闘争であり、ダイナミックな交渉や調整のフィールドです。我が国では、この「標準化」への取組みが欧米や中国などに比べて弱かったために、技術開発の面での成功を、国際競争力での優位性に結び付けることに失敗してきたという苦い歴史をもっています。「標準化官民戦略会議」はこうした反省にのっとり、企業経営のトップに「標準化」が技術開発と並行した国際ルール作りの戦場であるという自覚を持たせるとともに、これから国際社会で活躍する若いエリート人材のなかにも、「標準化」についての理解とセンスを涵養しようと試みています。多摩地区の五つの大学はその問題提起に呼応し、経済産業省や産業界の支援を受けつつ、また文理協働の観点から東京外大のような文系の大学も交えて、今回の特別な集中講義を実現することになりました。

2.講義日程等

実施日時

  • 2022年9月7日(水)~2022年9月13日(火)
  • 13時00分~18時00分(各日90分×3コマ) 計15コマ
  • ※9月7日(水)のみ10時40分~18時00分(予定)

場所

B棟2階202教室(対面授業又は一部オンライン)(予定)

授業科目名

学域特別講義B('22標準化)、大学院特別講義('22標準化)

講義概要

※多摩地区国立5大学の学生は、単位互換制度により履修することができます。
詳細は、各大学の教務担当課にお問い合わせください。

問い合わせ窓口

教務課学域教務係、大学院教務係
電話番号:042-443-5074
メールアドレス:kyomu-k@office.uec.ac.jp