このページの先頭です

メニューを飛ばして本文を読む

ここから本文です

サイト内の現在位置

研究・産学官連携に関する機関:図書館・教育研究センター

レーザー新世代研究センター

概要

レーザーセンターは、1978年に核融合用レーザー開発という使命を受け設立され、その後、極限性能を追求するレーザー極限技術研究センター、さらに、新しい光を生み出すレーザー新世代研究センターとして、その研究分野を発展させています。

研究内容説明図

レーザーは、現代においてあらゆる先端科学研究に使われるようになっています。質の高いレーザー光を生み出すことは、これら応用科学を進めるに不可欠な役割をしており、当センターでは、THz帯から中・近赤外光、可視域から紫外、真空紫外光、さらにはX線領域までの広範囲な波長領域で、高品質な光を生み出す研究を行っています。固体レーザーの革命と言われたセラミックレーザーや理論極限性能にせまれるファイバーレーザーなど、様々な光源開発があります。このセンターでは、これらの新しい光を使った独自の応用研究も展開しています。レーザー冷却による極低温原子・分子を使った原子光学、高出力レーザーを用いた極限物性研究や、真空紫外~X線領域での原子状態を調べる多価イオン研究までも含み、基礎から応用までの研究が行われています。

また、このセンターでは、光科学の広い範囲で国内外の共同研究者が集う場所になっています。結晶光学から原子物理学、レーザー技術から高品質光学素子の開発研究、重力波天文学、実験室天文学、核融合エネルギー開発、高エネルギー加速器開発、X線自由電子レーザーなどの大型研究など、多くの研究グループと共同研究を行い、それら人材の交流を行っています。

さらに、このセンターでは、レーザー、光学系の学術誌のアーカイブサイトを運営し、この分野での情報発信の拠点としての役割も持ち、教育面では新しいスタイルの教育プログラムを開発、大学の内外に向けて新しい光科学教育を積極的に行っています。

研究テーマ

  1. 光を制御する
    1. 周波数超高安定化固体レーザー
    2. 超高性能・超低損失光学素子
    3. 3次元空間波を制御する光学技術
    4. セラミックレーザー
    5. ファイバーレーザー
    6. 超小型レーザー放射光施設
  2. 原子を制御する
    1. 原子のレーザー冷却・捕捉
    2. 原子ホログラムと応用
    3. ポーズ・アインシュタイン凝縮
    4. 原子レーザー
    5. 原子の直接描画
  3. 新しいレーザー技術と応用
    1. 高品位半導体レーザー励起固体レーザーの開発と応用
    2. 超精密光学計測(重力波検出・周波数標準)
    3. レーザー加工の物理学的解明
    4. 安定レーザー技術の集積化と応用
    5. レーザー検査型多光子顕微鏡
レーザー新世代研究センターオリジナルサイト

研究紹介などがご覧いただけます。

(新しいウィンドウが開きます)
図書館・教育研究センター