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オープンキャンパス・進学説明会:入試案内

平成25年度第1回オープンキャンパス 公開研究室一覧 情報理工学部 総合情報学科

情報理工学部総合情報学科では、次の研究室が研究内容を公開します。

開催時間

11時00分から15時00分(随時入場可)

公開研究室一覧

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
メディア情報学コース

【情報通信】

『インタラクティブシステム』
本研究室で研究開発をしてきたインタラクティブシステムの各種技術に関してスライドを使用して説明します。
    尾内 理紀夫・岡部 誠 研究室
(西9号館7階711、713号室)

【情報通信】

『メディアコンテンツの分析・デザイン』
動画とCGを中心にしたメディアコンテンツの分析・デザイン・制作をおこなっています。兼子の本来の専門はメディア理論・イメージ理論ですが、研究室では理論を応用して実際のコンテンツやサービスをつくることをしています。たとえば動画配信と漫画を組み合わせて何かあたらしいことができないか、SecondLifeのようなWEB3D空間を使って教育をおこなうことができないか、動画を意味的に検索するシステムをつくることができないか、などが課題です。当日は研究例のデモンストレーションをおこないます。
(西6号館4階402号室)

【情報通信】

『人間の知能を超えるエージェントが未来を変える』
コンピュータの中で複数の賢いエージェントがやりとりすると、何か起こりそうな気がしませんか? 本研究室では、このような相互作用から生まれる不思議な創発現象(例えば、3人寄れば文殊の知恵など)の謎を解き明かすとともに、その知見を応用しています。当日は、宇宙輸送機(HTV)のカーゴレイアウト最適化、複数ロボットの宇宙太陽発電衛星の組み立て、睡眠状態を把握するエージェント、交渉力を鍛えるエージェントなどを紹介します。また、本研究室取り組んでいる「金星に打ち上げた人工衛星」や「宇宙用ローバ」のデモンストレーションも行います。
(西6号館3階307、309号室)

【情報通信】

『機械学習と画像認識』
近年ビッグデータの解析などで、機械学習は社会的に注目を集めています。当日は、修士・学部学生などの機械学習の画像認識等への応用研究を展示し、学生による紹介を行います。
(東3号館8階821号室)

【情報通信】

『自然界のメカニズムをお手本として未来のコンピュータを創る!』
未来のコンピュータの実現に関する研究を紹介します。「認知計算」関連では、脳のメカニズムを応用したロボット制御などの研究を紹介します。「量子コンピュータ」関連では、量子計算の効率的シミュレーション法について、また、「ゲーム情報学」関連では、コンピュータ大貧民の最強プログラムについて、パネルやデモンストレーションを交えて紹介します。「高性能計算」関連では、最近注目を集めている GPGPU(汎用画像処理ユニット)を用いた超高速並列計算について説明します。さらに、「自然言語処理」や「オープンソースソフトウェア」関連の最新のアプリケーションも紹介します。
(東3号館8階807号室)

【情報通信】

『音を自在に操る -プライベートな音空間の創造を目指して-』
世の中には聞きたい音に聞きたくない音、自然音に人工音、いろんな音が溢れています。そんな音を自在に操れるようになれば、もっと楽しいコミュニケーションが創れる、そんな思いで音に関わる研究を行っています。まだ、デモらしいデモもないですが、これからの音研究の目指すところ、具体的にやろうとしていることなどを紹介し、ディスカッションできればと思っています。
(東3号館6階608号室)

【情報通信】

『音声言語情報処理』
【雑音除去・音声強調】
音声信号から雑音を取り除いたり、音声信号を選択的に強調するなどして、人間が聞きやすい、あるいは自動音声認識しやすいようにする技術を研究しています。
【言語識別】
言語によって異なる音の種類や配列パターンを分析し、その言語の特徴をモデル化することにより、言語を自動識別します。その手法として非負値行列因子分解、条件付き確率場、ニューラルネットワーク、連続音素認識を用いて研究をしています。
(西3号館5階505号室)

【情報通信】

『人間の知性を増幅するインタラクティブシステム』
本研究室では、Intelligence Augmentation(人間知性の増幅)をスローガンに掲げ、Webテクノロジーを核として知性を増幅するためのソフトウェアテクノロジーの研究開発を進めています。特に、
(i) Learning Creation: 新しい学習環境の創造、
(ii)eLab:研究活動支援環境の構築、
(iii)ExpA:体験・経験から得られる知識の増幅支援の3テーマを取り上げています。当日は、実際に開発したシステムのデモを紹介します。
(西3号館3階303号室、305号室)

