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オープンキャンパス・進学説明会:入試案内

平成25年度第2回オープンキャンパス 公開研究室一覧 情報理工学部 先進理工学科

情報理工学部先進理工学科では、次の研究室が研究内容を公開します。

開催時間

11時30分から16時00分(随時入場可)

公開研究室一覧

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
電子工学コース

【情報通信】

『低電力集積エレクトロニクスが安心安全な社会を実現します』
  • ・ワイヤレス電力センサで、湯沸かし器の消費電力をあなたのスマホで確認できます。
  • ・100uW以下でマイコンを動作させる、マイコンの超低電力化設計技術を紹介します。
  • ・ベトナム ホーチミン市でセンサネットをエビの養殖場水質モニターに応用したシステムを紹介します。
(東34号館1階114号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『シリコン・ダイヤモンドフォトニクス-IV族元素を中心とした材料・デバイス開発-』
大型計算機から携帯電話にいたるまで、電子機器の発展は半導体LSI技術に支えられてきました。シリコンLSIは開発が進み、21世紀に入りデバイスサイズの縮小化は量子限界に、そしてクロック周波数は金属配線の伝送帯域の限界をむかえます。一方、環境問題からハイブリットカーや電気自動車に必要なハイパワーデバイスの開発が盛んに行われています。これらのLSIやパワーデバイスはIV族元素半導体で支えられています。本研究室では、IV族元素半導体であるSiの新しいパラダイムであるシリコンフォトニクスや、究極の半導体といわれるダイヤモンドの合成に取り組んでいます。公開では本研究室の取り組みをポスターで紹介します。
(西1号館2階213号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『ガスから作る固い炭素材料―硬さと滑らかさ―』
金属、セラミックス表面に硬くて滑らかな炭素(DLC)保護膜を安価な方法で作製する方法で本研究室では特許を得ています。当日は、この方法を公開します。ほとんどの特許は通常プラズマを用いる方法でDLCを作製しますが、メタンなどの炭化水素ガスを電気炉の中で熱分解させて作製する簡便な方法を我々は見出しました。原理は極めて簡単ですが様々な工夫が可能です。DLC作製温度を下げたり、不純物を入れて半導体にしたり、カーボンナノチューブを作製することが可能など実に面白い方法です。
(西2号館4階429号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『計算機シミュレーションで探るナノスケールの世界~原子・分子ブロックを組み立てて機能を設計する~』
最先端のシミュレーション技術を駆使して、ナノスペースで繰り広げられる原子・電子の振る舞いを追いかけています。原子・分子のブロックを組み立てることによって、私たちが欲しい機能(例えば透明で電気を流す、など)を設計する方法について紹介します。
(西2号館3階329号室)

【情報通信】

『半導体の作製および評価』
新しい酸化物半導体材料、ナノ材料、高周波トランジスタ、白色LED、半導体の欠陥解析など、基礎から応用に至るまで、守備範囲の広い研究をしています。以上の事をこれまでの研究成果と自らの研究テーマを交えて紹介します。
(東31号館1階ロビー)

