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大学院オープンラボ・入学説明会:入試案内

研究室公開一覧

創立95周年記念 平成25年度大学院オープンラボでは、次の研究室が研究内容を公開します。

開催時間

13時30分から16時30分(随時入場可)

公開研究室一覧

情報理工学研究科 総合情報学専攻

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
メディア情報学コース

【情報通信】

『インタラクティブシステム』
本研究室で研究開発をしてきたインタラクティブシステムの各種技術に関してスライドを使用して説明します。
    尾内 理紀夫・岡部 誠 研究室
(西9号館7階711、713号室)
 

【情報通信】

『メディアコンテンツの分析・デザイン』
動画とCGを中心にしたメディアコンテンツの分析・デザイン・制作をおこなっています。兼子の本来の専門はメディア理論・イメージ理論ですが、研究室では理論を応用して実際のコンテンツやサービスをつくることをしています。たとえば動画配信と漫画を組み合わせて何かあたらしいことができないか、SecondLifeのようなWEB3D空間を使って教育をおこなうことができないか、動画を意味的に検索するシステムをつくることができないか、などが課題です。当日は研究例のデモンストレーションをおこないます。
(西6号館4階402号室)  

【情報通信】

『人間の知能を超えるエージェントが未来を変える』
コンピュータの中で複数の賢いエージェントがやりとりすると、何か起こりそうな気がしませんか? 髙玉研究室では、このような相互作用から生まれる不思議な創発現象(例えば、3人寄れば文殊の知恵など)の謎を解き明かすとともに、その知見を応用しています。
当日は、宇宙輸送機(HTV)のカーゴレイアウト最適化、複数ロボットの宇宙太陽発電衛星の組み立て、睡眠状態を把握するエージェント、交渉力を鍛えるエージェントなどを紹介します。また、本研究室取り組んでいる「金星に打ち上げた人工衛星」や「宇宙用ローバ」のデモも行います。
(西6号館3階307、309号室)

【情報通信】

『機械学習と画像認識』
近年ビッグデータの解析などで、機械学習は社会的に注目を集めています。当日は、修士・学部学生などの機械学習の画像認識等への応用研究を展示し、学生による紹介を行います。
(東3号館8階821号室)  

【情報通信】

『自然界のメカニズムをお手本として未来のコンピュータを創る!』
未来のコンピュータの実現に関する研究を紹介します。「認知計算」関連では、脳のメカニズムを応用したロボット制御などの研究を紹介します。「量子コンピュータ」関連では、量子計算の効率的シミュレーション法について、また、「ゲーム情報学」関連では、コンピュータ大貧民の最強プログラムについて、パネルやデモンストレーションを交えて紹介します。「高性能計算」関連では、最近注目を集めている GPGPU(汎用画像処理ユニット)を用いた超高速並列計算について説明します。さらに、「自然言語処理」や「オープンソースソフトウェア」関連の最新のアプリケーションも紹介します。
(東3号館8階807号室)  

【情報通信】

『音を自在に操る -プライベートな音空間の創造を目指して-』
世の中には聞きたい音に聞きたくない音、自然音に人工音、いろんな音が溢れています。そんな音を自在に操れるようになれば、もっと楽しいコミュニケーションが創れる、そんな思いで音に関わる研究を行っています。まだ、デモらしいデモもないですが、これからの音研究の目指すところ、具体的にやろうとしていることなどを紹介し、ディスカッションできればと思っています。
(東3号館6階608号室)  

【情報通信】

『音声言語情報処理』
【雑音除去・音声強調】
音声信号から雑音を取り除いたり、音声信号を選択的に強調するなどして、人間が聞きやすい、あるいは自動音声認識しやすいようにする技術を研究しています。
【言語識別】
言語によって異なる音の種類や配列パターンを分析し、その言語の特徴をモデル化することにより、言語を自動識別します。その手法として非負値行列因子分解(Non-negative Matrix Factorization)などを利用しています。
【耐雑音性音声認識】
音声信号を複数帯域に分割して処理することにより、どのような条件の雑音が入っても、良い認識結果が得られるような方式(Multi-SNR Multi-Band Multi-Path Decoder)を開発しました。
(西3号館5階505号室)  

【情報通信】

『人間の知性を増幅するインタラクティブシステム』
本研究室では、Intelligence Augmentation(人間知性の増幅)をスローガンに掲げ、Webテクノロジーを核として知性を増幅するためのソフトウェアテクノロジーの研究開発を進めています。特に、
(i) Learning Creation: 新しい学習環境の創造、
(ii)eLab:研究活動支援環境の構築、
(iii)ExpA:体験・経験から得られる知識の増幅支援の3テーマを取り上げています。当日は、実際に開発したシステムのデモを紹介します。
(西3号館3階303号室、305号室)  

【情報通信】

『人間の知覚特性を利用したインタラクティブシステム』
当日は以下の研究を紹介します。
  • ・徳利のトクトク感再現
  • ・歯磨き感拡張
  • ・円筒状触覚ディスプレイ
  • ・触覚スティック
  • ・ぬめり錯覚
  • ・ライン触知覚
(西3号館4階401号室)  

【社会基盤】

『心理、認知、言語』
人間の心について実験的・計量的な手法を用いて研究しています。言語、記憶、知覚、パーソナリティなどの心的機能に関する研究、コーパスを用いた自然言語処理的な研究などを紹介します。
久野 雅樹 研究室
(東1号館5階509、510号室)
 

【ものづくり技術】

『メディアアートとデザインの研究室@UEC』
新素材と情報技術を芸術に応用する研究に取り組んでいます。 現在進める3つのプロジェクトを中心に、展示を交えながら紹介します。
  • ・磁性流体のアートプロジェクト「突き出す、流れる」
  • ・跳ね星 スマートボールプロジェクト
  • ・Blooming Space 花と空間のインタラクションデザイン

(西3号館1階109号室、113号室)

【情報通信】

『人の認知特性を利用した言語による感性評価システムとテキストに適した色彩を提案するシステム』
本研究室では、人がもつ様々な認知能力に着目しながら、言語による感性評価やテキストデータの処理によって多様なシステムの開発を行っています。当日は、「ふわふわ」「もふもふ」といった擬音語や擬態語などの言語が表す情報を定量化するシステムと、入力テキストに適した色彩を提案するシステムのデモンストレーションを行います。ぜひ実際に、最近気になる擬音語や擬態語などを入力してみてください。
(西6号館5階501号室)

【情報通信】

『医療画像などの画像処理に関するテーマ』
  • ・Bayes 推定を用いた医用画像再構成に関する研究
  • ・医用画像の識別に関する研究
  • ・視覚モデルに基づいた画像処理に関する研究
    • ・視覚モデルのニューラルネットワーク
    • ・視覚モデルによるパターン分類に関する研究
(西3号館3階309号室)  

【情報通信】

『視覚情報処理(Visual Computing)』
人間がいとも簡単に行っている視覚情報処理をコンピュータで実現するための技術とその結果を利用した画像/生成技術に関する研究を行っています。コンピュータに対する、直観的、かつ、違和感の無いインタフェースを実現するために、視覚情報に基づいた人間とコンピュータの対話モデルについて検討を行っています。具体的には、画像処理の分野では、基板検査補助、医療画像の領域分割手法の検討、視覚情報を用いたインタフェースの分野では、エクササイズ支援、プレゼンテーション支援システムの検討、情報可視化の分野では、ドライバの補助を目的に、夜間や雨天時に見えにくくなった道路の区画線の可視化手法等について研究を行っています。
(西6号館2階207号室)

【情報通信】

『バーチャルをリアルに変える映像投影技術』
最新の映像投影技術を使って、バーチャルな世界をリアルに体験してもらいます。
  • ・凹凸のある室内壁面を使った大画面映像投影
  • ・透明人間体験システム
  • ・バーチャル着せ替えシステム
  • ・ボールをぶつけて壁を壊す対話型プロジェクションマッピング
  • ・触って操作できるバルーン型ディスプレイの展示
  • ・対向車が透けて見える運転支援システム、等々
(西9号館6階608号室)

【情報通信】

『画像・映像認識とWebマルチメディアマイニング』
本研究室では、デジタルカメラで撮影した画像や、テレビ放送やビデオカメラで撮影した映像から、人間にとって有用な情報を計算機を用いて自動的に抽出する研究を行っています。大量のデジタル画像や映像の記録が容易にできる今日、計算機が画像・映像の意味内容を理解し、人間に代わって多くの画像・映像情報を「見る」ことが重要な技術となっています。
当日は、大量のYoutube動画からの特定動作シーンマイニング、大量の映像に対するシーン認識、スマートフォンによるリアルタイム食事画像、Twitterからのイベント画像検出などのシステムの紹介とデモンストレーションを行います。
(西9号館7階704号室)  

【情報通信】

『高信頼ソフトウェアの自動合成』
本研究室では、形式手法と呼ばれる数学に基づくソフトウェア開発手法に関して研究しています。一般に形式手法では、デバッグの代わりに定理証明によりプログラムの正しさを保証します。我々は形式手法をさらに発展させ、過去のソフトウェアの微細化で得た部品を結合することで、新規の要求を完全に満たすアルゴリズムを自動的に合成する開発手法の構築を目指しています。
当日は定理証明器のデモンストレーションを交えながら、形式手法とソフトウェア合成に関して説明します。
(東3号館8階817号室)

【情報通信】

『進化計算と多目的最適化』
"情報をまるで生物のように扱い、進化させる進化計算という新しい計算法があります。進化計算は、生物進化(自然淘汰・交叉・突然変異)の過程を模倣し、工学的にモデル化して構築されたコンピュータアルゴリズムです。この方法は、最適化・確率的探索・学習アルゴリズムとして広く利用され、産業界でも新しい設計手法として積極的に適用されています。
本研究室ではとくに複数の目的関数を同時に最適化する多目的最適化問題に有効な進化計算法を研究しています。例えば、自動車の設計では走行性能と価格を同時に改善すべきですが、これらの間にはトレードオフの関係があり、走行性能の高い自動車は高価格に、低価格な自動車は走行性能を落とさざるを得ません。このように一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ない背反の関係にある目的を同時に最適化するのが多目的最適化です。本研究室では、進化計算の仕組みを紹介し、多目的最適化問題を進化計算で解くデモンストレーションを行います。
(西6号館2階205、206号室)  

【情報通信】

『スマートフォンで月に行こう! ~画像と電波と拡張現実~』
iPhoneやandroidなどのスマートフォンを利用した自律分散システム、高精度位置推定システムの研究を行っています。具体的には、(1)画像と電波を同時に処理し、高精度に位置を求めるユビキタスシステム、(2)スマートフォンで制御された複数の小型探査ロボットを使った自律協調探査の研究などです。また、月探査ロボットの性能評価のため毎年アメリカの砂漠で実験も行っています。オ当日は、今実験に使用している小型ロボットのデモンストレーションを行う予定です。
(西6号館5階501号室)  
経営情報学コース

【ライフサイエンス】

『人間を知る -モデル化による人間の理解-』
パネル紹介
人間にとって最も興味深い対象のひとつは人間自身です。そして、科学が進歩するほど、人間自身に対する新たな研究分野が発展しています。本研究室では、人間を主な研究対象として、種々の工学的観点から人間をモデル化し、人間自身に対する理解を深めることを目標にしています。
(西5号館4階402号室)  

【情報通信】

『ことばを科学する -Web工学、自然言語処理、認知科学-』
インターネットにおいて、情報を伝達する主な媒体は「ことば」です。ウェブ(WWW)から必要な情報を探し出したり(情報検索・抽出、ウェブマイニング)、WWW上にある大量の情報を整理して提示したり(情報分類・要約・組織化)するのを計算機で実現するためには、ことばの工学的処理が必要になります。また、そのためには、われわれ人間が脳や心の中でどのようにことばを理解しているのか(言語理解・認知)を科学的・実験的手法を用いて知る必要があります。本研究室では、以上のようなことばの工学的処理と科学的解明を二本柱として、ことばに関するさまざまな研究を行っています。当日は、ウェブマイニングや言語情報処理に関して本研究室で開発しているシステムのデモンストレーションを通じて、研究内容に直にふれてみてください。
(西5号館7階713号室)

【社会基盤】

『次世代信頼性・安全性システム』
    インターネット・GPSより送信される全世界にて稼働中の製品Aの状態監視データに基づく信頼性・安全性向上に関する研究
  • (1) 状態総合監視システム
  • (2) 品質信頼性統合データベース(DB)
    (状態総合監視DB、故障メカニズムDB、顧客情報DB)
  • (3) 信頼性メカニズムシミュレータ
    (設計最適化・故障予測シミュレーション)
  • (4) 顧客別リスクコミュニケーションシステム
    (余命診断、最適点検・交換時点の決定と通報)
(西5号館6階602号室)  

【社会基盤】

『サービス・サイエンス -品質向上手法を製品だけでなくサービスや教育にも!!-』
製品の品質の管理・改善には、長年の品質管理分野の研究の蓄積があります。しかし、現在、世界経済において70%以上という大きな割合を占めるようになったサービス分野の質に、単純に拡張することはできません。なぜなら、製品とサービスや教育の品質向上の大きな違いは、提供者側と受け手側の異質性にあるからです。例えば、教育の場合、学生さんには個人特性や学習意欲、志向性、あるいは受講前能力に‘個人差’があり、教師から同一の授業を受けても、理解度も、満足度もかなりバラツクのです。授業の理解度や成長を個人差情報を考慮して解析することで、次の一歩が見えてきます。病院サービスやカフェへの要望も、住んでいる地域や、家族構成によって大分異なります。どの地域に、どのような顧客タイプがどのくらいいるかを分析することによって、質を高める項目の優先度、質向上への示唆を示すことができます。本研究室では、品質向上支援システムの開発を目指し、研究を行っています。
(西5号館7階713号室)  

【ものづくり技術】

『生産システムにおける最適な施設立地を考える』
近年、情報技術の発展にともなって、各企業における生産システムの大規模・複雑化が急速に進み、その結果、資源・活動・製品(サービス)を効率良く計画・運用することが非常に重要になってきました。本研究室では、生産システムにおいて、これらの諸問題を解決するための意思決定手法の研究、および意思決定を支援するシステムの開発を行っています。
当日は、工場や倉庫などの施設の立地に焦点を当て、望ましい立地を最適化手法により決定する問題を紹介します。
(西5号館8階802号室)