【情報通信】

『人間の知覚特性を利用したインタラクティブシステム』
当日は以下の研究を紹介します。
  • ・徳利のトクトク感再現
  • ・歯磨き感拡張
  • ・円筒状触覚ディスプレイ
  • ・触覚スティック
  • ・ぬめり錯覚
  • ・ライン触知覚
(西3号館4階401号室)

【社会基盤】

『心理、認知、言語』
人間の心について実験的・計量的な手法を用いて研究しています。言語、記憶、知覚、パーソナリティなどの心的機能に関する研究、コーパスを用いた自然言語処理的な研究などを紹介します。
久野 雅樹 研究室
(東1号館5階509、510号室)

【ものづくり技術】

『メディアアートとデザインの研究室@UEC』
新素材と情報技術を芸術に応用する研究に取り組んでいます。 現在進める3つのプロジェクトを中心に、展示を交えながら紹介します。
  • ・磁性流体のアートプロジェクト「突き出す、流れる」
  • ・跳ね星 スマートボールプロジェクト
  • ・Blooming Space 花と空間のインタラクションデザイン
(西3号館1階109号室、113号室)

【情報通信】

『人の認知特性を利用した言語による感性評価システムとテキストに適した色彩を提案するシステム』
本研究室では、人がもつ様々な認知能力に着目しながら、言語による感性評価やテキストデータの処理によって多様なシステムの開発を行っています。当日は、「ふわふわ」「もふもふ」といった擬音語や擬態語などの言語が表す情報を定量化するシステムと、入力テキストに適した色彩を提案するシステムのデモンストレーションを行います。ぜひ実際に、最近気になる擬音語や擬態語などを入力してみてください。
(西6号館5階501号室)

【情報通信】

『医療画像などの画像処理に関するテーマ』
  • ・Bayes 推定を用いた医用画像再構成に関する研究
  • ・医用画像の識別に関する研究
  • ・視覚モデルに基づいた画像処理に関する研究
    • ・視覚モデルのニューラルネットワーク
    • ・視覚モデルによるパターン分類に関する研究
(西3号館3階309号室)

【情報通信】

『視覚情報処理(Visual Computing)』
人間がいとも簡単に行っている視覚情報処理をコンピュータで実現するための技術とその結果を利用した画像/生成技術に関する研究を行っています。コンピュータに対する、直観的、かつ、違和感の無いインタフェースを実現するために、視覚情報に基づいた人間とコンピュータの対話モデルについて検討を行っています。具体的には、画像処理の分野では、基板検査補助、医療画像の領域分割手法の検討、視覚情報を用いたインタフェースの分野では、エクササイズ支援、プレゼンテーション支援システムの検討、情報可視化の分野では、ドライバの補助を目的に、夜間や雨天時に見えにくくなった道路の区画線の可視化手法等について研究を行っています。
(西6号館2階207号室)

【情報通信】

『バーチャルをリアルに変える映像投影技術』
最新の映像投影技術を使って、バーチャルな世界をリアルに体験してもらいます。
  • ・凹凸のある室内壁面を使った大画面映像投影
  • ・透明人間体験システム
  • ・バーチャル着せ替えシステム
  • ・ボールをぶつけて壁を壊す対話型プロジェクションマッピング
  • ・触って操作できるバルーン型ディスプレイの展示
  • ・対向車が透けて見える運転支援システム、等々
(西9号館6階608号室)

【情報通信】

『画像・映像認識とWebマルチメディアマイニング』
本研究室では、デジタルカメラで撮影した画像や、テレビ放送やビデオカメラで撮影した映像から、人間にとって有用な情報を計算機を用いて自動的に抽出する研究を行っています。大量のデジタル画像や映像の記録が容易にできる今日、計算機が画像・映像の意味内容を理解し、人間に代わって多くの画像・映像情報を「見る」ことが重要な技術となっています。
当日は、大量のYoutube動画からの特定動作シーンマイニング、大量の映像に対するシーン認識、スマートフォンによるリアルタイム食事画像、Twitterからのイベント画像検出などのシステムの紹介とデモンストレーションを行います。
(西9号館7階704号室)