【ナノテクノロジー・材料】

『電子や磁束量子を1個ずつ操作する電子素子』
ミクロの世界は「量子力学」に支配されています。量子力学特有の現象を「量子効果」と呼びます。本研究室では、量子効果を利用した電子素子による「電子」や「磁束量子」の操り方とその応用について、パネルを使って紹介します。
また、「磁束量子」を操るときに使われる超伝導体の特殊な性質を見ていただくため、『浮き磁石』の実演を行います。
(西8号館7階718号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『ナノメートルサイズの粒(量子ドット)の魅力』
半導体結晶のナノメートルサイズの粒に電子を閉じ込めると、その電子は量子力学の世界の不思議な性質を示します。その性質を利用することにより、超低消費電力で超高速の半導体レーザー、高い電力変換効率の太陽電池、量子暗号通信に用いられる単一光子発生器、生体細胞を高分解能で観察できる光源など、人々の暮らしや社会に役立つデバイス(素子)への応用が期待されています。本研究室での取り組みとその魅力について学生たちが紹介します。当日は、実験の様子のビデオも用意する予定です。
(西8号館7階706号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『世界最先端オンリーワンの放射光燃料電池ビームライン:クリーンエネルギー社会の実現』
家庭用燃料電池エネファームは世界に先駆けてわが国が初めて商品化に成功しましたが、将来の低炭素・水素社会を牽引する燃料電池自動車の開発は一段と困難です。しかし、資源・エネルギーに乏しく自然災害多発のわが国が将来にわたり生き残りをかけ持続的社会を構築するためには、無尽蔵な水素を燃料とするクリーンでパワーのある「燃料電池」で世界を先導することが必須であり、そのための科学技術は我が国が解決すべき喫緊の課題の一つと位置づけられています。この課題解決を目指して、本研究室では燃料電池車実用普及のためのNEDOプロジェクトを遂行しています。
(1) SPring-8放射光施設に建設した世界最先端の電通大XAFSビームラインの写真展示、研究成果のPPT映写紹介
(2)燃料電池発電装置系、電気化学測定系を紹介します。また、グリーン触媒反応プロセスも同時に紹介します。
(東6号館3階305、307、317号室、東9号館3階301号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『新規高効率ナノ蛍光材料の開拓 』
ナノサイズの新規半導体蛍光材料を開拓する研究を紹介します。チオシリケートとよばれる各種シリコン硫化物や、極小サイズのシリコン、酸化亜鉛などの半導体を創製しています。低消費電力の光電子素子や表示機器につながる、高輝度高効率でかつ波長制御可能な各種蛍光体をめざして研究しています。
(東6号館4階403号室)

【情報通信】

『ICチップ設計(VLSI)
IC chip design(VLSI)
Thiết kế vi mạch chip(VLSI)』
西8号館2階213号室にて、ICチップ設計の紹介を行います。回路に興味がある人を歓迎します。

We will introduce IC design at W8-213.
We are looking forward to future IC designer.

Chúng tôi sẽ giới thiệu thiết kế vi mạch tại W8-213.
Chúng tôi đang hướng tới tương lai thiết kế vi mạch.
(西8号館2階213号室、217号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『ナノ構造物で固体の中の電子を操る』
私たちは、日々身の回りで固体(結晶)の中の電子を様々に操りながら生活しています。例えば、照明機器から携帯電話、パソコンに至るまで、そこではいろいろな固体の中の電子の性質を素朴に利用したり、とびきりの工夫を凝らして利用したり、いろいろな操り方をしているのです。
本研究室では、ナノメートル領域の構造を作製し、さらに不思議な電子の性質を利用した新しい物作りを目指しています。実験室は、電子を操るナノ構造物の作製現場であり絶対零度近くの極低温での計測現場です。その実験機器を紹介します。
(東6号館4階417号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『半導体材料を用いた光・化学エネルギー変換システム~水燃える時~』
当日は、半導体薄膜作製装置等の実験装置を公開し、パネル等で詳細を紹介します。
(西2号館4階429号室)
光エレクトロニクスコース