【社会基盤】

『数理ファイナンス、数理経済学、金融工学、金融経済学』
最近の卒業論文・修士論文の内容を紹介します。
宮﨑 浩一 研究室
(西5号館5階513号室)
 

【ライフサイエンス】

『人間情報学 ~人間特性の解明と応用~』
人間にとって「やさしい」、「快適な」、「便利な」モノ(機械)や生活・生産・社会システムの実現には、人間特性(生体機能)への配慮が必要不可欠な条件となります。本研究室では感覚(五官)、認知(脳)、行動(神経・筋)といった人間の様々な特性を計測、分析、評価することにより、そのメカニズムを科学的に解明することを研究の目的としています。そして、快適な職場や住まい、高齢者や障害者にやさしい環境、使いやすい情報機器、ストレス防止といった医用、福祉、生活、生産への応用を目指しています。
(西5号館4階407号室)

【ものづくり技術】

『環境イノベーションのための経営情報システム』
本研究室では経営情報学すなわち、経営資源であるヒト・モノ・カネと、これら経営資源それぞれに関わる情報についてのあるべき姿を探求しています。この経営情報学は、企業経営のみならず、地球環境問題をはじめとする社会のあらゆる問題への活用が期待されています。
当日は、これまで取り組んできたモノや情報の処理・流れに関する可視化と効率化、特に、循環型・低炭素型サプライチェーンや育児ライフログなどの研究活動を紹介します。
(西5号館5階513号室)

【情報通信】

『ソフトウェア工学:「よい」ソフトウェアを作る研究』
本研究室では、ソフトウェアを中心にしながら、ハードウェアといった人工物と、それに関わる人間とが複雑に絡み合ったシステムを対象とした研究を行います。特に、ソフトウェアシステムをより「よい」ものにするために、実践的でありながら広く応用可能なソフトウェア工学の方法論の構築を目指しています。具体的には、ソフトウェアの評価や設計、ミッションクリティカルシステムの開発、プロジェクトマネジメント、組込みシステム(家電製品や自動車などに組み込まれたソフトウェアシステム)などを研究対象としています。
(西5号館6階613号室)  

【情報通信】

『予測のための統計学』
統計技法は、様々なデータを収集するためにも、解析するためにも必要な技術です。また標本調査や抜き取り検査に始まり、故障や事故の発生にいたるまで、あらゆるリスクを確率てきに保証するためにも必要な技法です。
本研究室では、統計技法の工業、社会科学、薬学への応用を指向して研究を行っています。また確率・統計の考え方をしっかりと身につけた人材を社会に輩出することも、目標としています。
(西5号館6階602号室)  

【ライフサイエンス】

『皮膚温度による感性情報の評価』
ヒトの刺激に対する動作や表情・情動などに表れる感性情報を脳波、心拍、筋電、瞬目、皮膚温などさまざまなセンサによって計測・解析することでヒトの状態 や状況を評価しています。生体を計測するセンサにはさまざまなものがありますが、これらの中で特に、赤外線サーモグラフィ装置に注目して研究を行ってきま した。この赤外線サーモグラフィ装置は、非接触で計測できる特徴を持ち、センサを体に装着する必要がないため、気軽に計測が可能です。当日は、実際に赤外 線サーモグラフィ装置によって顔面熱画像をお見せし、説明します。
水野 統太 研究室
(西5号館4階401号室)
 
セキュリティ情報学コース

【情報通信】

『離散アルゴリズム』
事象を頂点で表し、関係する事象を変で結ぶことで事象の関係を数学的にモデル化したグラフを得ることができます。例えば計算機ネットワークでは各々の計算機を頂点とし2つの計算機が直接情報交換できるときそれらを辺で結びます。プログラムの各命令を頂点とし、先行して実行しなければならない命令が存在する場合に辺で結ぶことにより、計算機における並列処理のモデルとしてのグラフを得ます。グラフ理論およびグラフモデル上の離散アルゴリズムの研究成果を紹介します。
安藤 清 研究室
(西3号館3階317号室)
 

【情報通信】

『実世界情報処理のための情報通信基盤の研究』
インターネットの伝送容量は指数関数的に伸び続けており、このまま続けば10数年で1000倍になります。主役となる端末(アプライアンス)もPCやケータイからさらにRFIDやセンサに移っていくと予想されます。急速なインターネットの発展と端末の変化はインターネットそのものを変えてしまう可能性を秘めています。本研究室では、RFIDやセンサなどのネットワーキングに適切な新しいネットワークアーキテクチャを提案し、世界中どこでも安心して実世界をセンシングし、情報処理できる情報通信インフラストラクチャを研究しています。
(西3号館2階215号室)  

【情報通信】

『暗号プロトコルの設計と解析 窶迫攪_的アプローチ窶煤x
世の中にインターネットが浸透するにつれ、安全で信頼出来る暗号技術は必須のものになっています。暗号技術の安全性は、使い方に応じて状況をきちんと定式化することで、その安全性を数学的に示すことが出来ます。また、理論的な枠組みの中で議論することで既存の方式がどのくらい脆弱であるかも明らかにすることが可能です。本研究室では、﨑山研究室と連携し、理論と実践を視野に入れながら、暗号理論の充実を目指しています。具体的には、様々な状況における安全性の定式化や、暗号方式の提案およびその安全性証明、また、暗号技術に対する各種の攻撃などに取り組んでいます。当日は、電子署名や電子オークション、ハッシュ関数への攻撃手法などについて紹介します。
(東3号館7階720号室)  

【情報通信】

『より安全な暗号実装を目指して』
今日の情報社会の中では、安全に情報のやり取りを行うために様々な暗号技術が使われています。実際のシステムに実装された暗号デバイスの場合、演算処理に必要な電力を消費し電磁波を放出することが知られています。そのような暗号化時に漏れ出る副次的な情報を利用して秘密情報を暴こうとする手法(サイドチャネル攻撃)が存在します。サイドチャネル攻撃の脅威により、暗号実装は理論のみならず実装的な面からも対策が求められています。本研究室では太田・岩本研究室と協力し、理論と実装の両面からよりセキュアな暗号実装技術の研究に取り組んでいます。本研究室で実際に取り組んでいる研究の紹介とそれらを視覚的に理解してもらえるようにデモンストレーションを行います。
(東3号館7階718号室)  

【情報通信】

『セキュリティ:安心と安全の科学』
本研究室では、人間が太古の昔から望んできた安心と安全に関して科学的な探究を行っています。また、関連する概念である信頼、公平、プライバシー、匿名性について研究しています。そして、安心と安全、公平、プライバシー等を社会にもたらす情報ネットワークを作っています。
    当日は以下を紹介します(1から4はデモあり)。
  • (1) Twitterやmixiからのプライバシー漏えい検知システム
  • (2)個人情報を保護する暗号データベース
  • (3) Webのなりすましを自動検知するシステム
  • (4) 映像の著作権を保護する電子透かし
  • (5) スマートフォンの利用やビッグデータに関わるプライバシー保護
  • (6) Twitterから履歴書のウソを見抜く技術
  • (7)虹彩や声紋による人の識別
(西6号館6階601号室)

【情報通信】

『離散情報構造』
離散数学の世界をご紹介します。セキュリティ科学を含む情報科学を理論的に研究する際のベースとなる分野です。この分野出身で、情報科学の各分野で活躍している科学者・技術者が多くいます。
石上 嘉康 研究室
(西31号館1階103号室)
 

【情報通信】

『人をやさしく支援する人間機械共生のための基盤技術に関する研究』
本研究室は、「人を優しく支援する感性情報学の実現」、「文理複合的視点による人間、生命理解」を2大目標とし、大学でしかできないような学術的な研究と社会とのつながりを意識した工学的な研究とのバランスを取りながら、分野の枠組みにとらわれない学際的な研究を進めています。
【画像情報処理】
顔画像処理、生体画像からの特徴抽出、高品質な画像取得を目指した雑音除去技術などを通して、ロボットビジョンや生体認証などへの応用を目指します。
【音響信号処理】
ロボットによる会話システム、言語インタラクションなどへの応用を目指した高品質な雑音除去システムの構築や音楽的情報処理への応用について研究します。
【ロボティクス】
ヒューマノイドロボットや自律移動型ロボットなどの研究を通して人間そのものの仕組みや人の役に立つロボットのあり方について研究します。
【機械学習、最適化システム】
取得されたデータから自動的にシステムを構築するパラメータ最適化や人間の主観を取り入れた学習機構について研究します。
【感性情報学、観的コンピューティング】
機械系での主観的、心理学的な仕組みの実現を目指し、それを観察することで人間のこころや感情、錯覚等の仕組みについて研究します。
(東1号館8階814号室)

【情報通信】

『未来のOSのはなし』
皆さんはWindows、MacOS、iOS、Androidなどのオペレーティングシステム(OS)を毎日のように使っていることと思います。OSはいまや私たちの日常生活と密接に結びついています。OSが将来どう進化していくかについて、話をしたいと思います。私たちの安全を守るためのOSの機能、OSをより便利に使うための機能、スパコンのためのOS、スマートフォンのためのOSなどについて、最新技術を紹介します。
(西9号館5階507号室)  

【情報通信】

『安全と使いやすさの探求:個人認証 & Networkの見える化』
情報セキュリティの研究は、情報通信技術を安全に利用できる社会の実現を目標として多様な研究が行われています。本研究室では、多様な対象領域を持つ情報セキュリティ研究の中で、安全性と使いやすさの双方に配慮した個人認証とネットワーク情報の視覚化による異常認知支援の実現を目指して研究を行っています。当日は、研究成果のデモンストレーションを行います。
(西3号館4階405号室)  
『雑音と悪意からの情報保護』
●LDPC符号、ターボ符号等の誤り訂正技術、●コピープロテクトによらない著作権保護を目的とする電子透かし方式、●その発展形態である不正者を追跡する結託耐性不語を用いる電子指紋方式、●誤り訂正符号と電子透かしの結合技術、等について、パネル展示と紹介を行います。 誤り訂正符号と画像電子透かしを組み合わせた破損画像の復元などのデモんズとレーション実験を行います。
山口 和彦 研究室
(東3号館9階ロビー)
 

【情報通信】

『モノのインターネット(Internet of things)』
本研究室では市川研究室と連携し、無線信号を含む周波数帯域を量子化し配信するオンデマンド電波空間情報配信機構を開発しています。オンデマンド配信とは、中心周波数や帯域などクライアントの要求に応じて、サーバが任意の電波空間情報を配信すること意味します。当日は、このシステムのデモや関連する研究展示を市川研究室と合同で行います。
(西3号館2階216号室)  
コース横断協力教員
『代数幾何学関係の数学の本の紹介』
本研究室にある、代数幾何学関係の数学の本を公開します。学部生が代数幾何に興味を持った場合に勉強すべき本などを、面談しながらお話しします。各自の意欲、基礎知識、動機等々によって、いろいろな場合がありうると思います。また、代数幾何学と微分幾何学の違いは何か?、「代数多様体」のように、「多様体」と名前がついているのに、通常の多様体論の本に書いてある手法と無関係に見える手法が代数幾何の教科書では展開されているのはなぜか?等々の質問も受け付けます。
大野 真裕 研究室
(東1号館4階411号室)
 

情報理工学研究科 情報・通信工学専攻

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
情報通信システムコース

【情報通信】

『未来のネットワーキング技術・通信技術』
本研究室では、ネットワーク技術、および、通信システム技術の研究を行っています。さまざまな通信アプリケーションが現れて、通信量の需要の予測が困難になってきております。また、ネットワーク上に、動画配信などの大容量・高品質を求める通信アプリケーションの割合が増加してきております。そこで、いつでも、どこでも、大容量で、かつ、求められる通信品質を効率よく提供できる、通信ネットワークの実現を目指して、研究に取り組んでいます。
(東3号館7階701号室)

【情報通信】

『情報通信ネットワークの限界と可能性の追究』
1948年にクラウドシャノン博士によって創始された“情報理論”は、情報通信の限界と可能性を理論的に解明する研究分野として、現在隆盛を極めるデジタル情報通信技術の根幹をなしています。”情報通信分野におけるアインシュタイン”ともいわれるシャノン博士の提唱した情報通信の理論とはどういうものかということと、情報通信ネットワークの限界と可能性の追究に関する本研究室の取り組みについて分かりやすく説明します。
(西1号館4階402号室)  

【情報通信】

『先端情報通信システムに対する情報理論解析』
本研究室では、マルチメディアからワイアレスネットワークに至る先端情報通信システムに対する情報理論解析を行っています。
  • 1)乱数オメガを暴け-- 情報爆発時代を生き抜く究極的データ圧縮とその応用(川端)
  • 2)ネットワーク情報理論:情報通信ネットワークにおける情報理論・符号理論の融合(八木)
  • 3)先端ワイアレスネットワークの情報通信理論:情報統計力学が世界のワイアレス通信研究者の注目を集める(竹内)
川端 勉・八木 秀樹・竹内 啓悟 研究室
(西1号館3階317号室)
 

【情報通信】

『これからの情報通信を支える光技術』
光技術は21世紀の大容量情報通信には不可欠な技術ですが、先行の電気通信技術と比較すると光技術は未成熟であり、現在の光通信システムは光の持つ能力の一部しか活用していません。本研究室は光の優れた特長を活かして、かつ光を自由自在に操ることによって情報通信に有用な技術の探求を行っています。それらの一端を公開することで、光技術の重要性について紹介します。
(東3号館10階1005号室)  

【情報通信】

『ワイヤレス通信用デバイス・回路の高性能化について』
テーマは、
  • より無駄無く…(超高電力効率)
  • より綺麗に…(超線形)
  • より多くの…(超広帯域)
情報&エネルギーを伝えるために…
携帯電話、無線LAN、無線電力伝送等で利用される電波の増幅回路技術や、次世代通信の電波送受信用アンテナ等に関して紹介します。
(西1号館5階517号室)  

【情報通信】

『ワイヤレス通信研究の最先端』
当日は以下の5つの研究について説明します。
  • (1)高信頼ユビキタスワイヤレス送受信技術の研究-ZigBee、ITS通信技術の高度化
  • (2)マルチホップ自律分散ネットワークの研究-環境認識によるダイナミックマルチホップ通信
  • (3)無線リソースの極限活用技術の研究-OFDM信号を極限効率で増幅できるEPWM送信法
  • (4)パラメータを自由に変えられる可変高周波回路の研究-3ビット周波数可変BPF
  • (5)光ファイバ無線(RoF)高度化の研究
(東10号館4階411号室)  

