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国立大学法人 電気通信大学

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産学官連携活動:研究・産学連携

研究開発セミナー

産学官連携センター産学官連携支援部門では、担当する特任教員が活躍する研究分野において最先端の研究を行っている講師陣をコーディネートし、技術の最新情報と開発動向、適用製品の開発状況や市場の展望等をテーマにしたセミナーを年4回にわたり開催しています。

対象

本学教職員・学生、民間等外部の機関の技術者および研究者等

第130回研究開発セミナー【10月12日ハイブリッド開催】

今後は、サイバー世界と物理世界が人工知能 (AI) 技術で融合され、IoT端末台数の増加、アプリケーションの多様化が想定され、より多くの情報量の転送が必要となると予測されます。現状の通信路の物理的容量は、単純なビットの伝送手法ではシャノン限界で制限されてしまうため、通信性能の向上がユーザ需要の増加に対応できません。
そのためには、革新的な技術のブレークスルーが必要となります。コンテキスト情報(周囲情報など)、セマンティック情報(データの意味に関する情報)等を含めた多面的情報(Multi-faceted Information)を利用して、従来の限界を超えた情報量を転送できるメタネットワーキングへの検討を促進する必要があります。

第130回研究開発セミナーでは、今年新設されたメタネットワーキング研究センターの研究をご紹介します。
本センターでは、コンテキスト情報(周囲情報など)、セマンティック情報(データの意味に関する情報)等を含めた多面的情報(Multi-faceted Information)を利用して、従来の限界を超えた情報量を転送できるメタネットワーキングを提案しています。メタネットワーキングは、多面的情報に基づき、ネットワークエンティティ間の連携で以下の実現目指します。

  • 情報密度の向上:さまざまなネットワークエンティティからの知識を使用して、データに含まれる情報密度を向上
  • 協調型進化:最先端のAI手法を利用して、さまざまなネットワークエンティティ間の分散的協調で革新的な進化型制御を実現
  • 受信者に最適なサービス:さまざまなサービスの需要、データの特徴を定量化し、活用することで、それぞれの受信者に最適なサービスを提供

これらを早期に実現するため、世界中の著名な研究者と連携し、世界を先導するネットワーキング研究拠点を構築するとともに、それを基盤として国内外の基幹的教育研究機関との国際的学際的教育研究環境のもと自らの発想をもって未踏の領域を切り拓くための考える力と行動力を兼ね備えた人材を育成することを目的としています。
台湾からの招待講演者、本学研究者と直接交流頂けるCoffee Blakeを設けますので ご自由にご歓談下さい。

第130回研究開発セミナー
日時 2023年10月12日(木曜日)15時00分から17時50分
開催方法 電気通信大学100周年記念ホールおよびZoomによるハイブリッド開催 ※対面参加については、会場規模の関係から定員に上限がございます。対面参加の可否についてはお申込み締切後(10月10日(火))にご連絡差し上げます。
主催 電気通信大学産学官連携センター
後援(予定) 一般社団法人 目黒会(電気通信大学同窓会)
一般社団法人 首都圏産業活性化協会(TAMA協会)
多摩信用金庫
参加費 無料
お申し込み方法 参加ご希望の方は下記お申込みフォームに必要事項を記載してご登録ください。 申込み締切り:
 【対面】10月5日(木)まで
 【オンライン】開催当日まで申込み可能
プログラム 15時00分から
15時05分
開会挨拶
小花 貞夫 理事(研究・産学官連携戦略担当)
15時05分から
15時10分

来賓挨拶

増子 喬紀 氏(総務省総合通信基盤局 電波部 移動通信課 新世代移動通信システム推進室長)

15時10分から
15時35分

メタネットワーキング研究センターの紹介

策力木格(情報・ネットワーク工学専攻 教授)

15時40分から
16時10分

招待講演
「III 5G, ADV Technologies, and Way Forward to 6G」

Director Mingzoo Wu 氏(台湾 Institute for Information Industry:III)

16時10分から
16時30分
休憩
研究事例紹介
16時30分から
16時55分

研究紹介1
「自己抽出型異常情報を用いた連合学習によるIoT向けゼロデイ攻撃検知」

山本 嶺(情報学専攻 准教授)

16時55分から
17時20分

研究紹介2
「深層学習を活用したデータ駆動型無線通信」

須藤 克弥(情報・ネットワーク工学専攻 准教授)

17時20分から
17時45分

研究紹介3
「遠隔インタラクションの実現に向けたアンドロイドアバターの研究開発」

仲田 佳弘(機械知能システム学専攻 准教授)

17時45分から
17時50分
閉会挨拶
大須賀 昭彦(産学官連携センター長)
問い合わせ窓口 電気通信大学産学官連携センター
メールアドレス: onestop@sangaku.uec.ac.jp

第129回研究開発セミナー

過去の研究開発セミナー

第126回以前の開催については産学官連携センターウェブサイトをご覧ください。