【フロンティア】

『毎秒100ギガビットの高速かつ省エネルギーな光エレクトロニクスデバイス』
本研究室では小型な光半導体で発生する超高速現象を応用して、毎秒100 ギガビット(現在の通信速度の100 倍)以上の光信号を直接制御する高速で省エネルギーなデバイス研究をしています。
国内・国外機関と産学官交流し、従来の通信方式の限界を超えた全光方式の確立を目指し、少しずつ成果を積み重ねています。
当日は、高速光信号の発生・制御を実演、解説します。
その他にもパネルを用いて、超高速な光信号の生成や処理、光半導体の応答特性評価の研究等を紹介します。
(西2号館3階317、321号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『レーザー技術の極限化と非線形光学の新しい展開』
2010年はレーザー誕生から50周年、2011年は非線形光学誕生から50周年を迎える記念すべき年でした。レーザー技術、及び、それと互いに相補的な関係にある「光科学」は、この間、目覚しい発展を遂げました。50年を経た現在もその勢いは衰えていません。得られた知見は、現代のナノテクノロジー・材料、ライフサイエンス等の様々な重点科学技術分野におけるイノベーション創出に不可欠なものとなっています。
本研究室は、この50年間の発展を土台として、現代的なセンスで「非線形光学」の新しい可能性を探求しています。研究室を全て公開します。
(東6号館6階613号室、622号室)
『「知的光シンセサイザ」光を自由自在に奏でるには?』
光のものさしと呼ばれる「光コム」を基準にして、光を自由自在に操作する「光シンセサイザ」の研究を行っています。形状、距離のセンシングやイメージング、分光などの新しい計測技術を開発しています。
当日は、実験室で研究内容を紹介します。
(東6号館4階413号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『ナノコンポジットマテリアルとそのフォトニクスと量子ビーム制御への応用』
本研究室では光により多次元フォトニック結晶構造を形成できる光重合性ナノコンポジットマテリアルの開発とそのフォトニクスへの応用の研究を行っています。今回の公開では、ナノ微粒子やナノ結晶を光重合性ポリマーへ分散したナノ微粒子?ポリマーコンポジットを用いたホログラフィックデジタルデータ記録や液晶分散ポリマーによる光スイッチングのデモンストレーションを行います。また、非線形光学への応用や量子力学の基礎やライフサイエンス・医療分野への応用が期待される中性子ビームのホログラフィックな制御についても紹介します。 本研究室では光により多次元フォトニック結晶構造を形成できる光重合性ナノコンポジットマテリアル(NPC)の開発とそのフォトニクスへの応用の研究を行っています。当日は、ナノ微粒子や半導体量子ドットをナノ材料として用いたNPCによるホログラフィックデジタルデータ記録、非線形光学、液晶分散ポリマーによる光スイッチングのデモンストレーションを行います。また、量子力学の基礎研究やライフサイエンス・医療分野への応用が期待されるNPCによる量子ビームである中性子ビームのホログラフィックな制御についても紹介します。
(概要説明:西1号館2階203号室
実験デモンストレーション:西1号館2階201、202、203号室)

【フロンティア】

『高強度レーザーが拓く新しい科学』
超短パルスレーザーを用いて、巨大惑星内部や太陽表面状態を模擬した極限状態を作り、その物性を評価する研究を行っています。当日は、本研究室のレーザー施設を見学でき、レーザーを使った岩石の溶融や衝撃波の実験などのデモンストレーション実験を見ることができます。
(西7号館1階)

【情報通信】

『新しい光、不思議な光、役立つ光を創る― レーザー技術の最前線 ―』
当日は、以下の内容を紹介します。
  • ・コヒーレントVUV光発生装置
  • ・周波数安定化レーザー装置
  • ・スクイーズド光発生装置
  • ・光子干渉実験装置
(西2号館4階421号室)

【情報通信】

『生物は応用できるか?』
視物質によく似たタンパク質を利用して人工網膜を作製し、ロボットの眼に応用しています。また網膜同様記録材料としても優れているのでメモリーに応用できます。
高度好塩菌は地球最古の生物で、30億年以上前から生息しています。細胞膜に太陽電池の役目をする紫色のタンパク質バクテリオロドプシンをもっています。培養の様子やバクテリオロドプシン薄膜を展示します。バクテリオロドプシンを用いて人工的に作製した「網膜の神経節細胞」の微分応答反応、マイクロマウスロボットに実装して全日本マイクロマウス大会に出場、特別賞を受賞した動画も公開します。また書き換え可能な記録材料として「ホログラム(3D写真)」記録と再生を実演します。
(西2号館4階417号室)

【情報通信】

『電子情報ディスプレイおよびシステムに関する研究』
当日は、以下の内容を紹介します。
  • ■プラズマディスプレイの高画質化
  • ■スーパーハイビジョンの新表示方法
  • ■液晶ディスプレイの低電力化
志賀 智一 研究室
(西8号館5階518号室)