【情報通信】

『宇宙環境科学の紹介』
本研究室は、「情報工学」+「通信工学」+「宇宙科学」=「あたらしいサイエンス」をめざして、宇宙環境の研究をしています。カナダや北欧の観測拠点に設置している高感度大気光カメラや大型大気レーダーによって得られた最新の観測データを紹介。 また、 オーロラなどの宇宙空間の自然現象と衛星通信や衛星測位環境の関係を調べた研究成果を紹介し、我々が取り組んでいる宇宙空間の天気予報について簡単な解説を行います。
(西31号館2階201号室)  

【情報通信】

『ヘリコプター衛星通信と並列伝送方式』
当日は、ヘリコプター衛星通信、OFDMおよび直交符号並列伝送に関するパネル展示を行います。
(東3号館10階ロビー)  

【情報通信】

『未来の無線通信コグニティブ無線』
未来の無線通信として期待されるコグニティブ無線技術について、パネルによる説明と、コグニティブ無線実験テストベット装置の展示を行います。また、車両間通信にコグニティブ無線を適用する実証実験について紹介します。
(東10号館4階411号室)  

【情報通信】

『光ファイバ通信技術の高度化 〜超高速・省電力・災害に強い光ネットワーク構築に向けて〜』
インターネットサービスの多様化やこれら利用者の爆発的な増加によって、今後もより多くの情報を瞬時に伝送可能な高度な情報通信技術(ICT)の研究開発が急務となっています。併せて、情報通信機器に使用する消費電力も急増しており、ICTのグリーン(省電力)化も重要な研究戦略課題となっています。
本研究室では、将来の情報通信基盤となる光ファイバ通信技術に関する研究を行なっています。当日は、現在取り組んでいる研究テーマや、最新の光ファイバ通信実験設備を紹介します。
(東10号館3階323号室)  
『圏外も電池切れもない未来の無線通信技術』
複数の端末が協調して通信を行うことで通信の信頼性を大幅に向上可能な協調通信技術と、環境中のエネルギーを回収し、効率的に充電するエネルギーハーベスティング技術。これら最先端技術の成果について、パネルによる紹介を行います。また、ネットワーク誤り訂正符号と呼ばれる技術に関する簡単なデモンストレーションも行います。
(東10号館4階411号室)  

【情報通信】

『情報通信ネットワークと符号化技術』
情報通信ネットワークでは、効率性と信頼性というトレードオフ関係のある要求の中で情報伝送が行われます。さらに、情報伝送では安全性も要求されます。本研究室では、それらの要求に対応する符号化技術の探求を行っています。それらの一端として、ネットワーク符号化や安全で修復可能な分散ストレージシステムというテーマについて紹介します。
(東3号館9階921号室)  
電子情報システムコース

【ライフサイエンス】

『音響エレクトロニクス: 聞こえる音から聞こえない音まで』
本研究室では、可聴音(聞こえる音)から超音波(聞こえない音)までの広範囲な音を扱う音響・超音波エレクトロニクスについて研究を行っています。特に音によるQOL(生活の質)の向上を目指したテーマに取り組んでいます。具体的には音環境改善のための「超指向性音響システム」、医療応用を目指した「高分解能超音波イメージングシステム」、「超音波精密計測システム」、安全な交通システムのための「自動車者走行音による路面・タイヤ判別システム」の開発などです。当日は、それら研究成果の一部をデモンストレーションとともに紹介します。
(西2号館5階501号室)  

【情報通信】

『マルチメディア信号処理』
マルチ信号処理技術は、マルチメディア時代にとって欠かせない重要な技術の一つであり、本研究室では、基礎理論に関してデジタルフィルタ、近似理論、最適化手法、マルチレート信号処理、フィルタバンク、ウェーブレット等を含むマルチスケール変換、時間周波数解析等について研究しています。また、応用に関して、ウェーブレット変換を用いた静止画像圧縮、動画像圧縮、ノイズ除去、ビデオのフリッカー低減、錯視画像解析、画像フュージョン等について研究しています。応用例の一つとして、多焦点画像合成について紹介します。
(東35号館2階212号室)

【情報通信】

『電波で見る地球と宇宙』
本研究室では「電波を用いた地球宇宙環境の監視と予測」をテーマとして、地上観測ネットワークや人工衛星などを用いた地球宇宙電磁環境に関する観測的および理論的研究を進めています。当日は、ヨーロッパからの最新の科学衛星データや、赤い妖精と呼ばれる雷放電に伴う発光現象、また電磁波を用いた地震予測に用いられる観測装置からのリアルタイムデータの紹介や研究内容発表を行います。
(西2号館8階801号室)

【フロンティア】

『木星火球の観測と高速度衝突現象』
木星火球とは、木星の大気中で起こる巨大な流星現象です。その頻度は、木星以遠での小天体数に依存し、太陽系誕生のメカニズムとも関係しています。2010年に続けて2例の報告があり、これまで考えられてきた以上の頻度で起きているのではないかと考えられるようになってきました。これをはっきりさせるために木星のモニター観測を行っています。当日は、観測システムを紹介します。
 一方、月面への微小天体衝突を模擬した室内実験をJAXAの設備を使って行っています。その結果をポスターにて紹介します。
(東3号館10階ロビー)  

【情報通信】

『環境電磁工学 電磁界の可視化』
電磁波を利用して、携帯電話、無線LAN、高度道路交通システムなどが続々登場し、 私たちの生活はますます便利になってきた一方で、電磁環境は悪化の一途を辿っています。本研究室では、環境電磁工学(EMC)に関わる物理現象を理論と実験で検証することに取り組んでいます。当日は、研究室の紹介、開発品展示および電磁界の可視化デモンストレーション実験を行う予定です。
(西2号館7階701号室)

【情報通信】

『電波で探る超高層(高度90~1000km)の乱れ構造 』
さまざまの電波観測手法を駆使して、超高層(高度90~1000km)の電子密度の乱れについて研究しています。以下のキーワードに興味のある方は、是非おいでください。
【HF/VHF/UHF電波・電離層・スポラディックE(Es)・電子密度の乱れの移動と構造・衛星通信・GPS・JG2XA・短波ドップラ・VHF遠距離伝搬・アマチュア無線】
以下の研究テーマについて、詳しく紹介します。
  • 1. HFドップラ観測による電離圏擾乱と大気波動の関係の研究
  • 2. HFドップラ・ VHF遠距離伝搬波・測位衛星振幅シンチレーションの同時観測によるスポラディックEの構造および移動特性の研究
(西2号館5階509、511号室)  

【情報通信】

『手ブレ・振動検査装置および脈波分析システム』
企業との共同開発により製品化を行っている、手ブレ・振動検査装置およびスマホを用いた脈波分析システムについて、直接開発に携わっている研究室学生が、ポスター展示やデモンストレーションにより概要を紹介します。
(東35号館1階109号室)
『多次元ファジィとその応用』
あいまいで柔軟なコンピュータの原理となるファジィシステムと人を含むゲーム情報学を研究しています。多次元ファジィ集合は複雑なシステムを「こんなとき」「このへんでは」「こうする」と直感的な表現で扱うことのできる手法です。 ヒューマノイドロボットの制御や様々な多変数複雑システムの制御、人を含むシステムをひろく扱っています。 従来の「固い」手法でうまく行かない問題に解決を与えるファジィ理論について紹介します。
(西5号館8階813号室)  
『電波望遠鏡用受信機の開発とそれらを用いた観測的研究』
本研究室では、ミリ波サブミリ波帯の電波望遠鏡用受信機の開発と、それらを用いた星形成に関する観測的研究を行っています。開発を行っている受信機の概要と、大質量星(太陽の8倍以上の質量を持つ恒星)の形成についての最新の観測結果をポスターで紹介いたします。
酒井 剛 研究室
(東3号館10階ロビー)
 

【情報通信】

『パターン識別/機械学習及び脳信号処理への応用』
パターン認識/機械学習の理論研究紹介と、脳信号処理への応用について紹介します。
機械学習は、脳波などの信号から有用な情報を探し、識別を行います。
例えば、右手を動かす想像をしたときの脳波と左手を動かす想像をしたときの脳波をいくつか用意し、違いを見つけて自動で識別できるようなアルゴリズムについて研究しています。理論的な背景から、実際の応用やデモンストレーションを紹介します。
鷲沢 嘉一 研究室
(西2号館7階706号室)
 
情報数理工学コース
『科学技術研究のための数値解析とくに代用電荷法について』
現代の科学技術研究において数値解析は必要不可欠な技術となっています。本研究室では、数値解析という学問分野はどういうものか初歩的な紹介をするとともに、本研究室の主要研究テーマである偏微分方程式の数値解法「代用電荷法」について、その基礎から最近の発展について展示して紹介します。
(西4号館3階306号室)  

【情報通信】

『シミュレーションによる次世代メモリの研究』
現在コンピュータで使われているほとんどのメモリは半導体で作られています。半導体メモリは情報の保持のために電気が必要ですので、コンピュータの使用中はメモリに常に電気を供給しなくてはならず、この消費電力が問題となっています(揮発性メモリ)。本研究室ではシミュレーションを用い、電気を供給しなくても情報を保持できる次世代の不揮発性メモリに関する研究を行っています。
(西9号館6階632号室)  

【社会基盤】

『最適化とオペレーションズ・リサーチ』
昨年度の卒業研究を中心に、本研究室の研究内容について紹介します。特に次に関するデモ又は研究内容の公開を行う予定です。
  • (1)本研究室で開発しているコンピュータ囲碁プログラム
  • (2)昨年学生が開発した4次元折り紙のシミュレーション
  • (3)ボードゲーム Yonmoque の必勝法
  • (4)多期間ポートフォリオ最適化と多項式最適化
(西4号館5階502号室)  

【ものづくり技術】

『精度保証付き数値計算』
  • (1)精度保証付き数値計算とはなにか?
  • (2)常微分方程式の精度保証法
  • (3)力学系への応用
  • (4)コンピュータプログラムの自動生成
山本 野人 研究室
(西4号館6階ロビー)
 

【情報通信】

『嘘に立ち向かう数理』
数学を使うことで、「嘘をつかれても問題なく行動する」ことや「嘘をつかれても自分に被害が及ばないようにする」ことが可能になります。そのような例を2つ紹介します。
ケース1:信用できないはかりを買っちゃった…一番重いおもりを見つけるには?
ケース2:オークションに現れた不審な入札者…踊らされないようにするには?
また、ハイパフォーマンスコンピューティングやパズル・ゲームの数理に関する学生の発表も行う予定です。
注:本研究室公開に嘘はありません。
(西4号館2階202号室)  
『アルゴリズムと問題の複雑さ』
・ゲーム・パズルの計算複雑さ
様々なゲーム・パズルの「難しさ」を理論的に解明します。
条件を満たす全ての解をすべて列挙します。
・二分決定グラフ(OBDD)等を用いたアルゴリズム
二分決定グラフと呼ばれる論理関数の表現法を用いた列挙などの効率的なアルゴリズムを設計します。
・グラフ問題に対するアルゴリズム
非常に難しい問題でも、特定の性質を持つグラフに限ると簡単に解けることが多いです。そのようなグラフに「近い」グラフについても簡単に解けるかも?
(西9号館5階532号室)  
『非線形解析学への誘い ~数学研究の営みとは?~』
物理学や生物学において研究対象となっている非線形現象の多くは「微分方程式」を通じて記述されています。本研究室では、そういった微分方程式の数学的な研究をしています。 そもそも、数学の研究とはどういった営みなのでしょうか?みなさんが授業で受ける数学の印象とは少し異なるかもしれません。大型実験装置はないけれど、コーヒーショップでも出来ちゃう数学研究の魅力の一端を紹介します。
(東1号館5階503号室)  
『数値シミュレーション技法の数理解析と開発』
物理現象の多くは微分方程式として数理モデル化されます。その微分方程式をコンピュータ上で解くことによって、物理シミュレーションが可能になります。本研究室では、微分方程式の数値解法として知られている有限要素法(Finite Element Method; FEM)を基礎にした数値シミュレーション技法の数理解析と開発を行っています。特に、DtN有限要素法、仮想領域法、領域分割法、不連続ガレルキン有限要素法(耳慣れない名前の方法とは思いますが)のこれまでの研究成果や現時点での研究課題を紹介します。
(西4号館3階307号室)  
『実用的オークションシステム開発による市場創造』
実用的なオークションシステムを開発するためのアルゴリズム開発及び、実証実験の成果を、スライドを用いたプレゼンテーションにより紹介します。
・単一財複数ユニットオークションの勝者決定問題に対する高速近似解法の構築
・アルゴリズム評価のための被験者実験について
高橋 里司 研究室
(西4号館5階508号室)

【情報通信】

『研究成果発表』
今年度の国際会議で発表する成果を、世界に先駆けて紹介します。
(1) 小脳と大脳基底核の連携モデル (稲葉・パリ7月)
(2) ロボット動作データを用いた運動単位の自己組織化 (久保田・ハワイ7月)
(3) リアルタイム小脳による実世界時間シミュレーション (山﨑・サンディエゴ11月)の3つを紹介します。1、2は修士の学生の研究です。紹介は山﨑が行います。
(西4号館6階610号室)
コンピュータサイエンスコース
『 プログラミング言語をもっと使いやすくするための技術』
本研究室では、プログラミング言語と処理系、システムソフトウェアなどの研究を行っています。プログラミング言語を使いやすくするには、実行効率の良い処理系、目的に応じたプログラミング言語システムなどの基盤的な技術が必要です。本公開では、言語処理系におけるメモリ管理の技術、メモリを節約する技術を紹介します。さらに、本研究室で行っている他の研究も紹介します。
(西9号館6階611号室)  

【情報通信】

『化学反応回路に関する研究』
DNAやRNAなどの生体高分子は、ワトソン・クリックの相補性に基づいて相手を選んで会合するという選択的会合性をもつ。この特徴を利用して、分子反応を利用して論理回路を構築することを探求している研究分野について紹介します。
(西9号館7階735号室)  