【情報通信】

『高信頼ソフトウェアの自動合成』
本研究室では、形式手法と呼ばれる数学に基づくソフトウェア開発手法に関して研究しています。一般に形式手法では、デバッグの代わりに定理証明によりプログラムの正しさを保証します。我々は形式手法をさらに発展させ、過去のソフトウェアの微細化で得た部品を結合することで、新規の要求を完全に満たすアルゴリズムを自動的に合成する開発手法の構築を目指しています。
当日は定理証明器のデモンストレーションを交えながら、形式手法とソフトウェア合成に関して説明します。
(東3号館8階817号室)

【情報通信】

『進化計算と多目的最適化』
"情報をまるで生物のように扱い、進化させる進化計算という新しい計算法があります。進化計算は、生物進化(自然淘汰・交叉・突然変異)の過程を模倣し、工学的にモデル化して構築されたコンピュータアルゴリズムです。この方法は、最適化・確率的探索・学習アルゴリズムとして広く利用され、産業界でも新しい設計手法として積極的に適用されています。
本研究室ではとくに複数の目的関数を同時に最適化する多目的最適化問題に有効な進化計算法を研究しています。例えば、自動車の設計では走行性能と価格を同時に改善すべきですが、これらの間にはトレードオフの関係があり、走行性能の高い自動車は高価格に、低価格な自動車は走行性能を落とさざるを得ません。このように一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ない背反の関係にある目的を同時に最適化するのが多目的最適化です。本研究室では、進化計算の仕組みを紹介し、多目的最適化問題を進化計算で解くデモンストレーションを行います。
(西6号館2階205、206号室)

【情報通信】

『スマートフォンで月に行こう! ~画像と電波と拡張現実~』
iPhoneやandroidなどのスマートフォンを利用した自律分散システム、高精度位置推定システムの研究を行っています。具体的には、(1)画像と電波を同時に処理し、高精度に位置を求めるユビキタスシステム、(2)スマートフォンで制御された複数の小型探査ロボットを使った自律協調探査の研究などです。また、月探査ロボットの性能評価のため毎年アメリカの砂漠で実験も行っています。オ当日は、今実験に使用している小型ロボットのデモンストレーションを行う予定です。
(西6号館5階501号室)
経営情報学コース

【ライフサイエンス】

『人間を知る -モデル化による人間の理解-』
パネル紹介
人間にとって最も興味深い対象のひとつは人間自身です。そして、科学が進歩するほど、人間自身に対する新たな研究分野が発展しています。本研究室では、人間を主な研究対象として、種々の工学的観点から人間をモデル化し、人間自身に対する理解を深めることを目標にしています。
(西5号館4階402号室)

【情報通信】

『ことばを科学する -Web工学、自然言語処理、認知科学-』
インターネットにおいて、情報を伝達する主な媒体は「ことば」です。ウェブ(WWW)から必要な情報を探し出したり(情報検索・抽出、ウェブマイニング)、WWW上にある大量の情報を整理して提示したり(情報分類・要約・組織化)するのを計算機で実現するためには、ことばの工学的処理が必要になります。また、そのためには、われわれ人間が脳や心の中でどのようにことばを理解しているのか(言語理解・認知)を科学的・実験的手法を用いて知る必要があります。本研究室では、以上のようなことばの工学的処理と科学的解明を二本柱として、ことばに関するさまざまな研究を行っています。当日は、ウェブマイニングや言語情報処理に関して本研究室で開発しているシステムのデモンストレーションを通じて、研究内容に直にふれてみてください。
(西5号館7階713号室)

【社会基盤】

『次世代信頼性・安全性システム』
    インターネット・GPSより送信される全世界にて稼働中の製品Aの状態監視データに基づく信頼性・安全性向上に関する研究
  • (1) 状態総合監視システム
  • (2) 品質信頼性統合データベース(DB)
    (状態総合監視DB、故障メカニズムDB、顧客情報DB)
  • (3) 信頼性メカニズムシミュレータ
    (設計最適化・故障予測シミュレーション)
  • (4) 顧客別リスクコミュニケーションシステム
    (余命診断、最適点検・交換時点の決定と通報)
(西5号館6階602号室)

