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学長室から:大学案内

第23号 電力は不足しているか?

2011年06月27日

いよいよ本格的な夏がやってきました。昨年の猛暑が思い出されます。

平成23年7月1日からは、法律に基づく電気の使用制限が発動されます。本学調布キャンパスの使用電力の上限は、昨年の夏の最大使用電力の85%にあたる4,054KWとなります。
本学では、この電力使用制限に対処するため、「緊急電力不足対策本部」を設置し、対策の計画と運用にあたっています。電力使用量の「見える化システム」を導入するとともに、電力使用量を監視しながら予測値を出し、設定された三段階の使用予想値レベルに応じた電力使用制限(空調や照明などの使用制限や停止など)を学内に指示する体制をとっています。

ところで、電力はほんとうに不足しているのでしょうか?たしかに、今夏の電力供給量は昨年の電力使用量の最大値を下回りますから、その差が不足することになります。しかし、昨年の使用量は果たして必要不可欠な量だったのでしょうか?言いかえれば、無駄な電力は使用していなかったのかという視点で見直してみる必要がありそうです。特に、家庭やオフィスでは、人がいない部屋で照明がつけっぱなし、大きな部屋で一人しかいないのに、全部の照明がついていた、なんてことはありませんでしたか?空調についても同じことです。もしかしたら、15%程度の無駄をしていたかもしれません。このような、当たり前のちょっとした心がけが節電の第一歩であり、非常に重要だと思います。
このような電力供給量の制限は今後長期的に継続すると予想されます。だからこそ、われわれ一人一人が電気を大切に使うという心構えを身につけ、習慣化することが極めて重要だと考えています。そこで本学は、教育や研究に直接影響を及ぼす電力使用の制限は極力避けるべきと考え、まずは無駄な電力使用を徹底的に排除することを基本とする対策をとっているのです。

本学の対策は、教職員はもとより、学生諸君も含めた全ての電通大キャンパス滞在者の心構えにかかっています。そして、そういう習慣を身につければ、当然ながら家庭での節電にも、日本全体の節電にも貢献できるはずです。
本学は、「緊急電力不足対策本部」ではなく、「電力無駄使い撲滅本部」とすべきでした。

皆さん、電力は不足していないのです!

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