【情報通信】

『GPGPU技術の広がりとFPGAの応用』
GPU(グラフィックスカード)を画像処理以外の分野にも応用しようとする試み(GPGPU)が近年注目を浴びています。最初はコンピュータシミュレーションの分野から使われ始めましたが、最近では教育/芸術など他の分野でも使われ始めています。また、FPGA (Field Programmable Gate Array)を用いたハードウェアも開発中です。デモンストレーションを交えながらこれらの技術を紹介します。
(西9号館7階715、718号室)

【情報通信】

『社会を活性化するセンサーネット・データマイニング』
センサーネットとマイニング技術の統合による、日常生活に密着したITC技術とその応用を説明します。
  • ・電力波形マイニング
  • ・家庭用消費電力可視化システム
  • ・RFID による高齢者見守りシステム
(西9号館8階806号室)  

【情報通信】

『コンピュータと使いやすさ(ヒューマンインタフェース)』
本研究室ではインタフェース(コンピュータとのやりとり)をいかに工夫すれば使いやすいシステムができるか、また、できあがったシステムの使いやすさをどうやって評価するかについて研究しています。具体的には、新開発した携帯型装置を用いた新しい入力方式、講義を支援するためのe-ラーニングシステム、研究室内でのコミュニケーションを豊かにするWEBシステム等について紹介します。
(西9号館4階434号室)  

【フロンティア】

『人を模倣しパートナーとなる知的システムの研究』
本研究室では、コンピュータ将棋、囲碁はプロ棋士に迫る勢いになっています。本研究室では、強いアルゴリズムだけでなく、十分に強くなったAIを人を楽しませる技術へ応用していく手法について検討しています。当日は、これらの試みを中心に研究概要を紹介していきます。
(西9号館8階811号室)  
コース横断協力教員
『トポロジー(高次元図形の代数的位相不変量)入門』
数学のカテゴリーには大きく、代数学、幾何学、解析学に分類されます。本研究室では、幾何学に分野の中で、トポロジー(位相幾何学)について研究しています。トポロジーは、目に見る事のできないような高次元図形(たとえば、多様体)の位相同型等の分類のためのさまざまな代数的不変量(ホモトピー群、ホモロジー群など)を計算してその高次元図形の形(同型類)を決定する研究です。まずはその研究内容の雰囲気をでも紹介できればと思います。
(東1号館5階505号室)  
『変数係数線形微分方程式系の解の漸近挙動について』
単独の定数係数線形常微分方程式の一般解は指数関数の1次結合で表されます。連立の定数係数線形常微分方程式の一般解(ベクトル値関数)も同様にそのノルムは (t^b) × exp (at) という漸近形をしています。ここで、a は係数行列の固有値の実部の最大値、b はその固有値の重複度と初期データで定まります。これらの既知の事実が変数係数の場合にどのように一般化されるかについて解説します。
(東1号館5階501号室)  

情報理工学研究科 知能機械工学専攻

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
先端ロボティクスコース

【ものづくり技術】

『マイクロロボットとその応用』
マイクロロボットファクトリーの構築と実用化を目指して微動機構、マイクロマニピュレータおよびセンサーの開発やそれらの駆動方法や精密誘導方法などについて研究しています。最近は海外の研究室との交流も積極的に行い、マイクロメカトロ技術を体験し、また他国の人たちとコミニュケーションできるように環境を整備しています。
(東4号館3階331号室)  

【情報通信】

『人間的な振舞をする知能ロボットおよび顔画像情報処理』
知能ロボットに人間と同じ様な振舞を自律的に行わせるためには、どうすればいいでしょうか?本研究室では、目(画像・距離情報)と耳(音情報)でもって周りの人間や環境の状況を把握し、その結果に応じて人間的な振舞をしたり、人間とコミュニケーションを行うことができる知能ロボットの実現を目指した研究成果を紹介します。また、カメラで取込んだ顔写真から顔の特徴や印象を数値的に解析し、表現力豊かな似顔絵をコンピュータに自動的に描かせる技術を、実演を含めて紹介します。顔画像データベースの中から、顔の特徴や印象が似た顔を効率良く探してくることもできます。
(西8号館5階517号室)

【ものづくり技術】

『いろいろな近接・触覚センサとロボット制御への展開』
高速ロボットハンドに取付けた触覚・すべり覚を用いた把持操作、非接触で近傍物体を検出する近接覚センサとそれを装備したロボットハンド、自律移動車による衝突回避と物体追従などについて実機の展示を行います。
(東9号館2階201号室)  

【情報通信】

『飛ぶロボット&生物型ロボットから脳波で操るロボットまで』
本研究室は Unique & Challenge in Robotics and Control をコンセプトに、飛ぶロボット&生物型ロボットから脳波で操るロボットまで、また、非線形&知的制御理論から産業応用までを幅広く展開しています。 当日、可能な限りデモ、あるいは、実験映像、シミュレーションなどをご覧いただけます。
(東4号館4階431号室)  

【ライフサイエンス】

『人の運動と感覚の機能を補助する融合マシン技術に関する研究』
運動感覚機能の補助と代替のための人と機械の融合技術の開拓をメインテーマとして研究活動を行っています。特にその根幹を成す技術である個性適応技術(人や自然環境など多様な時変性を有する対象に対し、機械学習の理論を用い、状態変化に適切に対応する制御規則を後天的に獲得する適応学習能力を実現する)の確立を目指します。デモでは、個性適応技術を応用した筋電義手や手指リハビリテーションのためのパワーアシスト装置、運動感覚機能再建のための表面電気刺激を用いたバイオフィードバック技術などの本技術の一端をご紹介します。
(東9号館2階203号室)

【情報通信】

『生体計測とバルーン魚ロボット』
ロボットと生体情報が私たちの研究分野です。ロボットを開発し、脳波や筋電を解析します。バルーン魚ロボットや錯覚による触覚ディスプレイの開発が研究目標です。
(西8号館8階807号室)  

【ものづくり技術】

『精巧なロボットシステムの構築を目指して』
~高性能高機能メカトロ要素の開発から精密計測・精密制御システム、サービス・作業支援・エンターテイメントロボットまで~
169:三次元環境・物体認識システム、直交4脚車輪移動ロボット、太鼓演奏ロボット、楽器演奏ロボット(リコーダMUBOT)、アーチェリーロボットほか
144:三次元測定機(ZEISS PRISMO Navigator 5 S-ACC mass)、三次元レーザ干渉計(LEICA LT-500)、レーザ光平面による三次元位置姿勢計測システムほかを紹介します。
(東4号館1階169号室、東6号館1階144号室)

【ものづくり技術】

『人間の状態・意図推定と作業支援』
本研究室では、人間、特に製造業の組立作業者や、オフィスでのデスクワーカーなどを、情報面・物理面の両方から支援するシステムを研究しています。システムが適切なタイミングで適切な内容の支援を行うためには、作業者の意図や状態を理解することが必要となります。このオープンキャンパスでは、人間の状態・意図を推定するための方法や、ロボットによる物理的な作業支援についてお見せします。
(東4号館5階520号室)

【情報通信】

『人間のような知能をもったロボットは創れるか?』
本研究室では、真に人の役に立つ家庭用ロボットの実現を目指して、研究を進めています。また、本当の意味で知能をもち、私たちとコミュニケーションできるロボットの実現を目指しています。こうしたロボットを開発するためには、ロボットの工学的な研究だけでなく、人間の認知発達の仕組みを研究し、それをロボットで実現する試みも重要であると考えています。当日は、こうした研究の一部を実際のロボットのデモンストレーションを通して紹介します。
(西8号館8階809号室)

【ものづくり技術】

『人間や生物に学ぶ高度で自然なロボットの研究開発』
長年にわたって進化してきた人間や生物の機構と運動制御技能をヒントに、人間や生物らしいコンパクトな構造と自然な動きを実現できる高度なロボットの研究開発に取り組んでいます。また産業界のニーズに応じて、実用で先進なメカトロシステムの開発も行っています。研究テーマの紹介パネル、研究紹介ビデオまたはロボットの実機を用いて、ゴルフスイングロボット、水中ロボット、羽ばたきロボット、移動マニピュレータ、メカトロシステムなどを紹介します。
(東4号館5階503号室、 東7号館1階105号室、 東8号館3階307号室)
機械システムコース

【ものづくり技術】

『“もの作り”に欠かせない設計とは!?』
良い設計は優れた“ものづくり”に欠かせません。本研究室では「設計をするときに大切なこと」「設計をしたあとに大切なこと」「設計をするために大切なこと」を考え、新しい扉を開く研究を行っています。その実例として、セットベース設計など3次元CADを用いた設計支援システム、AE(アコースティック・エミッション)モニタリングシステム、設計・製図教育支援システムなどに関する研究の一端を紹介します。
(東4号館4階420号室)  

【エネルギー】

『熱と流れ~百聞は一見にしかず!』
本研究室では、エネルギー・環境関連機器の信頼性向上と高性能化、巨視的な熱流動状態を支配する現象素過程の解明に取り組んでいます。熱や流れを「見る」ことは、現象を理解するのに大きな助けになります。高速度カメラを使った現象観察、コンピューターシミュレーションによる熱流動場の可視化を体験します。
大川 富雄 研究室
(東4号館3階313号室)

【ものづくり技術】

『新しい知的な加工法と加工機の創造と実践』
工業技術立国を支え更なる前進をするためには、独創的で新たな加工法が必要となってきます。そこで、新しい加工法を考案・開発するとともにコンピュータの援用による加工を行っております。世界で我が研究室でしか見られない、いつくかの加工機の加工原理の説明とともに、成形品を手にとって見ることができます。
久保木 孝 研究室
(東4号館2階269号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『ナノ材料力学シミュレーション』
グラフェン、カーボンナノチューブ、フラーレン、ナノ粒子、ナノワイヤなどはナノ材料として注目を集めています。ナノ材料の変形特性や強度を調べてみると、日常世界でなれ親しんでいる巨視的材料の性質とは異なる性質が現れてきます。
(東4号館7階715号室)  

【ものづくり技術】

『航空宇宙工学の流体力学的課題解決に向けて』
HII-Aロケットや次世代超音速輸送機など輸送機器開発には取り組むべき課題があります。それらの課題の解決に向けて、現象の本質を明らかにするために、スーパーコンピュータによる大規模流体シミュレーションや、風洞実験を行います。高速複雑流れ現象(例えば、乱流境界層)を示し、航空・宇宙工学における流体力学的課題を紹介します。時速500km/h以上の次世代高速鉄道輸送システムや新幹線の高速化に伴う空気力学的音響場について紹介します。
(東4号館1階133号室)
『設計・生産・保守を支援するための3次元形状処理システム』
以下に関して、開発したシステムのデモとプレゼンテーションを行います。
  • レーザ計測を用いたプラントの3次元モデル作成支援システム
  • 車載移動計測による道路周辺の3次元モデル化システム
  • 解析やラフモデル検討のためのポリゴンの編集システム
増田 宏 研究室
(東4号館5階531号室)

【環境】

『渦の神秘を探る:Into the mysterious world of vortices』
本研究室は「流体力学」、とくに「渦」のメカニズムとその影響を研究しています。渦は、オゾンホール、海流、台風、竜巻、飛行機、自動車、さらにはジャイ ロボールまで、あらゆる自然現象に関わる根本的な力学現象です。このような流体運動に伴う物質・エネルギーの輸送現象を理論・数値計算によって研究することを主なテーマとしています。スポーツから地球環境まで「渦」ぬきには語れません。国立環境研究所、理化学研究所、宇宙航空研究開発機構、国立スポーツ科学センターなど多くの外部研究機関と共同で、幅広い流体現象のメカニズムの解明とその応用を目指しています。
(東4号館7階717号室)  

【ものづくり技術】

『ロボット知能化のための戦術と戦略』
人間とロボットとが複雑に入り混じっているような人間-機械混合システムを、小気味良く動かしたい。そのためには機械に「賢さ」が必要になります。
ここで言う「賢さ」とは、たとえば、機械が自分の仲間と共通の目標に向かって努力したり、仲間の負荷を減らすために、あるいは将来の自分の負荷を減らすために、今ちょっと余計に努力してみたりするようなことを想定しています。
そんな、人間ならごく当たり前にやってしまっているような、でも機械には難しいことを、どのように実現していくかが本研究室の課題です。
(東3号館4階ロビー)

【ナノテクノロジー・材料】

『10ミリから10マイクロまでの強度と疲労』
マイクロマシンの実現は、マイクロサージェリー、医療・福祉ロボットなどの医療、あるいは狭小・閉鎖空間への応用にとどまらず、すべての産業分野への波及効果が期待されています。本研究室では、マイクロマシンに使用されるような微小材料(マイクロマテリアル)の強度や疲労の研究を行っています。当日は、直径200マイクロの線材、または板厚10マイクロの板材の疲労試験の実演を行います。
松村 隆 研究室
(東4号館1階123号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『未来を拓く新機能金属の開発』
巨大ひずみ加工によって製造した超微細粒組織の透過型電子顕微鏡写真を紹介します。
三浦 博己 研究室
(東6号館1階102号室)
 

【ものづくり技術】

『ものづくりを、人のそばに』
コンピュータと各種ロボット(工作機械、計測器、多関節ロボット)を活用した生産加工システムの自動化・効率化・高精度化・知能化に関する研究を精力的に行っています。
○現在の主な研究テーマ
  • (1)多軸制御加工のためのソフトウェア基盤技術の開発
  • (2)生産作業自動化のための産業用ロボットの知能化
  • (3)触覚デバイスを利用した加工インタフェイスの開発
  • (4)パーソナル・ファブリケーションを志向した加工システム
当日は、卓上工作機械によるデモンストレーションを行います。
(東4号館5階513号室)
電子制御システムコース

【情報通信】

『安全・安心を担う計測技術の研究・開発』
本研究室では、電磁波を用いた計測方式、信号処理アルゴリズムについて研究しています。特に、レーダ変復調方式、アンテナ信号処理技術、ネットワークセンサなどを主な研究テーマとしています。研究の応用先は道路交通の安全・安心のためのITS(Intelligent Transport Systems)技術の一環である車載レーダや鉄道交通の安全を守る鉄道安全監視システム、安全運転支援システムなど多岐に渡ります。オープンラボ当日は、当研究室が行っている研究内容や、シミュレーションについてパネル展示を行うとともに、実験装置の展示および実験デモンストレーションを行います。
(西8号館6階611、613、615号室)

