【ニュースリリース】電気通信大学と国立天文台が包括協定締結 ~11月17日に電気通信大学で協定調印式および記者会見開催~
2020年11月13日
国立大学法人電気通信大学(学長 田野俊一、以下「電気通信大学」)と、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台(台長 常田 佐久、以下「国立天文台」)は、双方における研究の推進及び情報・通信を核とした先端科学・技術の発展に寄与することを目的として、連携推進に関する協定を締結します。これに伴い、11月17日(火)に電気通信大学本館別館2階第一会議室で調印式および記者会見を行います。
電気通信大学は、2013年に文部科学省の研究大学強化促進事業に採択され、2017年には国立大学初の人工知能先端研究センターを設立するなど、AI,、IoT、セキュリティなど超スマート社会(Society5.0)の実現に向けた教育研究と社会実装に取り組んでいます。
一方、国立天文台は、天文学の分野における国内の中核研究機関として、1999年にハワイのマウナケア山頂に可視光・赤外線望遠鏡「すばる」を、2011年には米国・欧州諸国等と共同で、南米チリのアタカマ砂漠に電波望遠鏡「アルマ」を、さらに2020年には、東京大学宇宙線研究所、高エネルギー加速器研究機構と共同で、重力波望遠鏡「KAGRA」での観測を開始しました。また、2019年4月には国際プロジェクトとしてブラックホールの観測に貢献しています。
電気通信大学と国立天文台の両者は、電波望遠鏡「アルマ」の高性能化に向け、受信機の広帯域化と高周波化の共同研究に取り組んできましたが、本協定によって、これまでの枠を超えた新たな分野においても連携が生まれることが期待されます。
日時 | 令和2年11月17日(火)14時00分から15時15分 |
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会場 |
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出席者 |
電気通信大学 田野 俊一 学長、小花 貞夫 理事・産学官連携センター長 |
本件に関するお問い合わせ先 | 国立大学法人 電気通信大学 総務企画課 広報係 金子 電話:042-443-5019 国立天文台研究推進課 細谷 晶夫 電話 0422-34-3917 |
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