【フロンティア】

『レーザー最前線』
レーザーは光科学の根幹を担うキーデバイスです。本研究室は、次世代レーザーを目指し、新手法・高出力化・高機能化・新材料に取り組んでいます。フォトニックバンドギャップ、マルチコアなどの先端微細構造ファイバー導波路により高度に電界制御されたレーザーや、セラミック技術により可能になった新材料・新機能性デバイスによる高出力・超短パルスレーザーなど、本研究室が研究・開発している世界最先端の新しいレーザーの数々について、実験室ツアーで紹介します。
(西7号館6階613号室)

【情報通信】

『超短パルス・超高出力レーザー』
本研究室では、光が数ミクロン伝搬する短い時間の研究を行っています。光は電磁波です。光のエネルギーを短時間に集中すると、光電場は原子内部の静電力をも超え、物質の性質を光で制御できるようになります。超短パルスレーザー光の発生原理を紹介します。
(西7号館2階213号室)

【フロンティア】

『極限的にきれいな光を求めて』
周波数安定化レーザーとその応用について広く研究を行っており、その実験装置を紹介します。
  • ・衛星搭載用超高安定化レーザー
  • ・ファイバー増幅器
  • ・光周波数ものさし(光コム)
  • ・超狭線幅光源
(西7号館6階613号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『半導体ナノ材料を用いた次世代太陽電池に関する基礎研究』
本研究室では、半導体ナノ材料の光エネルギー変換基礎過程と光機能性発現との相関」を中心的テーマとして、次世代太陽電池に関する基礎研究を行っています。当日は、具体的な研究内容と高速レーザー分光装置を含む主な設備を紹介します。
(東6号館5階506号室)

【情報通信】

『光情報処理と先端光計測』
光は電磁波の一種であり、振幅(電場や磁場の値の振れ幅)、位相(振動の山や谷のタイミング)、偏光状態(電場や磁場の振動方向の偏り)によって特徴付けられます。この3つを正確に測ったり自由に制御することで、光の特色を生かした新しい機能や技術を生み出すことを目指しています。今回は、リアルタイムのホログラムを用いたらせん状の波面をもつ特殊な光ビームの発生や、縞画像処理によるリアルタイムの3次元物体形状計測を中心に紹介します。
(東6号館6階617号室)

【情報通信】

『光でつくる新しい計測技術と情報処理―ナノ計測から高速マルチメディア検索―』
本研究室は、光技術を基に、画像処理技術、情報・IT技術などを融合した新しい計測システムと情報処理システムの研究開発を行っています。例えば、光の干渉作用を利用して、透明な細胞などをナノオーダで計測するシステムを構築しています。従来の位相差顕微鏡等では見えない、細胞の劣化情報や癌化した細胞の情報等を高精度に可視化することが可能です。また、光相関機能とホログラム光メモリを利用して、超高速なマルチメディア検索システムを構築しています。世界唯一のディスク型のホログラフィック光検索装置を保持しており、これらはインターネット上の動画、音楽などを高速検索し、著作権管理等に利用された実績を持っています。
(東9号館3階303号室)
応用物理工学コース

【ナノテクノロジー・材料】

『赤外線集中加熱炉で単結晶をつくる』
物質の研究には、良質の単結晶を得る事が決定的に重要である場合が多いです。当日では、単結晶作製法の1つである赤外線集中加熱炉で遷移金属酸化物の単結晶作製にチャレンジします。
(東6号館3階313号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『レーザーで物質の性質の変化を探る―相転移と光散乱分光』
よく知られているように、水は0℃で氷になります。また鉄は770℃以下で磁石の性質を持ちます。このように物質が示す性質が変化することを相転移といいます。
それぞれの物質の相転移の仕組みを解明することは学術的にも、新デバイス開発などの応用面でも大変重要なテーマです。
物質にレーザー光を照射し、そこから散乱した微弱な光を観測すると、分子の振動状態をはじめとする多様な情報を得ることができます。本研究室はこの光散乱を利用して、さまざまな物質の相転移の起源を探っています。当日は、ラマン散乱分光の実演実験を行います。
(東6号館4階437号室)