【ライフサイエンス】

『身体運動を科学する -ヒューマンパフォーマンスの改善を目指して-』
人間の日常生活やスポーツ活動における身体の動きをバイオメカニクス的手法を用いて研究することが主なテーマです。主に画像による動作解析法を用いて人間の様々な動きの力学的解析を行っており、立つ、座る、歩く、走る、跳ぶ、投げるなどの誰もが行なう日常生活での人間の基礎的動作やスポーツにおける動作を研究対象としています。人間の身体運動に潜む様々な謎を科学的に解明し、生体の生力学的特性への理解を深め、運動処方、スポーツのコーチングや日常生活動作(ADL)の維持・改善に活かせる知見を発信することを目的としています。 当日は、モーションキャプチャシステムやアナログセンサを用いた身体運動解析のデモンストレーションを行います。
(武道場2階演習室)

【情報通信】

『電波で物を観る』
電波で物の像を撮れるカメラのようなレーダーがあります。電波の波長は光のそれに比べて10万倍以上も長く、霧や雲があっても大きな影響を受けずそれらを透過して画像を撮ることができます。その一方でその画像は日常我々が見る絵とは大きく違っています。電波暗室と呼ばれる滅多にお目にかかれない不思議な部屋で、電波で物を観る実演を行います。船舶などの金属物体を観測し、電波の眼の透視能力と金属物体を電波で観測するとどのように見えるのかを紹介します。
(西1号館地下1階実験室)

【ライフサイエンス】

『感覚器疾患に対する新たな診断・治療技術の開発』
高齢化社会に向けて、健康の維持・増進は重要事項であり、特にコミュニケーション能力の維持はQOLの向上には不可欠です。本研究室では、音波・振動計測、数値解析や画像処理などにより、感覚器,特に聴覚器を対象とした治療に役立つ計測技術やデバイスの開発を行っています。具体例として、聴覚器病変診断・機能回復装置の開発、聴覚器官のシミュレーションによる難聴発生メカニズムの解明や最適治療法の開発、埋め込み型骨導補聴器の開発などを行っており、医工連携により、患者・障がい者・高齢者の自立支援を促すことを目標にしています。当日は、現在開発中の埋め込み型骨導補聴器などについて紹介します。
(東4号館1階129号室)

【情報通信】

『マイコンを活かすモデルベース計測制御技術』
マイコンあるところシステム技術あり。その中で、最新の自動車や家電に使われている電子制御技術、電子計測技術、ネットワーク技術を紹介します。本研究室では企業との共同研究を積極的に行っており、「産業のための数学に基づく理論」を研究しています。過去の成果として、Lexus GS430 用の電動スタビライザーに用いられた二自由度制御、カローラのエアバッグに使われたwavelet 解析等が挙げられます。近年は、情報家電のネットワーク制御や省エネルギー制御、工場内の自律無人搬送車の制御、分散コンピューティングのための最適スケジューリングの研究等を行っています。また、制御系ネットワークのセキュリティ技術開発に携わっている国内でも有数の研究室です。
(西5号館2階205号室)

【情報通信】

『ロボットデモを通した研究紹介と信号処理の産業応用について』
  • 1. サッカーロボットデモ(東9号館 207室)
    Robocupサッカーはロボットを人間が操作するのではなく、ロボット自身が行動を考えて試合を行うサッカー競技です。ロボットの仕組みをデモを交えて説明します。
  • 2.車両ロボットデモ(東9号館 406室)
    車両型ロボットの遠隔操作、障害物に対する自律回避を行うデモと実際に用いている制御方法の解説を行います。
  • 3.2-リンクマニピュレータデモ、アクロボックスデモ(西2号館 322室)
    関節を二つ持つアーム型のロボット・マニピュレータのデモを公開します。障害物から回避させつつマニピュレータの手先を目的位置へ自動で移動させる制御のデモとその解説を行います。
    アクロボックスとは中に駆動円盤が入った四角型のロボットです。内部の円盤をうまく制御することでアクロボックスを角で倒立させるデモ(撮影動画)とその解説を行います。
  • 4.信号処理を用いた産業応用(西2号館 322室前)
    時間‐周波数解析の一つであるウェーブレット変換を用いることにより故障診断、異常検知などが可能となります。
    ウェーブレット変換について実際の産業応用例を交えて説明します。
(1、東9号館2階207号室
2&3、東9号館4階406号室
4、東34号館1階106号室)
 

【エネルギー】

『スイッチング電源およびD級オーディオアンプのロバストデジタル制御』
  1. インターリーブPFC回路のロバストデジタル制御(RXマイコン)
  2. インターリーブPFC回路+DC-DC降圧コンバータのロバストデジタル制御(RXマイコン)
  3. PFC回路+LLC共振コンバータのロバストデジタル制御(RXマイコン)
  4. オーディオアンプ用電源のロバストデジタル制御(DSP)
  5. D級オーディオアンプのロバストデジタル制御(DSP)
(東31号館2階201号室)  

【ライフサイエンス】

『脳情報復号化技術と感覚知覚世界の可視化』
ヒトがものを見たり、聞いたり、触ったりして得た感覚情報は、脳に伝わり、情報処理が行われます。この時に発生する脳活動を脳の外から安全な状態で非侵襲的に計測し、その計測された信号をコンピュータで解析することにより、そのヒトが何を見ていたか、聞いていたか、触っていたかを読み取ることができます。このような技術のことを脳情報復号化といいます。 当研究室は、脳情報復号化技術を用いて、ヒトの脳の情報処理メカニズムの解明を行い、また解読した情報をロボットやコンピュータに送ることで、体の不自由な方々のサポートに役立てることを目指しています。
(東3号館6階618、620号室)

【ライフサイエンス】

『光を用いた生体内微視的イメージング』
光を用いた医療工学における新しい技術の開発研究を実験とコンピュータシミュレーションの両面から行っています。
(東4号館6階617号室)  

情報理工学研究科 先進理工学専攻

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
電子工学コース

【情報通信】

『低電力集積エレクトロニクス』
本研究室は創研3年目の若い研究室です。超低電力LSI設計技術や低電力システム技術等の低電力技術及び低電力技術を活用してバッテリレスセンサネットシステム等の新しいアプリケーションを開拓し、環境改善や安心安全な社会を実現する技術の研究をしています。 当日は、以下を紹介します。
  • ・電力センサによる電力見える化の実演
  • ・MEMS共振器、超低電力LSI設計技術
(東34号館1階114号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『 シリコンフォトニクスとダイヤモンド-IV族元素を中心とした材料・デバイス開発-』
大型計算機から携帯電話にいたるまで、電子機器の発展は半導体LSI技術に支えられてきました。シリコンLSIは開発が進み、21世紀に入りデバイスサイズの縮小化は量子限界に、そしてクロック周波数は金属配線の伝送帯域の限界をむかえます。一方、環境問題からハイブリットカーや電気自動車に必要なハイパワーデバイスの開発が盛んに行われています。これらのLSIやパワーデバイスはIV族元素半導体で支えられています。本研究室では、IV族元素半導体であるSiの新しいパラダイムであるシリコンフォトニクスや、究極の半導体といわれるダイヤモンドの合成に取り組んでいます。公開では本研究室の取り組みをポスターで紹介します。
(西1号館2階213号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『安心・安全・安価な材料を用いた環境に貢献する科学技術』
  • 1. 安価な方法による機能性炭素膜(DLC)作製
  • 2. 可視光/酸化物半導体を用いた環境浄化
  • 3. レーザーを用いた微粒子、薄膜作製
(西2号館4階411号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『計算機シミュレーションで探るナノスケールの世界』
最先端のシミュレーション技術を駆使して、ナノスペースで繰り広げられる原子・電子の振る舞いを追いかけています。特に、低炭素社会に向けて、逆に「固体の炭素」を積極的に利用した物質設計、スピンを利用したスピントロニクスに興味を持っています。
(西2号館3階308、309号室)  

【情報通信】

『半導体の製作及び評価』
れまでに応用されていない材料の開発、LED発光効率の向上や、欠陥密度の解析など、基礎から応用に至るまで、守備範囲の広い研究をしています。以上のことを、これまでの研究成果と自らの研究テーマを交えて修士1年生たちが紹介し、実験室等を公開します。
(東31号館1階ロビー)

【ナノテクノロジー・材料】

『電子や磁束量子を1個ずつ操作する電子素子』
ミクロの世界は「量子力学」に支配されています。量子力学特有の現象を「量子効果」と呼びます。本研究室では、量子効果を利用した電子素子による「電子」や「磁束量子」の操り方とその応用について、パネルを使って紹介します。キーワードは、「電子」「超伝導」「トンネル効果」です。
(西8号館7階705号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『半導体量子ナノ構造の展開』
量子効果を示すナノメートルサイズの半導体微結晶(量子ドット)を用いることにより、超低消費電力の高性能な光通信用半導体レーザーや一個の電子で動作させる単電子トランジスタ、単一の光子を発生させることで高いセキュリティーをもつ量子暗号通信用デバイス、さらには高い電力変換効率をもつ太陽電池など、様々な次世代デバイスへの応用が期待されています。本研究室では、その魅力的な半導体量子ドットの作製、評価、デバイス応用について紹介します。
(西8号館5階502号室)
『放射光X線吸収分光法(XAFS法)を用いた次世代燃料電池触媒とグリーンプロセス触媒の開発に関する研究』
家庭用燃料電池エネファームは世界に先駆けてわが国が初めて商品化に成功したが、将来の脱炭素・水素社会を牽引する燃料電池自動車の開発は一段と困難です。しかし、資源・エネルギーに乏しく自然災害多発のわが国が将来にわたり生き残りをかけ持続的社会を構築するためには、無尽蔵な水素を燃料とするクリーンでパワーのある「燃料電池」で世界を先導することが必須であり、そのための科学技術は我が国が解決すべき喫緊の課題の一つと位置づけられています。この課題解決を目指して、本研究室では燃料電池車実用普及のためのNEDOプロジェクトを遂行しています。 (1) SPring-8放射光施設に建設した世界最先端の電通大XAFSビームラインの写真展示、研究成果PPT紹介、(2)電気化学測定系、(3)燃料電池発電装置系を紹介します。またグリーン触媒反応プロセスを紹介します。
(東6号館3階305、307、317号室、東9号館3階301号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『新規高効率ナノ蛍光材料の開拓 』
ナノサイズの新規半導体蛍光材料を開拓する研究を紹介します。チオシリケートとよばれる各種シリコン硫化物や、極小サイズのシリコン、酸化亜鉛などの半導体を創製しています。低消費電力の光電子素子や表示機器につながる、高輝度高効率でかつ波長制御可能な各種蛍光体をめざして研究しています。
(東6号館4階403号室)  

【情報通信】

『アナログ回路およびデジタル回路のICチップ設計 』
IC設計室、学生室の紹介をします。集積回路についての説明をします。
西8-213号室にて、アナログ回路、デジタル回路のICチップ設計の流れの実演と研究室の紹介を行います。集積回路に興味がある、新しい回路、面白い回路を設計してみたいといったことに興味がある人は是非見学に来てください。
(西8号館2階213号室、217号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『微小な超伝導トンネル接合を用いた量子素子』
Josephson接合の一種である超伝導トンネル接合を微細化して得られる、電荷とJosephson位相の競合する接合は、たとえば量子ビットへの応用など、新奇な機能の可能性を秘めています。
本研究室では、ナノメートル領域の超伝導トンネル接合からなる素子を作製し、新奇な電気伝導現象や電気的な機能を研究しています。実験室は、微細素子の作製現場であり絶対零度近くの極低温での計測現場です。その実験機器を紹介します。
(東6号館4階417号室)  
『半導体電極を用いた光-化学エネルギー変換素子の開発』
半導体薄膜製造装置及び電極評価装置の紹介をします。
小野 洋 研究室
(東34号館1階108号室)
 
光エレクトロニクスコース

【フロンティア】

『毎秒100ギガビットの高速かつ省エネルギーな光エレクトロニクスデバイス 』
超小型な光半導体内部で発生する超高速現象を応用し、毎秒200ギガビット以上の光信号で光信号を信号処理する、世界最高速で省エネルギーなデバイス研究です。次世代の光方式のネットワーク機器やコンピュータに少しずつ近づいていく、基礎デバイス研究です。国内国外と産学官交流しながら成果を積み重ねています。当日は実際に実験装置を動かし、高速光信号波形の発生・制御・信号処理を実演、解説します。高速光信号発生、ロジックゲート動作、光半導体の応答特性評価研究等を紹介します。
(西2号館3階301、302号室)  

【環境】

『レーザー技術の極限化と非線形光学の新しい展開』
2010年はレーザー誕生から50周年、2011年は非線形光学誕生から50周年を迎える記念すべき年でした。レーザー技術、及び、それと互いに相補的な関係にある「光科学」は、この間、目覚しい発展を遂げました。50年を経た現在もその勢いは衰えていません。得られた知見は、現代のナノテクノロジー・材料、ライフサイエンス等の様々な重点科学技術分野におけるイノベーション創出に不可欠なものとなっています。
/ 本研究室は、この50年間の発展を土台として、現代的なセンスで「非線形光学」の新しい可能性を探求しています。当日は、研究室を全て公開します。
(東6号館6階613号室、622号室)  
『超精密知的光計測・制御技術の研究』
新しい高品位な極限光源である超短パルスレーザーと光周波数コムを用いた超精密計測・制御の研究を行っています。形状、距離のセンシングやイメージング、分光などの新計測手法を開発しています。研究内容をポスター展示します。同時に、模擬講義と実験室にて研究内容紹介を行います。
(東6号館3階ロビー、4階421号室、東5号館3階ロビー)  

【ナノテクノロジー・材料】

『ナノコンポジットマテリアルとそのフォトニクスへの応用』
本研究室では光により多次元フォトニック結晶構造を形成できる光重合性ナノコンポジットマテリアルの開発とそのフォトニクスへの応用の研究を行っています。今回の公開では、ナノ微粒子やナノ結晶を光重合性ポリマーへ分散したナノ微粒子—ポリマーコンポジットを用いたホログラフィックデジタルデータ記録や液晶分散ポリマーによる光スイッチングのデモンストレーションを行います。また、非線形光学への応用や量子力学の基礎やライフサイエンス・医療分野への応用が期待される中性子ビームのホログラフィックな制御についても紹介します。
富田 康生 研究室
(西1号館2階203号室、201号室、202号室、204号室)
 