【社会基盤】

『サービス・サイエンス -品質向上手法を製品だけでなくサービスや教育にも!!-』
製品の品質の管理・改善には、長年の品質管理分野の研究の蓄積があります。しかし、現在、世界経済において70%以上という大きな割合を占めるようになったサービス分野の質に、単純に拡張することはできません。なぜなら、製品とサービスや教育の品質向上の大きな違いは、提供者側と受け手側の異質性にあるからです。例えば、教育の場合、学生さんには個人特性や学習意欲、志向性、あるいは受講前能力に‘個人差’があり、教師から同一の授業を受けても、理解度も、満足度もかなりバラツクのです。授業の理解度や成長を個人差情報を考慮して解析することで、次の一歩が見えてきます。病院サービスやカフェへの要望も、住んでいる地域や、家族構成によって大分異なります。どの地域に、どのような顧客タイプがどのくらいいるかを分析することによって、質を高める項目の優先度、質向上への示唆を示すことができます。本研究室では、品質向上支援システムの開発を目指し、研究を行っています。
(西5号館7階713号室)

【ものづくり技術】

『生産システムにおける最適な施設立地を考える』
近年、情報技術の発展にともなって、各企業における生産システムの大規模・複雑化が急速に進み、その結果、資源・活動・製品(サービス)を効率良く計画・運用することが非常に重要になってきました。本研究室では、生産システムにおいて、これらの諸問題を解決するための意思決定手法の研究、および意思決定を支援するシステムの開発を行っています。
当日は、工場や倉庫などの施設の立地に焦点を当て、望ましい立地を最適化手法により決定する問題を紹介します。
(西5号館8階802号室)

【社会基盤】

『数理ファイナンス、数理経済学、金融工学、金融経済学』
最近の卒業論文・修士論文の内容を紹介します。
(西5号館5階513号室)

【ライフサイエンス】

『人間情報学 ~人間特性の解明と応用~』
人間にとって「やさしい」、「快適な」、「便利な」モノ(機械)や生活・生産・社会システムの実現には、人間特性(生体機能)への配慮が必要不可欠な条件となります。本研究室では感覚(五官)、認知(脳)、行動(神経・筋)といった人間の様々な特性を計測、分析、評価することにより、そのメカニズムを科学的に解明することを研究の目的としています。そして、快適な職場や住まい、高齢者や障害者にやさしい環境、使いやすい情報機器、ストレス防止といった医用、福祉、生活、生産への応用を目指しています。
(西5号館4階407号室)

【ものづくり技術】

『環境イノベーションのための経営情報システム』
本研究室では経営情報学すなわち、経営資源であるヒト・モノ・カネと、これら経営資源それぞれに関わる情報についてのあるべき姿を探求しています。この経営情報学は、企業経営のみならず、地球環境問題をはじめとする社会のあらゆる問題への活用が期待されています。
当日は、これまで取り組んできたモノや情報の処理・流れに関する可視化と効率化、特に、循環型・低炭素型サプライチェーンや育児ライフログなどの研究活動を紹介します。
(西5号館5階513号室)

【情報通信】

『ソフトウェア工学:「よい」ソフトウェアを作る研究』
本研究室では、ソフトウェアを中心にしながら、ハードウェアといった人工物と、それに関わる人間とが複雑に絡み合ったシステムを対象とした研究を行います。特に、ソフトウェアシステムをより「よい」ものにするために、実践的でありながら広く応用可能なソフトウェア工学の方法論の構築を目指しています。具体的には、ソフトウェアの評価や設計、ミッションクリティカルシステムの開発、プロジェクトマネジメント、組込みシステム(家電製品や自動車などに組み込まれたソフトウェアシステム)などを研究対象としています。
(西5号館6階613号室)

【情報通信】

『予測のための統計学』
統計技法は、様々なデータを収集するためにも、解析するためにも必要な技術です。また標本調査や抜き取り検査に始まり、故障や事故の発生にいたるまで、あらゆるリスクを確率てきに保証するためにも必要な技法です。
本研究室では、統計技法の工業、社会科学、薬学への応用を指向して研究を行っています。また確率・統計の考え方をしっかりと身につけた人材を社会に輩出することも、目標としています。
(西5号館6階602号室)