【情報通信】

『自作PCクラスター(4x6=24 コア)の展示、デモンストレーション』
    当日は、以下の内容を紹介します。
  • ■モンテカルロシミュレーションと非平衡緩和法
  • ■ベイズ統計とカーネル法によるスケーリング解析
  • ■ランダム系の臨界普遍性の非平衡緩和解析
  • ■Kosterlitz-Thouless転移の非平衡緩和解析
(東6号館5階534、535、539号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『ナノスケールでの物理<摩擦と超流動>』
原子サイズに近いナノスケールでは、我々が普段生活しているマクロな世界では見られないような新しい性質が現れます。このような新しい性質を見いだすことは、現在の知識の延長線上では想像できない発展の可能性を持っています。
当日は、ナノ動摩擦顕微鏡や超流動を測定するための冷凍機など、実験装置を公開するとともに、低温で物質の性質がどのように変化するかを見ていただくために液体窒素を使ったデモンストレーション実験を行います。
(東1号館1階106号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『レーザー光を用いた極低温原子の操作とその応用』
スライドによる最近の研究内容の紹介を行います。
原子のレーザー冷却、光周波数コムの実験を紹介します。ただし、実験室の改装工事が予定されており、そのスケジュールによっては中止してスライドによる紹介のみになります。
(西7号館5階513号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『超精密原子・分子・光科学~頭脳と高速計算機で明らかになった原子や分子の不思議な世界~』
極低温での原子・分子の振る舞い
極低温・マイクロケルビン(10-6K)以下の原子集団が、格子に閉じ込められた場合の性質は、量子コンピュータへの応用が可能であると期待されています。この原子集団が見せる特異な振る舞いに関して紹介します。
強いレーザー場中での原子・分子の振る舞い
原子・分子の内部はどうなっているのか?光にどう反応するのか?電子が幽霊のように壁をすり抜けるトンネルイオン化という現象など、高強度レーザーを照射してみられる不思議な現象について紹介します。
スライドを使って研究内容をわかりやすく丁寧に紹介します。
(東6号館5階525号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『最先端の極超短パルスレーザーを体験しよう』
最先端の「光」の技術を使った、超短パルスレーザーが織り成す非線形光学の不思議な世界を体験してみましょう。以下の最先端の研究設備を紹介します。これらの高度な技術は、最近企業で求められています。
  • ・高性能高感度広帯域検出器
  • ・極超短レーザーパルスの発生装置
  • ・レーザー顕微イメージング装置
小林 孝嘉 研究室
(西9号館1階102、104号室)

【フロンティア】

『フォトニック結晶、メタマテリアルの光学応答の理論的研究』
フォトニック結晶、メタマテリアルは微細加工技術によって作られる自然界には無い、新奇な光学的性質を持った人工物質です。これらの性質を数値的、理論的に調べる研究の内容を研究室内の公開とポスターによって紹介します。
大淵 泰司 研究室
(東6号館5階513号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『絶対零度の世界―ボース・アインシュタイン凝縮体(BEC)を用いた実験的研究』
真空装置内で原子気体が温度にしてミリケルビン以下(摂氏零度~273ケルビン)まで冷却される様子を紹介します。
※別日に見学希望の場合は応相談。
連絡先:kishi@pc.uec.ac.jp
(東6号館6階619号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『超伝導体の渦をSQUID顕微鏡で覗いてみる』
超伝導体に磁場を印加すると超伝導電流の渦(量子渦)が多数発生することが知られています。渦の運動は超伝導状態に有限の電気抵抗をもたらす原因となるため、超伝導体の応用上、量子渦の正しい理解は重要です。最近、超伝導電流渦の中心に伴う磁場の束(磁束)に着目し、ミクロなスケールの磁場の分布の形から量子渦を可視化する試みが行われています。本研究室では、超伝導を使った先端技術である超高感度な走査SQUID顕微鏡を用いて、小さな超伝導体を舞台に現れる量子渦のパターンを可視化しています。SQUID顕微鏡で得られた最近の研究を含め、超伝導を用いた最先端研究の一端を紹介します。
(東6号館6階601、603号室)