【フロンティア】

『超短パルスレーザーが拓く新しい科学』
超短パルスレーザーを用いて、巨大惑星内部や太陽表面状態を模擬した極限状態を作り、その物性を評価する研究を行っています。当日は、本研究室のレーザー施設を見学できる予定です。
米田 仁紀 研究室
(西7号館1階101号室)
 

【情報通信】

『レーザーの新機能・極限技術』
  • 短波長コヒーレント光源開発
    • 未開拓領域の光へ
  • 高安定化レーザーシステム
    • 究極の高品質レーザー光へ
  • 低雑音光の発生
    • 自然限界を越える光技術へ
  • 非古典的量子光ビーム発生
    • 新しい光の性質を求めて
(西2号館4階401号室)  

【情報通信】

『バイオとナノフォトニクスの融合』
塩濃度の高い環境で生育する高度好塩菌の細胞膜にはバクテリオロドプシンと呼ばれる光受容タンパク質が存在します。動物の視物質ロドプシンと非常に似ていて、輪郭強調や動画検出といった視覚情報処理機能をもっています。このタンパク質を用いた視覚機能光センサーの作製や量子光学への応用研究を行っている実験室を公開します。
(西2号館4階402、406、408号室)  

【情報通信】

『電子情報ディスプレイおよびシステムに関する研究』
プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイの低電力化、高画質化に関する研究を紹介します。
志賀 智一 研究室
(西8号館5階518号室)
 

【フロンティア】

『レーザー研究最前線』
レーザーは光科学の根幹を担うキーデバイスです。私たちは、次世代レーザーを目指し、新手法・高出力化・高機能化・新材料に取り組んでいます。フォトニックバンドギャップ、マルチコアなどの先端微細構造ファイバー導波路により高度に電界制御されたレーザーや、セラミック技術により可能になった新材料・新機能性デバイスによる高出力・超短パルスレーザーなど、私たちが研究・開発している世界最前線の新しいレーザーの数々について、パネルと実験室ツアーで紹介します。
(西7号館6階613号室)

【情報通信】

『超高出力レーザーを用いた光波の制御』
本研究室では、光数サイクルの超短パルスレーザー、TW級の超高出力レーザー電場を用いて、物質を変調したり、光電場そのものを制御したりしています。
(西7号館2階213号室)  
『超高安定化レーザーとその応用』
衛星搭載用周波数安定化レーザー、超狭線幅レーザー、ファイバーモードロックレーザーなど、レーザーの周波数安定化システムを中心に各種レーザーの紹介を行います。
(西7号館6階613号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『半導体ナノ材料を用いた次世代太陽電池に関する基礎研究』
本研究室では、「半導体ナノ材料の光エネルギー変換基礎過程と光機能性発現との相関」を中心的テーマとして、次世代太陽電池に関する基礎研究を行っています。現在は、特に以下の課題を重点的に研究しています。
  1. 半導体量子ドットと色素を用いた安価・高効率次世代太陽電池の作製と各種特性評価およびメカニズムの解明
  2. 高速レーザー分光法を用いて、半導体量子ドットと色素の光励起電子の緩和ダイナミクスの評価
当日は、具体的な研究内容と高速レーザー分光装置を含む主な設備を紹介します。
(東6号館5階506号室)  

【情報通信】

『光情報処理と先端光計測』
光は電磁波の一種であり、振幅(電場や磁場の値の振れ幅)、位相(振動の山や谷のタイミング)、偏光状態(電場や磁場の振動方向の偏り)によって特徴付けられます。この3つを正確に測ったり自由に制御することで、光の特色を生かした新しい機能や技術を生み出すことを目指しています。今回は、リアルタイムのホログラムを用いたらせん状の波面をもつ特殊な光ビームの発生や、縞画像処理によるリアルタイムの3次元物体形状計測を中心に紹介します。
(東6号館6階617号室)

【情報通信】

『光でつくる新しい計測技術と情報処理―ナノ計測から高速マルチメディア検索―』
本研究室は、光技術を基に、画像処理技術、情報・IT技術などを融合した新しい計測システムと情報処理システムの研究開発を行っています。たとえば、光の干渉作用を利用して、透明な細胞などをナノオーダで計測するシステムを構築しています。従来の位相差顕微鏡等では見えない、細胞の劣化情報や癌化した細胞の情報等を高精度に可視化することが可能です。また、光相関機能とホログラム光メモリを利用して、超高速なマルチメディア検索システムを構築しています。世界唯一のディスク型のホログラフィック光検索装置を保持しており、これらはインターネット上の動画、音楽などを高速検索し、著作権管理等に利用された実績を持っています。
(東9号館3階302、303号室)
応用物理工学コース

【ナノテクノロジー・材料】

『赤外線集中加熱炉で単結晶をつくる』
赤外線集中加熱炉による酸化物の単結晶作製を紹介します。
(東6号館3階313号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『レーザーで相転移の起源を探る』
構造、誘電性、磁性、伝導性など物質が示す性質が変化することを相転移といいます。それぞれの物質の相転移メカニズムの解明は学術面でも、応用面でも大変重要なテーマです。 本研究室は様々な物質の相転移の起源を、光散乱を利用して調べています。物質にレーザー光を照射し、散乱した光を観測すると、分子の振動状態や分域など、物質内部の多様な情報を得ることができるため、そこから相転移の起源を探っています。
当日は、ラマン散乱分光の実演実験を行います。
(東6号館4階437号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『ナノスケールでの物理<摩擦と超流動>』
原子サイズに近いナノスケールでは、我々が普段生活しているマクロな世界では見られないような新しい性質が現れます。このような新しい性質を見いだすことは、現在の知識の延長線上では想像できない発展の可能性を持っています。
当日は、ナノ動摩擦顕微鏡や超流動を測定するための冷凍機など、実験装置を公開するとともに、低温で物質の性質がどのように変化するかを見ていただくために液体窒素を使ったデモンストレーション実験を行います。
(東1号館1階106号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『レーザーを用いた極低温原子の操作とその応用』
パネルおよびスライドによる最近の研究の紹介を行います。(レーザーによるボース凝縮原子の生成、原子干渉計による精密重力加速度計、単一原子操作と量子コンピューターへの応用、光周波数コムの分光計測への応用) 原子のレーザー冷却および光周波数コムの実験のを紹介します(予定)。
(西7号館5階513号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『原子・分子・光科学』
マイクロケルビン(10-6K)の極低温での原子の振る舞いや高強度レーザー場中でのアト秒(10-18sec)という超短時間での原子分子ダイナミクスに関する理論研究を行っています。 ボーズアインシュタイン凝縮体の量子渦や干渉計、コヒーレントX線発生のシミュレーションなどの研究についてスライドを用いて紹介いたします。量子力学に興味のある方、 数値計算シミュレーションを利用した理論研究に興味のある方、歓迎いたします
(東6号館4階429号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『統計物理学と数値シミュレーション』
    研究内容の展示、紹介を行います。
  • ・モンテカルロシミュレーションと非平衡緩和法
  • ・ベイズ統計とカーネル法によるスケーリング解析
  • ・自作PCクラスター(4x6=24 コア)の展示、デモンストレーション
(東6号館5階534、535、539号室)  
『最先端の極超短パルスレーザーを体験しよう』
    最先端の「光」の技術を使った、超短パルスレーザーが織り成す非線形光学の不思議な世界を体験してみましょう。以下の最先端の研究設備を紹介します。
  • ・多チャンネルロックインアンプ検出器
  • ・極超短深紫外パルスの発生装置
  • ・レーザー顕微イメージングシステム
(西9号館1階102、104号室)

【フロンティア】

『フォトニック結晶、メタマテリアルの光学応答の理論的研究』
フォトニック結晶、メタマテリアルは微細加工技術によって作られる自然界には無い、新奇な光学的性質を持った人工物質です。これらの性質を数値的、理論的に調べる研究の内容を研究室内の公開とポスターによって紹介します。
(東6号館5階513号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『原子気体のボース・アインシュタイン凝縮体(BEC)を用いた実験的研究』
    本研究室では、レーザーなどを用いて中性原子を絶対零度まで冷却した極低温気体を生成し、それらの量子的な振る舞いを利用して種々の物理現象を観測する実験を立ち上げています。具体的には、
  • ・連続発振原子波レーザーの開発
  • ・2成分BECの回転位相整合性のブロッキングとダイナミクス
  • ・任意形状の量子渦生成
などのテーマの実現を目指しています。
(東6号館6階619号室)

【ナノテクノロジー・材料】

『幾何学的に閉じ込められた超伝導量子渦状態』
超伝導量子渦、低次元電子物性、極低温の量子物理現象に関する実験的研究を学内外の研究グループと積極的に協力しながら進めています。当日は、走査SQUID磁気顕微鏡で直接観測した小さな超伝導体に現れる量子渦を紹介します。
(東6号館6階601号室)  

【フロンティア】

『量子流体のダイナミクス』
原子集団などを超低温に冷却すると、量子力学的な波動としての性質が顕著に現れ、「量子流体」としてふるまいます。通常の気体や液体が示す流体現象が驚くほど多彩で複雑であるのと同様に、量子流体もまた様々な量子力学特有のダイナミクスを示します。本研究室は、このような物理系について理論的に研究を行なっています。
(東6号館4階423号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『超伝導ダイヤモンドの合成と電子状態の研究』
絶縁性の高いダイヤモンドもⅢ族Ⅴ族元素を不純物として添加すると半導体的になります。Ⅲ族元素であるホウ素を高濃度にドープしたダイヤモンドは金属のように電気抵抗が低くなり、さらに低温で超伝導を示します。
本研究室では、ホウ素ドープダイヤモンドを中心に、他の元素添加によって超伝導特性がどのように変化するかを研究しています。当日は、ダイヤモンド作成装置の一つであるマイクロ波プラズマ化学気相成長装置の紹介を行います。
(東1号館2階201室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『核融合、天文、ナノテクなど様々な分野で活躍!多価イオンとは』
本研究室で研究しているのは「多価イオン」です。聞き慣れない言葉だと思いますが、核融合、天文、ナノテク、基礎物理、加速器工学、次世代光源等、様々な分野で活躍しています。Tokyo-EBITと呼ばれる世界有数の多価イオン生成装置を使って、他ではできない「多価イオン」の先端研究を行っています。天井を突き抜けてそびえ立つ大きな実験装置をぜひ見に来てください。
(西7号館3階305号室)  
『統計物理学における場の量子論の方法』
理論研究はどのようにして行われるのか、普段通りの風景をお見せいたします。当日は、多粒子系の量子論に関する自主輪講の紹介を予定してます。
伏屋 雄紀 研究室
(東6号館3階302号室)
 

【ナノテクノロジー・材料】

『超伝導材料開発』
超伝導材料は、その特性を生かしリニアモーターカーや医療用MRIなどに応用されており、超伝導を示す温度(超伝導転移温度)が高ければ高いほど応用に有利とされています。そのため、本研究室では、より高い温度で超伝導を示す新超伝導材料の開発を行っています。当日は、超伝導の紹介(歴史や現象など)や新材料開発プロセスの紹介として試料合成に使用する機器の紹介を行います。
村中 隆弘 研究室
(東6号館5階537号室)
 

【情報通信】

『絡み合った光子の不思議』
光は波としての性質と粒子としての性質をあわせ持ちます。レーザー技術の発展に伴い、光の波としての性質は制御技術が確立され、様々な分野で利用されていますが、粒子としての性質はまだ十分に制御できていません。しかし、光の粒子(光子)が自在に操れるようになると、光の新たな利用方法が見えてきます。当日は、光の粒子(光子)の特徴的な性質である「絡み合った光子」の不思議について紹介します。
(東6号館4階416号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『極低温中性原子とイオンを用いて探究する超流動の物理』
高温では気体の原子は粒子として飛び回っていますが、低温では原子たちはただ止まっているだけなのでしょうか?そして究極の低温状態である絶対零度ではどうでしょうか?実は極低温の世界では原子は粒子としてだけではなく波としての性質も示すようになり、その性質(量子統計性)を考慮しないと説明できない不思議な現象が起こります。その中でボースアインシュタイン凝縮、超流動という現象に注目して研究を進めていきます。特に本研究室では、レーザー冷却法によってほぼ絶対零度にまで冷却された原子集団の示すボース凝縮体の性質を、捕獲されたイオンを用いて調べる手法の開発を行っています。
(西7号館3階313号室)  
生体機能システムコース

【ナノテクノロジー・材料】

『分子性磁性材料とスピン科学の研究』
当日は、化学系実験室の合成室ですが、他の部屋をのぞき込めば測定装置も紹介できるかと思います。エレクトロニクス志向・デバイス志向の材料科学をやっています。有機化合物は通常電気を流しません。磁石になりません。しかし適切な分子/結晶設計次第で、それは可能になります。有機化合物の設計性自由度は無機材料の比ではありません。有機材料の柔軟性を活かして、動く、働く磁石を目指しています。
(東6号館8階813号室)

【ライフサイエンス】

『シミュレーションで読み解く生物の複雑性』
生物は多くの階層構造を持つ複雑なシステムです。本研究室では、階層間の関係に注目したいくつかの研究を行っています。1つは、脳の情報処理の研究で、認識や記憶がどのような神経メカニズムで生じるのかについて数理モデルとコンピュータシミュレーションを用いて研究しています。また、細胞や個体の集団に見られる自己組織的なふるまいについてそのメカニズムを研究しています。当日は、ニューラルネットワーク、生物集団の自己組織化の面白さについて、コンピュータを使って紹介します。
(東6号館7階723号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『ケイ素を含む高分子ポリシランとオリゴシラン』
有機ケイ素化合物はケイ素原子を含む人工的な物質で様々な工業的用途で用いられています。代表的なものはシリコーンで、これはケイ素と酸素の結合を主骨格としていて、潤滑剤、ゴム、樹脂などに広く使われています。これに対して、ケイ素同士の結合や、ケイ素と炭素との結合を主鎖に持つ高分子化合物ポリシランやオリゴシランが新しい機能性材料として研究されています。これらは導電性、感光性、発光性など、電子的、化学的に特異な性質を持っているため、各種電子デバイス材料としての用途が考えられている化合物です。ポリシランやオリゴシランの合成や性質についての研究結果を紹介します。
加固 昌寛 研究室
(東1号館2階212、214号室)
 