【ライフサイエンス】

『皮膚温度による感性情報の評価』
ヒトの刺激に対する動作や表情・情動などに表れる感性情報を脳波、心拍、筋電、瞬目、皮膚温などさまざまなセンサによって計測・解析することでヒトの状態 や状況を評価しています。生体を計測するセンサにはさまざまなものがありますが、これらの中で特に、赤外線サーモグラフィ装置に注目して研究を行ってきま した。この赤外線サーモグラフィ装置は、非接触で計測できる特徴を持ち、センサを体に装着する必要がないため、気軽に計測が可能です。当日は、実際に赤外 線サーモグラフィ装置によって顔面熱画像をお見せし、説明します。
水野 統太 研究室
(西5号館4階401号室)
セキュリティ情報学コース

【情報通信】

『離散アルゴリズム』
事象を頂点で表し、関係する事象を変で結ぶことで事象の関係を数学的にモデル化したグラフを得ることができます。例えば計算機ネットワークでは各々の計算機を頂点とし2つの計算機が直接情報交換できるときそれらを辺で結びます。プログラムの各命令を頂点とし、先行して実行しなければならない命令が存在する場合に辺で結ぶことにより、計算機における並列処理のモデルとしてのグラフを得ます。グラフ理論およびグラフモデル上の離散アルゴリズムの研究成果を紹介します。
安藤 清 研究室
(西3号館3階317号室)

【情報通信】

『実世界情報処理のための情報通信基盤の研究』
インターネットの伝送容量は指数関数的に伸び続けており、このまま続けば10数年で1000倍になります。主役となる端末(アプライアンス)もPCやケータイからさらにRFIDやセンサに移っていくと予想されます。急速なインターネットの発展と端末の変化はインターネットそのものを変えてしまう可能性を秘めています。本研究室では、RFIDやセンサなどのネットワーキングに適切な新しいネットワークアーキテクチャを提案し、世界中どこでも安心して実世界をセンシングし、情報処理できる情報通信インフラストラクチャを研究しています。
(西3号館2階215号室)

【情報通信】

『暗号プロトコルの設計と解析 -理論的アプローチ-』
世の中にインターネットが浸透するにつれ、安全で信頼出来る暗号技術は必須のものになっています。暗号技術の安全性は、使い方に応じて状況をきちんと定式化することで、その安全性を数学的に示すことが出来ます。また、理論的な枠組みの中で議論することで既存の方式がどのくらい脆弱であるかも明らかにすることが可能です。本研究室では、﨑山研究室と連携し、理論と実践を視野に入れながら、暗号理論の充実を目指しています。具体的には、様々な状況における安全性の定式化や、暗号方式の提案およびその安全性証明、また、暗号技術に対する各種の攻撃などに取り組んでいます。当日は、電子署名や電子オークション、ハッシュ関数への攻撃手法などについて紹介します。
(東3号館7階720号室)

【情報通信】

『より安全な暗号実装を目指して』
今日の情報社会の中では、安全に情報のやり取りを行うために様々な暗号技術が使われています。実際のシステムに実装された暗号デバイスの場合、演算処理に必要な電力を消費し電磁波を放出することが知られています。そのような暗号化時に漏れ出る副次的な情報を利用して秘密情報を暴こうとする手法(サイドチャネル攻撃)が存在します。サイドチャネル攻撃の脅威により、暗号実装は理論のみならず実装的な面からも対策が求められています。本研究室では太田・岩本研究室と協力し、理論と実装の両面からよりセキュアな暗号実装技術の研究に取り組んでいます。本研究室で実際に取り組んでいる研究の紹介とそれらを視覚的に理解してもらえるようにデモンストレーションを行います。
(東3号館7階718号室)

【情報通信】

『セキュリティ:安心と安全の科学』
本研究室では、人間が太古の昔から望んできた安心と安全に関して科学的な探究を行なっています。また、関連する概念である信頼、公平、プライバシー、匿名性について探求しています。そして、安心と安全、公平、プライバシー等を社会にもたらす情報ネットワークを作っています。
    当日は以下を紹介します(1から4はデモあり)。
  • (1)Twitterやmixiからのプライバシー漏えい検知システム
  • (2)個人情報を保護する暗号データベース
  • (3)Webのなりすましを自動検知するシステム
  • (4)映像の著作権を保護する電子透かし
  • (5)スマートフォンの利用やビッグデータに関わるプライバシー保護
  • (6)未知のウィルスを挙動の観測により検知
  • (7)虹彩や声紋による人の識別
(西6号館6階601号室)