【フロンティア】

『原子のさざ波』
原子というと非常に小さな「粒々」を想像するかと思いますが、原子集団を超低温に冷却すると、目で見えるような範囲に広がった「波」としてふるまうという非常に奇妙な現象が起こります。本研究室はこのような物理系の理論的研究を行なっています。
(東6号館4階423号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『電気を流すダイヤモンドの作製』
高価な宝石として有名なダイヤモンドは光学特性以外にも、その硬さや熱伝導率の高さ、電気的絶縁性の高さから工業的にも魅力的な物質として研究されています。 ダイヤモンドはシリコンと同様に、ホウ素などの不純物を僅かに添加すると電気抵抗が小さくなります。近年、不純物濃度を非常に高くして金属のように電気抵抗を低くしたダイヤモンドが、低温で超伝導状態になる事がわかりました。これはダイヤモンドが物性物理学の面からも魅力的な物質であることを示しています。
当日では、良質な人工ダイヤモンド作成装置の一つであるマイクロ波プラズマ化学気相成長装置(MPCVD)の紹介を行います。
(東1号館2階201室)

【ナノテクノロジー・材料】

『核融合、天文、ナノテクなど様々な分野で活躍!多価イオンとは』
本研究室で研究しているのは「多価イオン」です。聞き慣れない言葉だと思いますが、核融合、天文、ナノテク、基礎物理、加速器工学、次世代光源、などなど、様々な分野で活躍しています。本研究室ではTokyo-EBITと呼ばれる世界有数の多価イオン生成装置を使って、他では出来ない「多価イオン」の先端研究を行っています。天井を突き抜けてそびえ立つ大きな実験装置を紹介します。
(西7号館3階305号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『Café de la Physique(物理と珈琲と私)』
理論物理学の最前線はどのようにして生み出されるのでしょうか。それは、まず一杯の珈琲から始まります。
珈琲を飲みながら繰り広げられる物理学“珍問答”。
君もその中に飛び込んでみないか!
伏屋 雄紀 研究室
(東6号館3階302号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『新しい超伝導物質の開発~自分の手で世界初の超伝導材料を~』
超伝導材料は、その特性を生かしリニアモーターカーや医療用MRIなどに応用されており、超伝導を示す温度(超伝導転移温度)が高ければ高いほど応用に有利とされています。そのため、本研究室では、より高い温度で超伝導を示す新超伝導材料の開発を行っています。超伝導の紹介(歴史や現象など)や新材料開発プロセスの紹介として試料合成に使用する機器の紹介を行います。
村中 隆弘 研究室
(東6号館5階537号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『絡み合った光子の不思議』
光は波としての性質と粒子としての性質をあわせ持ちます。レーザー技術の発展に伴い、光の波としての性質は制御技術が確立され、様々な分野で利用されていますが、粒子としての性質はまだ十分に制御できていません。しかし、光の粒子(光子)が自在に操れるようになると、光の新たな利用方法が見えてきます。当日は、光の粒子(光子)の特徴的な性質である「絡み合った光子」の不思議について紹介します。
(東6号館4階419号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『極低温中性原子とイオンを用いて探究する超流動の物理』
高温では気体の原子は粒子として飛び回っていますが、低温では原子たちはただ止まっているだけなのでしょうか?そして究極の低温状態である絶対零度ではどうでしょうか?実は極低温の世界では原子は粒子としてだけではなく波としての性質も示すようになり、その性質(量子統計性)を考慮しないと説明できない不思議な現象が起こります。その中でボースアインシュタイン凝縮、超流動という現象に注目して研究を進めていきます。特に本研究室では、レーザー冷却法によってほぼ絶対零度にまで冷却された原子集団の示すボース凝縮体の性質を、捕獲されたイオンを用いて調べる手法の開発を行っています。
(西7号館3階313号室)
生体機能システムコース

【ナノテクノロジー・材料】

『有機化合物を主体にして磁石を作っています』
当日、紹介するのは化学系実験室の合成室ですが、他の部屋をのぞき込めば測定装置も紹介できるかと思います。エレクトロニクス志向・デバイス志向の材料科学をやっています。
有機化合物は通常電気を流しません。磁石になりません。なぜでしょうか?どうすればそういう常識はずれな物質を作れるでしょうか?分子/固体設計次第でそれは可能なことなのです。有機化合物の設計性自由度は無機材料の比ではありません。しかし、簡単に作れません。そこがまた面白いのです。
(東6号館8階813号室)

