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概要

UEC WOMAN No6 Campus

3年佐藤菜笑さん情報理工学部情報・通信工学科3年広島県立廿日市高等学校出身専門コースの学びと留学経験を通じて多様な価値観に触れ、将来はIT分野で起業したい3年次からは専門コースに分かれ、いよいよ専門分野にしぼった学びが中心となります。私は情報通信システムコースを選択。専門科目を学ぶなかで感じるのは、1年次からの勉強が生きてくるということ。たとえば「あの方程式は、これをやるために必要だったんだ」など、今まで頭で理解していたことをどう使えばよいのかがわかり、「腑に落ちる感覚」に手応えを感じています。電通大の留学制度を利用して2回、留学しました。最初は1年次の終わりに5週間、中国のハルビンに短期留学。さらに2年次が終わった3月から翌年1月まで、3年次を留年して北京に長期留学をしました。北京への留学前に中国政府公認の中国語検定HSKの5級にパスしなければならなかったため、語学力を高めるため、個人的に台湾にも約3週間留学をしています。北京への長期留学を決めた理由は、中国語ができたら自分の可能性が広がり、就職に有利になると考えたからです。しかし、実際に留学をしてさまざまな価値観をもった人たちと交流するうちに、意識が変わりました。たとえばパソコン一つで仕事をしている日本人女性。それまでは大企業に勤めたいとばかり考えていましたが、彼女のような働き方をしている方と出会い、また、さまざまな人から刺激を受け、将来は好きなIT分野で起業したいと考えるようになりました。現在は大学で学びながら、ベンチャー企業で営業などの仕事もしています。これからは専門分野の勉強を深めるともに、中国語に磨きをかけ、自分の好きな道を進んでいける実力をつけていきます。1限目おすすめ科目「情報通信システム実験」実験と課題に取り組みクリアする4週間かけて1つの実験に取り組む授業。音声から雑音を除去するためのプログラムを完成させる、音声の実験が印象的でした。「コンピュータネットワーク」ネットワークの仕組みを知る普段使っているパソコンのネットワークが、どのような仕組みで動いているのかを理解することができ、ユーザーとしても興味深い内容でした。3年次前期時間割月火水木金キャリア教育演習2限目回路システム学情報理論電気数学解析電磁気学3限目4限目5限目回路システム学演習信号処理論論理回路学Technical English-Basic for Science外国語とその運用A[中国語]解析電磁気学演習情報通信システム実験第一1限目3年次後期時間割月火水木金キャリア教育演習2限目符号理論計測工学電子回路学3限目通信システム学4限目5限目外国語とその運用B[中国語]Technical English-Intermediatefor Scienceコンピュータネットワーク情報通信システム実験第二A情報通信システム実験第二BCOLUMN留学制度電通大では海外の26校と学生交流協定を結び、派遣留学制度を設けています。「語学留学」の期間は約1カ月、「交換留学」の期間は約1年です。大学では留学資金の一部補助もしており、欧米だけでなく、中国をはじめとするアジア圏の国、オーストラリアなどを対象としています。語学力の強化、技術的分野でのコミュニケーション能力を鍛え、国際的な場で活躍する人材を育成します。8UEC WOMAN in Campus