【情報通信】

『離散情報構造』
離散情報構造の研究を紹介します。 セキュリティ科学を含む情報科学を理論的に研究する際のベースとなる分野です。この分野出身で、情報科学の各分野で活躍している 科学者・技術者が多くいます。
石上 嘉康 研究室
(西31号館1階103号室)

【情報通信】

『人をやさしく支援する人間機械共生のための基盤技術に関する研究』
本研究室は、「人を優しく支援する感性情報学の実現」、「文理複合的視点による人間、生命理解」を2大目標とし、大学でしかできないような学術的な研究と社会とのつながりを意識した工学的な研究とのバランスを取りながら、分野の枠組みにとらわれない学際的な研究を進めています。
【画像情報処理】
顔画像処理、生体画像からの特徴抽出、高品質な画像取得を目指した雑音除去技術などを通して、ロボットビジョンや生体認証などへの応用を目指します。
【音響信号処理】
ロボットによる会話システム、言語インタラクションなどへの応用を目指した高品質な雑音除去システムの構築や音楽的情報処理への応用について研究します。
【ロボティクス】
ヒューマノイドロボットや自律移動型ロボットなどの研究を通して人間そのものの仕組みや人の役に立つロボットのあり方について研究します。
【機械学習、最適化システム】
取得されたデータから自動的にシステムを構築するパラメータ最適化や人間の主観を取り入れた学習機構について研究します。
【感性情報学、観的コンピューティング】
機械系での主観的、心理学的な仕組みの実現を目指し、それを観察することで人間のこころや感情、錯覚等の仕組みについて研究します。
(東1号館8階814号室)

【情報通信】

『未来のOSのはなし』
皆さんはWindows、MacOS、iOS、Androidなどのオペレーティングシステム(OS)を毎日のように使っていることと思います。OSはいまや私たちの日常生活と密接に結びついています。OSが将来どう進化していくかについて、話をしたいと思います。私たちの安全を守るためのOSの機能、OSをより便利に使うための機能、スパコンのためのOS、スマートフォンのためのOSなどについて、最新技術を紹介します。
(西9号館5階507号室)

【情報通信】

『安全と使いやすさの探求:個人認証 & Networkの見える化』
情報セキュリティの研究は、情報通信技術を安全に利用できる社会の実現を目標として多様な研究が行われています。本研究室では、多様な対象領域を持つ情報セキュリティ研究の中で、安全性と使いやすさの双方に配慮した個人認証とネットワーク情報の視覚化による異常認知支援の実現を目指して研究を行っています。当日は、研究成果のデモンストレーションを行います。
(西3号館4階405号室)
『雑音と悪意からの情報保護』
● LDPC 符号、ターボ符号等の誤り訂正技術、
●コピープロテクトによらない著作権保護を目的とする電子透かし方式、
●その発展形態である不正者を追跡する結託耐性不語を用いる電子指紋方式、
●誤り訂正符号と電子透かしの結合技術、等について、パネル展示と紹介を行います。
誤り訂正符号と画像電子透かしを組み合わせた破損画像の復元などのデモンストレーション実験を行います。
山口 和彦 研究室
(東3号館9階ロビー)

【情報通信】

『モノのインターネット(Internet of things)』
本研究室では市川研究室と連携し、無線信号を含む周波数帯域を量子化し配信するオンデマンド電波空間情報配信機構を開発しています。オンデマンド配信とは、中心周波数や帯域などクライアントの要求に応じて、サーバが任意の電波空間情報を配信すること意味します。当日は、このシステムのデモや関連する研究展示を市川研究室と合同で行います。
(西3号館2階216号室)
コース横断協力教員
『代数幾何学関係の数学の本の紹介』
本研究室にある、代数幾何学関係の数学の本を公開します。学部生が代数幾何に興味を持った場合に勉強すべき本などを、面談しながら案内します。各自の意欲、基礎知識、動機等々によって、いろいろな場合がありうると思います。また、代数幾何学と微分幾何学の違いは何か?、「代数多様体」のように、「多様体」と名前がついているのに、通常の多様体論の本に書いてある手法と無関係に見える手法が代数幾何の教科書では展開されているのはなぜか?等々の質問も受け付けます。
大野 真裕 研究室
(東1号館4階411号室)
入試案内
学域(学部)
大学院
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