【ライフサイエンス】

『バイオイメージングによる筋細胞機能の探求』
動物の歩行や走りなどの運動は骨格筋の動きによって表現されます。本研究室は、筋細胞のダイナミックな動きと巧みなコントロールのメカニズムを探求しています。
先進のバイオイメージングを応用し、生きたままの状態で筋細胞内の様々なイオンや物質の動態を調べています。
当日は、バイオイメージングの機材や顕微鏡写真を展示して、筋疲労や筋損傷などを視覚化した画像を紹介します。
(東1号館3階302号室)  

【ライフサイエンス】

『「光の生体機能」に学ぶ光機能科学の開拓』
ホタルやウミホタルの生物発光に学ぶ化学を中心に、本研究室で取り組んでいる研究紹介を行います。併せて、光機能物質の代表、蛍光色素の実例をお見せしながら、光化学の基礎を紹介します。
(東6号館8階837号室)  

【ライフサイエンス】

『化学感覚をめぐる神経科学』
全ての生物にとって、身の周りの化学物質を検出することは、生命の存亡を左右するほど重要なことです。本研究室ではかつて脊椎動物嗅細胞が匂いに反応する時に働いているCNGチャンネルを発見しましたが、それ以来、味覚嗅覚に関連する神経機構の研究に力を入れています。テーマは食欲や記憶、さらに生物時計などにも及ぶようになり、化学感覚を通して神経系全体を相手にしていると言っても良いでしょう。研究は電気生理学やバイオイメージング、行動モニターなどの計測手法と分子生物学とを組み合わせて進めています。当日は、それらの一端を紹介します。
(東6号館6階635、640号室)  

【ライフサイエンス】

『生きた細胞を『観る』『探る』『使う』』
すべての生物のからだは、細胞と呼ばれる単位からできています。白川研究室では、生きた細胞の中の分子の様子を「観る」ことを基本にして、細胞のなかに いろいろな手法で「探り」をいれながら、細胞が働く仕組みについて解き明かすべく研究を行っています。また、生きた細胞を小さな実験装置としてさまざまな用途に「使う」ことができないか、と考えています。
(東6号館7階727、729号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『自己組織化の化学』
分子、コロイド微粒子の自己組織化について研究しています。玉虫、蝶の羽などが鮮やかな発色を持つのは、形、大きさ、機能のそろった部品が、ひとりでに大きな構造を作り出すことで生じます。このようなひとりでに大きな構造を作り出すことを制御して、階層的自己組織化を作り出すことを目標としています。
(東1号館1階114号室、115号室)  

【ライフサイエンス】

『先進理工学的創薬システム』
創薬-特に癌の超早期発見や治療-を目指し、PET画像診断や分子標的医療に応用可能な独自システムを開発しています。有機化学や分子進化工学をベースにして基礎開発した、NEXT-A反応(化学酵素学的反応)や10BASEd-T法(T7ファージウィルス上での精密有機合成)などをご紹介する予定です。創薬を指向した新規蛍光分子(光る薬剤)についても触れたいと思います。
(東6号館8階819号室)  

【ライフサイエンス】

『身体運動と酸化ストレス』
動物は酸素をつかって生命を維持していますが、酸素の毒性によって細胞が傷害され、老化を進めるという事実もあります。では、有酸素運動をして酸素の代謝を高めたら身体に悪いのでしょうか? 本研究室ではそんな研究しています。
(東6号館3階ロビー)  

【ナノテクノロジー・材料】

『X線で分子を見る』
分子はあまりにも小さくて、直接見ることはできませんが、X線回折の手法により「見る」ことができるようになります。当研究室では主に有機化合物の構造と性質の関係や、さらに分子と分子の間にはたらく相互作用を、X線回折を使って調べています。
(東6号館9階939号室)  

【ものづくり技術】

『分子ビームによるナノ科学 -真空中で分子を操る-』
"真空中に分子をビームとして噴出すると、大気圧中や液体中では合成できないナノ構造や孤立した生体分子を生成することができます。これらは究極的なナノ材料の作成や生命の微視的理解につながります。
当日は、分子ビームを生成するための真空槽、分子線レーザー分光を行うためのレーザー、分子を基板に蒸着するための装置を学生と一緒に展望を交えて紹介します。 また、分子の構造や反応についてのコンピュータを使った理論計算についても紹介します。"
(東1号館1階105、113号室)  

【ライフサイエンス】

『プリン代謝系はどのようにしてできたのだろうか?』
本研究室では、プリン代謝に関与する酵素の構造と働きについての研究を通して、生体システムの成り立ちを理解しようと努めています。当日は、プリン代謝と酵素の立体構造解析などについて紹介する予定です。
(東6号館7階706、707、717号室)
『巨大分子電子構造計算に向けたコンパクトな基底関数系の開発』
本研究室においては巨大分子系(生体分子や薬物分子など)の非経験的電子構造計算に向けた新しい線形スケーリングな計算法の構築とそれに用いるコンパクトな基底関数系の開発を行っています。ここでは後者に関するアルカンのコンフォーマに対して高精度の電子構造が得られて、かつ計算効率の良い(冗長性の少ない最小サイズの)ガウス型基底関数系を紹介します。
佐野 達司 研究室
(東6号館9階902号室)
 

【ライフサイエンス】

『ホタル生物発光の人工化と実用化』
ホタル生物発光は、誰もが知っているが、人間の目には黄色く見える光である。この光は、ライフサイエンスの研究分野では日常的に利用されている。この光を人間の目には見えないほど長波長にすると生体透過性が向上して、癌や再生医療の先端研究に利用できるようになると考えられている。本学では、この技術の創製に成功し、世界最先端技術を国際的に市販している。現在、癌分野の研究者を中心に、試用を開始している。
(東6号館8階827号室)

情報理工学研究科 共通教育部

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
総合文化部会(人文社会)

【社会基盤】

『心理、認知、言語』
人間の心について実験的・計量的な手法を用いて研究しています。言語、記憶、知覚、パーソナリティなどの心的機能に関する研究、コーパスを用いた自然言語処理的な研究などを紹介します。
久野 雅樹 研究室
(東1号館5階509、510号室)
 
数学部会

【情報通信】

『トポロジー(高次元図形の代数的位相不変量)入門』
数学のカテゴリーには大きく、代数学、幾何学、解析学に分類されます。本研究室では、幾何学に分野の中で、トポロジー(位相幾何学)について研究しています。トポロジーは、目に見る事のできないような高次元図形(たとえば、多様体)の位相同型等の分類のためのさまざまな代数的不変量(ホモトピー群、ホモロジー群など)を計算してその高次元図形の形(同型類)を決定する研究です。まずはその研究内容の雰囲気をでも紹介できればと思います。
(東1号館5階505号室)  

【情報通信】

『変数係数線形微分方程式系の解の漸近挙動について』
単独の定数係数線形常微分方程式の一般解は指数関数の1次結合で表されます。連立の定数係数線形常微分方程式の一般解(ベクトル値関数)も同様にそのノルムは (t^b) × exp (at) という漸近形をしています。ここで、a は係数行列の固有値の実部の最大値、b はその固有値の重複度と初期データで定まります。これらの既知の事実が変数係数の場合にどのように一般化されるかについて解説します。
(東1号館5階501号室)  
『代数幾何学関係の数学の本の紹介』
本研究室にある、代数幾何学関係の数学の本を公開します。学部生が代数幾何に興味を持った場合に勉強すべき本などを、面談しながらお話しします。各自の意欲、基礎知識、動機等々によって、いろいろな場合がありうると思います。また、代数幾何学と微分幾何学の違いは何か?、「代数多様体」のように、「多様体」と名前がついているのに、通常の多様体論の本に書いてある手法と無関係に見える手法が代数幾何の教科書では展開されているのはなぜか?等々の質問も受け付けます。
大野 真裕 研究室
(東1号館4階411号室)
 

【情報通信】

『非線形解析学への誘い ~数学研究の営みとは?~』
物理学や生物学において研究対象となっている非線形現象の多くは「微分方程式」を通じて記述されています。本研究室では、そういった微分方程式の数学的な研究をしています。 そもそも、数学の研究とはどういった営みなのでしょうか?みなさんが授業で受ける数学の印象とは少し異なるかもしれません。大型実験装置はないけれど、コーヒーショップでも出来ちゃう数学研究の魅力の一端を紹介します。
(東1号館5階503号室)  
自然科学部会(物理)

【ナノテクノロジー・材料】

『ナノスケールでの物理<摩擦と超流動>』
原子サイズに近いナノスケールでは、我々が普段生活しているマクロな世界では見られないような新しい性質が現れます。このような新しい性質を見いだすことは、現在の知識の延長線上では想像できない発展の可能性を持っています。
当日は、ナノ動摩擦顕微鏡や超流動を測定するための冷凍機など、実験装置を公開するとともに、低温で物質の性質がどのように変化するかを見ていただくために液体窒素を使ったデモンストレーション実験を行います。
(東1号館1階106号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『幾何学的に閉じ込められた超伝導量子渦状態』
超伝導量子渦、低次元電子物性、極低温の量子物理現象に関する実験的研究を学内外の研究グループと積極的に協力しながら進めています。本研究室公開では走査SQUID磁気顕微鏡で直接観測した小さな超伝導体に現れる量子渦を紹介します。
(東6号館6階601号室)  

【ナノテクノロジー・材料】

『超伝導ダイヤモンドの合成と電子状態の研究』
絶縁性の高いダイヤモンドもⅢ族Ⅴ族元素を不純物として添加すると半導体的になります。Ⅲ族元素であるホウ素を高濃度にドープしたダイヤモンドは金属のように電気抵抗が低くなり、さらに低温で超伝導を示します。我々の研究室では、ホウ素ドープダイヤモンドを中心に、他の元素添加によって超伝導特性がどのように変化するかを研究しています。研究室公開ではダイヤモンド作成装置の一つであるマイクロ波プラズマ化学気相成長装置の紹介を行います。
中村 仁 研究室
(東1号館2階201号室)
 
『統計物理学における場の量子論の方法』
理論研究はどのようにして行われるのか、普段通りの風景をお見せいたします。当日は、多粒子系の量子論に関する自主輪講の紹介を予定しています。
伏屋 雄紀 研究室
(東6号館3階302号室)
 
自然科学部会(化学)

【ナノテクノロジー・材料】

『ケイ素を含む高分子ポリシランとオリゴシラン』
有機ケイ素化合物はケイ素原子を含む人工的な物質で様々な工業的用途で用いられています。代表的なものはシリコーンで、これはケイ素と酸素の結合を主骨格としていて、潤滑剤、ゴム、樹脂などに広く使われています。これに対して、ケイ素同士の結合や、ケイ素と炭素との結合を主鎖に持つ高分子化合物ポリシランやオリゴシランが新しい機能性材料として研究されています。これらは導電性、感光性、発光性など、電子的、化学的に特異な性質を持っているため、各種電子デバイス材料としての用途が考えられている化合物です。ポリシランやオリゴシランの合成や性質についての研究結果を紹介します。
加固 昌寛 研究室
(東1号館2階212、214号室)
 

【ナノテクノロジー・材料】

『自己組織化の化学』
分子、コロイド微粒子の自己組織化について研究しています。玉虫、蝶の羽などが鮮やかな発色を持つのは、形、大きさ、機能のそろった部品が、ひとりでに大きな構造を作り出すことで生じます。このようなひとりでに大きな構造を作り出すことを制御して、階層的自己組織化を作り出すことを目標としています。
(東1号館1階114、115号室)  

【ものづくり技術】

『分子ビームによるナノ科学 -真空中で分子を操る-』
真空中に分子をビームとして噴出すると、大気圧中や液体中では合成できないナノ構造や孤立した生体分子を生成することができます。これらは究極的なナノ材料の作成や生命の微視的理解につながります。
当日は、分子ビームを生成するための真空槽、分子線レーザー分光を行うためのレーザー、分子を基板に蒸着するための装置を学生と一緒に展望を交えて紹介します。
また、分子の構造や反応についてのコンピュータを使った理論計算についても紹介します。
(東1号館113号室、105号室)  
情報部会

【情報通信】

『音声言語情報処理』
【雑音除去・音声強調】
音声信号から雑音を取り除いたり、音声信号を選択的に強調するなどして、人間が聞きやすい、あるいは自動音声認識しやすいようにする技術を研究しています。
【言語識別】
言語によって異なる音の種類や配列パターンを分析し、その言語の特徴をモデル化することにより、言語を自動識別します。その手法として非負値行列因子分解(Non-negative Matrix Factorization)などを利用しています。
【耐雑音性音声認識】
音声信号を複数帯域に分割して処理することにより、どのような条件の雑音が入っても、良い認識結果が得られるような方式(Multi-SNR Multi-Band Multi-Path Decoder)を開発しました。
(西3号館5階505号室)  
健康・スポーツ科学部会

【ライフサイエンス】

『バイオイメージングによる筋細胞機能の探求』
動物の歩行や走りなどの運動は骨格筋の動きによって表現されます。本研究室は、筋細胞のダイナミックな動きと巧みなコントロールのメカニズムを探求しています。
先進のバイオイメージングを応用し、生きたままの状態で筋細胞内の様々なイオンや物質の動態を調べています。
当日は、バイオイメージングの機材や顕微鏡写真を展示して、筋疲労や筋損傷などを視覚化した画像を紹介します。
(東1号館3階302号室)  

【ライフサイエンス】

『身体運動を科学する - ヒューマンパフォーマンスの改善を目指して -』
人間の日常生活やスポーツ活動における身体の動きをバイオメカニクス的手法を用いて研究することが主なテーマです。主に画像による動作解析法を用いて人間の様々な動きの力学的解析を行っており、立つ、座る、歩く、走る、跳ぶ、投げるなどの誰もが行なう日常生活での人間の基礎的動作やスポーツにおける動作を研究対象としています。人間の身体運動に潜む様々な謎を科学的に解明し、生体の生力学的特性への理解を深め、運動処方、スポーツのコーチングや日常生活動作(ADL)の維持・改善に活かせる知見を発信することを目的としています。
当日はモーションキャプチャシステムやアナログセンサを用いた身体運動解析のデモンストレーションを行います。
(武道場2階演習室)

【ライフサイエンス】

『身体運動と酸化ストレス』
動物は酸素をつかって生命を維持していますが、酸素の毒性によって細胞が傷害され、老化を進めるという事実もあります。では、有酸素運動をして酸素の代謝を高めたら身体に悪いのでしょうか? 本研究室ではそんな研究しています。
(東6号館3階ロビー)  
教職課程部会