【ライフサイエンス】

『シミュレーションで読み解く生物の複雑性』
生物は多くの階層構造を持つ複雑なシステムです。本研究室では、階層間の関係に注目したいくつかの研究を行っています。1つは、脳の情報処理の研究で、認識や記憶がどのような神経メカニズムで生じるのかについて数理モデルとコンピュータシミュレーションを用いて研究しています。また、細胞や個体の集団に見られる自己組織的なふるまいについてそのメカニズムを研究しています。当日は、ニューラルネットワーク、生物集団の自己組織化の面白さについて、コンピュータを使って紹介します。
(東6号館7階723号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『ケイ素を含む高分子ポリシランとオリゴシラン』
有機ケイ素化合物はケイ素原子を含む人工的な物質で様々な工業的用途で用いられています。代表的なものはシリコーンで、これはケイ素と酸素の結合を主骨格としていて、潤滑剤、ゴム、樹脂などに広く使われています。これに対して、ケイ素同士の結合や、ケイ素と炭素との結合を主鎖に持つ高分子化合物ポリシランやオリゴシランが新しい機能性材料として研究されています。これらは導電性、感光性、発光性など、電子的、化学的に特異な性質を持っているため、各種電子デバイス材料としての用途が考えられている化合物です。ポリシランやオリゴシランの合成や性質についての研究結果を紹介します。
加固 昌寛 研究室
(東1号館2階212、214号室)

【ライフサイエンス】

『バイオイメージングによる筋細胞機能の探求』
動物の歩行や走りなどの運動は骨格筋の動きによって表現されます。本研究室は、筋細胞のダイナミックな動きと巧みなコントロールのメカニズムを探求しています。
先進のバイオイメージングを応用し、生きたままの状態で筋細胞内の様々なイオンや物質の動態を調べています。
当日は、バイオイメージングの機材や顕微鏡写真を展示して、筋疲労や筋損傷などを視覚化した画像を紹介します。
(東1号館3階302号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『原子1個でモノを見てみよう~原子核と電子の密接な関係~』
鉄がさびると酸化鉄が生成することは知られていますが、その反応は、アボガドロ数の量が熱平衡状態にあることを前提としています。
では、原子1個でも、同じ反応過程をたどるのでしょうか?
加速器で作られた重イオンビームを利用すると、通常の化学操作では得られない珍しい分子を作り出すことができます。電子状態や配位環境をその場で観察することは、今まで知られていない結合様式や原子1個の動きまで追跡できます。本研究室が開発した「インビーム・メスバウアー分光法」という新しい分析法を中心に紹介します。
小林 義男 研究室
(東6号館9階903号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『超音波でおこす化学反応』
  • 超音波を照射することで白金をはじめとしたナノ粒子を合成できます。当日は、金ナノ粒子を合成する実験を体験してもらいます。
  • 超音波を照射すると水が青白く発光します。当日は水やその他の液体が発光する様子を実際に見てもらいます。
  • 超音波を照射することで有害物質を分解して環境をきれいにできます。当日は超音波による分解実験の一例を体験してもらいます。
(東6号館7階713号室)

【ライフサイエンス】

『生物に学ぶ光の化学の探究と光機能物質の開発』
本研究室は、ホタルやウミホタル、オワンクラゲなどの生物発光や植物の光合成に学ぶ「光の関わる化学」の研究を行っています。当日では研究室紹介の形で本研究室の取り組みを紹介します。具体的に、光機能物質の代表である蛍光色素の実例をお見せしながら、光の化学のおもしろさに触れてみてください。
(東6号館8階837号室)

【ライフサイエンス】

『化学感覚をめぐる神経科学』
全ての生物にとって、身の周りの化学物質を検出することは、生命の存亡を左右するほど重要なことです。本研究室ではかつて脊椎動物嗅細胞が匂いに反応する時に働いているCNGチャンネルを発見しましたが、それ以来、味覚嗅覚に関連する神経機構の研究に力を入れています。テーマは食欲や記憶、さらに生物時計などにも及ぶようになり、化学感覚を通して神経系全体を相手にしていると言っても良いでしょう。研究は電気生理学やバイオイメージング、行動モニターなどの計測手法と分子生物学とを組み合わせて進めています。当日は、それらの一端を紹介します。
(東6号館6階635、640号室)

