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電気通信学研究科:学部・大学院

教育方針

電気通信学研究科の目的

電気通信学研究科の使命は、高度コミュニケーションに関わる総合的理工学領域における真理の探求による新しい学問の創造と、その体系化に寄与する教育と研究を行うことにより、国際的な視野をもって未来への展望と活力に溢れた社会システムの構築および現実的な社会諸問題の解決に積極的に関わる人材を育成することにある。

現在の社会は情報化が急速に進行している。来るべき情報化社会は、相互理解、啓発、価値創造をともなった世界的規模での高度コミュニケーション社会である。そこでは、人間、自然、科学・技術・社会システム相互間での高度で密なコミュニケーションをとおした平和な共生が求められ、それが心豊かな人間社会を作るために必要である。電気通信学研究科では、学部における理工学の基礎的学問の習得を基盤として、さらに高度な、自然、人工物を対象とする様々な理工学領域、人間の知識、行動、情報の処理に関すること、通信に関する学問領域、複雑な社会経済システムに関する学問領域の教育研究を基礎とし、これらが互いに調和して共生する高度なコミュニケーション社会へと発展していくための学問を創造、体系化し、そのような社会を実現するためのコミュニケーションに関わる総合科学技術を開発することを目指した独創的教育研究開発を行う。

本研究科は、博士前期2年の課程と、後期3年の課程から成る。前期2年の課程では、専門領域に関する系統的専門知識を持ち、生産の現場において中核的な役割を担いうる人材を養成することを目的とし、後期3年の課程では、研究テーマ領域に関する非常に高度な知識と創造性を有し、わが国の研究開発の先導的役割を果たすべき人材の養成を目的とする。

教育指導の基本方針

博士前期課程においては、本学の教育研究領域である情報基礎を共通に持ちつつ、通信、情報、電子、機械、物理・化学、システム、コミュニケーション科学の領域の基礎を講義によって培うとともに、自己の専攻領域にかかる特別演習、特別実験等によってそれぞれの専門分野における高度な知識と研究開発能力とを身につけさせることを目標とする。
博士後期課程においては、上記の領域について広い視野を持たせるために高度のスクリーニングを行うとともに、最先端の情報を常に広く外部から取り入れ、社会の要請を十分認識した上で設定された課題についての研究を通じて、実社会への広い適応性と、独立して新分野の開拓を行い得る最先端の知識と研究開発能力を身につけた研究者を養成する。

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