【社会基盤】

『学習困難な児童・生徒を対象としたICT教材開発』
  • ・教育ICT機器の紹介、ICT教材開発
  • ・学習困難な児童・生徒を対象としたICT教材の紹介
  • ・調布特別支援学校との連携
教職課程の担当教員とスタッフが、電子黒板、タブレット端末、大型ディスプレイなどICT機器を使った教材を紹介します。教育ICT機器を体験してみて下さい。また、大学院での教員免許状の取得について紹介をします。
(東1号館6階601、603号室)

情報システム学研究科 情報メディアシステム学専攻

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
人間情報学講座

【情報通信】

『人間の知覚・運動システムの解明を目指して』
本研究室は、人間の特性や仕組みについて研究する研究室です。具体的には、
  • ・人間の感覚系および運動系の働きとそのメカニズムの解明
  • ・これらの機能を実現する情報処理アルゴリズムの構築
を中心に研究を行なっています。
当日は、研究内容の紹介やデモンストレーションによる錯覚等の体験を通して、本研究室の研究に触れていただきたいと思います。
(西10号館4階ロビー)
情報メディア学講座

【情報通信】

『知性のメディア、感性のメディア』
本研究室は人間の知的・感性的・創造的活動を支援しています。具体的には「マウス」「キーボード」「モニタ」という従来のハードウエアの概念を飛び越え、「音」「手書き文字」「印刷文字」「ジェスチャ」「表情」「顔色」「機嫌」「視線」などに反応するアルゴリズムを追究し、より忠実に人間の知性や感性を投影するユーザインターフェースの開発に取り組んでいます。
(西10号館3階339号室)
対話型システム学講座

【情報通信】

『次世代のヒューマンインタフェースとその応用』
当日は以下の研究を紹介します。
  • ・テーブルトップ型コンピュータのための各種インタフェース
  • ・PacPac:高速ジェスチャ認識を利用したゲーム
  • ・ClaytricSurface:テーブルトップのための"やわらかいインタフェース"
  • ・Hairlytop Interface:毛状のユニットを利用した環境再現型触覚提示装置
  • ・SITA:深度情報を利用した舌運動認識
(東2号館3階317号室)  
知能システム学講座

【情報通信】

『紐結びロボット、エアホッケーロボット、自律移動ロボットなど』
  • ・紐結びロボット
    単腕ロボットアームによる紐結びのデモ
  • ・エアホッケーロボット
    パックの認識とロボットアームでのヒッティングのデモ
  • ・自律移動ロボット
    東2周辺の自律移動のデモ
その他、研究内容のパネル展示とその説明を行います。 (プレゼンテーション後に1回、その後、希望が多ければ随時行います。)
(東2号館6階601号室)  
生体情報システム学講座

【ライフサイエンス】

『化学感覚をめぐる神経科学』
全ての生物にとって、身の周りの化学物質を検出することは、生命の存亡を左右するほど重要なことです。本研究室ではかつて脊椎動物嗅細胞が匂いに反応する時に働いているCNGチャンネルを発見しましたが、それ以来、味覚嗅覚に関連する神経機構の研究に力を入れています。テーマは食欲や記憶、さらに生物時計などにも及ぶようになり、化学感覚を通して神経系全体を相手にしていると言っても良いでしょう。研究は電気生理学やバイオイメージング、行動モニターなどの計測手法と分子生物学とを組み合わせて進めています。当日はそれらの一端を紹介します。
(東6号館6階635、640号室)  

【ライフサイエンス】

『シミュレーションで読み解く生物の複雑性』
生物は多くの階層構造を持つ複雑なシステムです。本研究室では、階層間の関係に注目したいくつかの研究を行っています。1つは、脳の情報処理の研究で、認識や記憶がどのような神経メカニズムで生じるのかについて数理モデルとコンピュータシミュレーションを用いて研究しています。また、細胞や個体の集団に見られる自己組織的なふるまいについてそのメカニズムを研究しています。当日は、ニューラルネットワーク、生物集団の自己組織化の面白さについて、コンピュータを使って説明します。
(東6号館7階723号室)  
制御システム学講座

【ものづくり技術】

『人間や生物に学ぶ高度で自然なロボットの研究開発』
長年にわたって進化してきた人間や生物の機構と運動制御技能をヒントに、人間や生物らしいコンパクトな構造と自然な動きを実現できる高度なロボットの研究開発に取り組んでいます。また産業界のニーズに応じて、実用で先進なメカトロシステムの開発も行っています。研究テーマの紹介パネル、研究紹介ビデオまたはロボットの実機を用いて、ゴルフスイングロボット、水中ロボット、羽ばたきロボット、移動マニピュレータ、メカトロシステムなどを紹介します。
(東4号館5階503号室、東7号館1階105号室、東8号館3階307号室)

情報システム学研究科 社会知能情報学専攻

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
システム設計基礎学講座

【情報通信】

『研究室紹介』
システム設計基礎学講座での日常内容や最近の研究事例を紹介します。 以下のスケジュールで紹介しますので、下記の開始時間に合わせてお越し下さい。
  • (1)13時30分から13時50分
  • (2)14時00分から14時20分
(西10号館7階728号室)  
知識創産システム学講座

【情報通信】

『社会を幸せにする人工知能技術』
当日は次の研究内容を紹介します。
  • 1. データから因果モデルを自動的に発見し、それを用いて推論を行うベイジアン・ネットワーク・システム
  • 2. 等質の異なる項目のテストを自動的に構成するシステムと国家試験への適用例
  • 3. 学習者の学習履歴を逐次見ながら人工知能が様々なアドバイスを行うeラーニングシステム
  • 4. 大規模のweb情報推薦システム、大学入試センター試験、データ解析システムの開発
(西10号館4階428号室)
社会情報システム学講座
『大規模複雑システムの理解・制御・構築を目指して』
インターネットの急成長やユビキタス情報基盤の拡充、そして携帯端末の普及や様々なソーシャルメディアの登場に伴い、あらゆる人と物がネットワーク化され、実環境とネット世界とが融合された複雑な社会情報環境が現実になろうとしています。この新しい環境は、大規模な複雑ネットワーク構造を有し、その構造が常に拡大し変化し続ける「動的複雑システム」です。
我々は、社会システムやネット空間そして脳を代表とする動的かつ大規模な動的複雑環境に対して、高い適応性を有する知的システム構築法の確立、並びにこれらの環境を理解し、制御・構築する方法論の確立を目標として様々な角度から研究を展開させています。
栗原 聡・鬼塚 真・諏訪 博彦 研究室
(東2号館4階412号室)

【社会基盤】

『都市・地域計画、環境計画、GIS(地理情報システム)』
本研究室では、次の研究を行っています。
GISを利用した研究
  • 1.GISによる土地利用解析を基盤とした研究
    • [1]オープンスペースや公共空間の充足度及び配置計画の評価
    • [2]土地利用計画の評価
  • 2.GISとICTを利用した情報提供・共有化手法についての研究
    • [1]Web-GISを用いた地域の活性化に関する研究
    • [2]災害時における情報提供・共有に関する研究
  • 3.環境意識・環境配慮行動に関する研究
    • [1]環境問題に対してGISで解析を行う研究
    • [2]企業の環境活動に関する研究
(東2号館4階414号室)
経営情報システム学講座

【社会基盤】

『システム安全学とリスクマネジメント』
当日は次のことについて紹介します。
  • 1.研究室での研究分野紹介
  • 2.ドライビング・シミュレータを使った認知実験の成果
    • ・効果的な高齢者運転教習
    • ・警報システムのタイミング評価
  • 3.アリフェロモンを模擬した群知能型センサ群システムの制御
  • 4.医療事故防止のためのアプローチ
  • 5.災害時避難誘導シミュレーション
(東2号館5階ロビー)
情報システム管理学講座

【社会基盤】

『次世代信頼性・安全性システム』
インターネット・GPSより送信される全世界にて稼働中の製品Aの状態監視データに基づく信頼性・安全性向上に関する研究
  • 1. 状態総合監視システム
  • 2. 品質信頼性統合データベース(DB)
  • (状態総合監視DB、故障メカニズムDB、顧客情報DB)
  • 3. 信頼性メカニズムシミュレータ
  • (設計最適化・故障予測シミュレーション)
  • 4. 顧客別リスクコミュニケーションシステム
  • (余命診断、最適点検・交換時点の決定と通報)
(西5号館6階602号室)  

情報システム学研究科 情報ネットワークシステム学専攻

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
講座
ネットワーク基礎学講座

【情報通信】

『情報・数学・物理が織りなす世界~情報通信の理論的探究』
本研究室では情報理論を主たるバックグランドとして、量子情報、情報幾何、通信、暗号、乱数、数理物理などの諸分野への応用・拡張・深化を目指して日々研究を行っています。
研究テーマ:情報理論(データ圧縮、通信など)、量子情報理論、統計的推測・学習、情報幾何、情報スペクトル、乱数生成、数理物理、暗号、ネットワークコーディング、秘密分散
研究室公開では研究内容の紹介と進学相談を行います。進学相談では大学院でのゼミや研究の様子を紹介します。
(西10号館8階835号室)  
ネットワークアーキテクチャ学講座

【情報通信】

『新しいネットワークアーキテクチャ』
インターネットの普及に伴い、ネットワークが身近なものとなりました。しかし、ユーザのニーズの変化、ネットワークの設計限界により、新しいネットワークアーキテクチャが必要となってきています。最新のネットワークアーキテクチャに関する研究として、本講座で取り組んでいる研究を紹介します。
(西10号館7階ロビー)  
ネットワークコンピューティング学講座

【情報通信】

『ネットワークを活用する先端的な計算機システム』
ネットワークと計算機を活用して豊かな社会を実現するための研究を、デモンストレーションと体験を通して紹介します。以下に示す研究を紹介する予定です。
  • ・FPGAを用いたパケットを高速に処理するハードウェア
  • ・スマートフォンによるウォーキング支援システムGood Walking
  • ・ラジコンヘリAR.Droneを用いたオトモロボット
  • ・Kinectを利用した体操指導システム
  • ・心拍センサを用いた執務効率向上システム
(西10号館6階635号室)  
応用ネットワークセキュリティ学講座

【情報通信】

『MPEG動画像データ、生体情報データ、ネットワークデータなどの情報データ解析』
・ビデオ解析関連
本研究室では、MPEG2/4の動きベクトル情報や16x8マクロブロックの特徴等を用いて、見たいシーンの検索やリモート監視などへの応用を行っています。主に歩容認証やスポーツ番組のハイライトシーン抽出検索について紹介します。
・情報理論関連
情報理論を用いて、データ圧縮や異常検出、符号化の提案など多岐にわたる研究を行っています。反辞書と制約符号、およびWireless Body Area Networkの最適符号化について紹介します。
(東2号館6階614号室 )
『雑音と悪意からの情報保護』
  • ・LDPC符号、ターボ符号等の誤り訂正技術
  • ・コピープロテクトによらない著作権保護を目的とする電子透かし方式
  • ・その発展形態である不正者を追跡する結託耐性不語を用いる電子指紋方式
  • ・誤り訂正符号と電子透かしの結合技術
等について、パネル展示と紹介を行います。
誤り訂正符号と画像電子透かしを組み合わせた破損画像の復元などのデモンストレーション実験を行います。
山口 和彦 研究室
(東3号館9階ロビー)
 

情報システム学研究科 情報システム基盤学専攻

情報システム基盤学専攻 公開研究室一覧

研究テーマ・内容 研究室名
(会場)
プレゼンテーション
(企業対象)
情報システム基礎学講座

【情報通信】

『マルチメディアデータの自動内容理解』
本研究室では、アルゴリズムの研究に力を入れており、その応用として適応情報システムの研究をしています。適応情報システムとは、人間による管理不要な、環境に適応して自己形成する能力を備えた情報システムのことです。当日は、本研究室で開発した人手に頼らずにマルチメディアデータの内容を自動的に理解する技術を、パネルを用いて説明します。在学生も参加するので、入学を検討している方は研究室の雰囲気も把握可能です。
(西10号館8階827号室)
基盤ソフトウェア学講座

【情報通信】

『基盤ソフトウェア学講座紹介』
本研究室では、システムソフトウェア(オペレーティングシステム、組込みシステム)、言語処理系などの分野を中心に研究活動を行っています。
当日は、研究内容についてのパネル展示と、学生と教員による講座紹介を行う予定です。
(西10号館6階628号室)  
データベース学講座

【情報通信】

『巨大データ処理の研究紹介』
現実世界から生成される多様な大量データをいかにして意味のある情報空間へと変換し管理・利用するか、効率的に計算するか、は今日最も注目される情報工学の分野の1つです。公開では,最近本講座が行っている並列データ処理基盤上の情報構造計算アルゴリズムや検索用データ空間の計算技法、グラフデータ情報の利用技術などを紹介します。他に、本講座が行っているデータマイニング研究(新谷・准教授)や位置情報・空間データ基盤(藤田・助教)の研究解説も同じ場所・時間で公開する予定です。
(西10号館5階527号室)

【情報通信】

『大規模データ活用技術とライフログマイニングの紹介』
本研究室では現実世界の膨大なデータを管理し、データの高価値化を実現する技術を研究しています。大規模データ活用技術として、膨大なデータから今までは見つけることができなかった価値ある情報を抽出するデータマイニング技術と、人に装着したセンサデバイスで長期間継続して取得した生活に関するデータから生活行動特性を抽出するライフログマイニングを紹介します。
(西10号館5階543号室)
高性能コンピューティング学講座

【情報通信】

『高性能コンピューティングについて』
当日は次の研究内容等を説明します。
  • 1. 高性能コンピューティング分野に関連して
    • ・並列処理
    • ・GPUコンピューティング
    • ・グリッドコンピューティング
    • ・省電力プロセッサ
    • ・ヘテロジニアスコンピューティング
    等のトピックを紹介・解説
  • 2. 研究室環境の紹介
(西10号館5階535号室)
基盤ハードウェア学講座

【情報通信】

『ヘリコプター衛星通信と並列伝送方式』
当日は、ヘリコプター衛星通信、OFDMおよび直交符号並列伝送に関するパネル展示を行います。
(東3号館10階ロビー)  

プレゼンテーションに関する詳細情報について

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大学院
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合格発表等