このページの先頭です

メニューを飛ばして本文を読む

ここから本文です

サイト内の現在位置

ベンチャー支援活動:研究・産学連携

UECものづくりコンテスト 2018
入賞者紹介(8)

2018年9月19日

受賞者プロフィール

氏名 内藤 奏(ないとう かな)
所属 1 電気通信大学大学院情報理工学研究科
情報学専攻 博士課程前期1年
所属 2 放送研究会 OG
生年 1996年3月、山口県下関市生まれ
高校 香川県立高松高等学校
部活 放送部

内藤 奏さん

UEC進学の理由

希望校でありUEC奨学生にも選ばれたため。

受賞作品

名称

位置情報型ARを用いた観光支援システム

受賞

アルビス株式会社賞(賞金10万円)

概要

観光客が観光地に行く前に自宅PCでスポットの巡り方ルートをシミュレーションして楽しめる。実際に訪れるとタブレットに行った先ごとに四季の風景等が映し出されて季節を超えて楽しめる。

用途

地域の観光振興。観光客を呼び込みたい地域がお勧めスポット情報をWebとARの両方で提供する。客は観光前と実際に現地で観光中に必要な情報を得て満喫できる。

動機

健康づくりのウォーキングと観光スポット巡りのルート選択を組合せて卒業研究を行ったのがスタート。「巡回セールスマン問題」の知見をもとにWebサイトからルート選択できるようにした。

ポイント

観光客にとっては、現地に行く前と現地訪問中のダブルで観光を楽しめる。まず事前にWebサイトから希望スポットをもれなく効率的に回るルートを探すことができる。実際にスポットを訪問したら、リアルな風景を味わうだけでなく、異なる季節の風景をタブレットで見ることができる。観光地の自治体や事業者が観光客に伝えたいスポットの魅力を観光客が自分の手で見つけて楽しめる点がポイント。

インタビュー

出展の感想

展示ブースに来てくれる人ごとに、私が展示したものの解釈が様々だったことが印象的だった。一人の方からは、実際に自治体で稼働しているシステムを見せてもらい、それとの違いを尋ねられるという経験が印象的だった。先行事例調査は綿密に行っておく必要がある。自治体職員の方が「これは使えるかも」とつぶやいているのを聞いて、ニーズの手応えを感じた。
企業賞を頂けたのは予想外でとても嬉しかった。アルビス様、ありがとうございます。

次年度参加者へのメッセージ

コンテストは数多いけれど、ものづくりコンテストは学内なので参加しやすい。しかも賞金が貰えるのはモチベーションになる。今まで研究発表の経験がない人にとって、自分の提案に対して外部の人からコメントを貰える良い機会。何かしらのプロトタイプがあると良い。

成果発表会までの開発目標

Webサイトは完成。ARで調布市の観光スポットである「野川の桜」を見られるようにする。

在学中の活動方針

ひたすら研究に専念!(遺伝的アルゴリズムを用いた観光支援システムの開発)

お問い合わせ

UECものづくりコンテスト事務局
メールアドレス:venture@sangaku.uec.ac.jp(産学官連携センター)

研究・産学連携
研究
産学官連携