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受賞・表彰

桂川眞幸教授(先進理工学専攻)らの共同研究が科学技術振興機構の2011年度事業成果例に選出

2012年10月12日

桂川眞幸教授(先進理工学専攻)と長谷宗明准教授(筑波大学 数理物質系)の共同研究が科学技術振興機構(JST)の2011年度事業成果例に選出されました。

【題目】
シリコン原子の振動を利用した新原理の周波数コムを初観測!
—光通信を1000倍高速化する基盤技術開発に貢献—

【概要】
原子の集団振動を操作する新技術の開発により、全く新しい原理に基づく「周波数コム」の生成に成功しました。周波数帯で100テラヘルツ帯まで伸びており、結晶性固体として世界初。この周波数コムを変調光として光ファイバーに取り込むことができれば、現在の1000倍となる1Tbps(毎秒100テラビット)の超高速データ通信が可能な新しい光源が実現します。