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概要

UEC WOMAN No7 Campus

電通大でのわたしの学び1限目2限目3年次前期時間割月火水木金人間機械システムキャリア教育演習リーダー基礎制御工学および演習Technical English3限目電子回路-Basic Englishおよび演習マシンfor ScienceデザインⅠ4限目機構要素設計5限目現代の教育熱力学および演習知能機械工学基礎実験Ⅰ3年次後期時間割月火水木金1限目材料工学流体力学2限目および演習現代制御工学3限目4限目計測システム工学マシンデザインⅡ5限目健康の科学Technical English-IntermediateEnglish for Science知能機械工学基礎実験Ⅱ3年畠山菜緒さん情報理工学部知能機械工学科3年青森県立青森東高等学校手軽に脳の測定ができるシステムを開発し、認知症の早期発見に役立てたいおすすめ科目「マシンデザインⅠ・Ⅱ」納得できるものづくりに挑戦自分で機械を設計する授業です。前期は機械用の専門的な部品を作り、後期は身近なものを設計。5人グループでおもちゃのショベルカーを作るというユニークな課題もありました。「知能機械工学基礎実験Ⅰ・Ⅱ」計測するスキル、書く力が高まる制御やコンピュータなどに関する実験をしてレポートを提出。自発的に手を動かしてデータをとり、レポートをまとめることで実力がつきます。私が育った青森県は現在、急速に高齢化が進んでいます。そこで高校3年生の時に興味を持ったのが、脳科学の分野や医療機器の開発です。地元に貢献したいという思いと、東京の大学で学びたいという希望、学費免除の制度があることから電気通信大学を志望しました。脳科学は未発達の分野であり、将来伸びる可能性が高いという考えもありました。現在、特に意欲的に取り組んでいるのが、設計と製図の授業です。「マシンデザイン」という授業では、2年次に学んだ製図の基礎を応用し、自分で一から機械を設計。機械の大きさや形など、すべてのデザインを自分で決めることができ、設計の楽しさと手応えを感じています。3年次の夏、企業の技術部門でインターンシップを経験したことも大きな学びにつながりました。それは「仕様を満たし、コストを抑える」ことの大切さです。それまでは授業でコストの話を聞いてもいまひとつ理解できなかったのですが、実際に企業の現場を経験させていただいたおかげで、理解が深まりました。今後、進めていきたいと思っているのは、他大学の医学部との連携によって認知症のメカニズムを解明する研究です。マウスの脳に光を当てて、脳内の物質がどのように変化するのかを計測する実験に興味を感じています。脳内の血流などを測定できる家庭用の安価な装置を開発できれば、認知症の早期発見につながり、多くの人の役に立つ可能性があります。将来は大学院に進学し、その分野の研究を深く掘り下げたいと考えています。8UEC WOMAN in Campus