【ライフサイエンス】

『生きた細胞を『観る』『操る』『探る』』
  • ・細胞内の様々な生体分子を可視化して解析するための顕微鏡システム
  • ・卵細胞を用いたカルシウムイメージング(細胞内カルシウムイオンの画像解析)の実験
  • ・新たな機能タンパク質(生体分子の可視化ツールや操作ツールなど)を作成するための実験装置
(東6号館7階727、729号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『「コロイド微粒子の分散体、集積体の機能化」研究紹介』
ビーカーに材料を入れて、それを振って混ぜるだけで、生命に匹敵する複雑な構造と機能を持つ物質ができあがります。化学者にとって、それは一つの夢なのです。最近は「自己組織化」という性質により、種々の分子からなる秩序だった構造物が次々と作られています。次は、部品が組み合わさった高次構造によって生み出される機能を実現したいです。自己修復、自己複製といった機能を持つ分子、構造物を作りたい、と夢を拡げています。
(東1号館1階115号室)

【ライフサイエンス】

『先進理工学的創薬システム』
創薬-特に癌の超早期発見や治療-を目指し、PET画像診断や分子標的医療に応用可能な独自システムを開発しています。
有機化学や分子進化工学をベースにして世界ではじめて基礎開発した、NEXT-A反応(化学酵素学的反応)や10BASEd-T法(T7ファージウィルス上での精密有機合成)などをご紹介する予定です。
創薬を指向した新規蛍光分子(光る薬剤)についても触れたいと思います。
(東6号館8階819号室)

【ライフサイエンス】

『運動と自律神経』
『活性酸素』
低酸素環境で酸化ストレスは高まることは知られていますが、高所登山では、紫外線や温度差も酸化ストレスが高まる要因になります。実際のところ、どの程度身体に悪いのでしょうか?
(東6号館9階909号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『X線で分子を見る』
当日は、X線結晶構造解析の手法と装置類、研究内容のポスターなどを紹介します。
(東6号館9階939号室)

【ものづくり技術】

『分子ビームによるナノ科学 -真空中で分子を操る-』
当日では、分子をビームとして生成するための真空装置、分子の構造と反応性を調べるパルスレーザー、分子1個1個の真空中における衝突反応を測定できる装置について、展望を交えて紹介します。
また、近年進歩の著しいコンピュータを使った結晶構造の理論計算についても紹介します。
(東1号館1階113号室)

【ライフサイエンス】

『プリン体のプリンとデザートのプリンは別物!』
プリン代謝の一般的なことと、代謝系酵素の立体構造解析などについて、本研究室の実験装置を見ていたきながら紹介します。
(東6号館7階706、707、717号室)

【ライフサイエンス】

『巨大分子電子構造計算に向けたコンパクトな基底関数系の開発』
本研究室においては巨大分子系(生体分子や薬物分子など)の非経験的電子構造計算に向けた新しい線形スケーリングな計算法の構築とそれに用いるコンパクトな基底関数系の開発を行っています。ここでは後者に関するアルカンのコンフォーマに対して高精度の電子構造が得られて、かつ計算効率の良い(冗長性の少ない最小サイズの)ガウス型基底関数系を紹介します。
佐野 達司 研究室
(東6号館9階902号室)

【ライフサイエンス】

『ホタル生物発光の人工化と実用化』
ホタル生物発光は、誰もが知っているが、人間の目には黄色く見える光です。この光は、ライフサイエンスの研究分野では日常的に利用されています。この光を人間の目には見えないほど長波長にすると生体透過性が向上して、癌や再生医療の先端研究に利用できるようになると考えられています。本学では、この技術の創製に成功し、世界最先端技術を国際的に市販しています。現在、癌分野の研究者を中心に、試用を開始しています。
(東6号館8階827号室)
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