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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【ニュースリリース】U☆PoCアイディア実証コンテスト2021 産学官連携DAYにて結果発表

2021年06月30日

電気通信大学で、6月17日に実施した「U☆PoCアイディア実証コンテスト」の二次(プロトタイプ)審査会の結果、大学賞受賞の3組が決定しました。また、産学官連携センターYouTubeチャンネルを開設し、本日開催の産学官連携DAYにて、全15チーム(※)の発表の様子をダイジェスト動画で振り返り、大学賞3組を発表しました。
(※)知的財産権の関係で発表内容を公開していないチームがあります。

【U☆PoCとは】

「U☆PoC(ユーポック)」とは、本学の産学官連携センターベンチャー支援部門にて平成9(1997)年より「学生・一般アイディアコンテスト」、平成27(2015)年からは「UECものづくりコンテスト」として開催してきた、電気通信大学の中でも人気ある名物コンテストになります。 既存の社会問題解決や、未来の豊かな生活のための新たな技術・サービスに関する学生発 アイディアを競い、育むことを目的としています。

【プロト審査会の様子】

本学では、協賛企業と学生との対話、コミュニケーションを大切にするプロトタイプ審査会を心掛け、協賛企業の希望者全員が審査に参加できるよう、従来のプログラムを大幅改定して、審査会を挙行しました。この改定により、協賛各社からもアイディアやアドバイスが学生に生の声で伝わり、そのアイディアに学生がブラッシュアップのヒントを得るなど、例年にない盛り上がりとなりました。

また、従来の一方通行の発表のみという形式にとらわれず、プロトタイプ商品やポスターを会場に配置し、協賛企業や審査員、学生が自由に見学して回れるプログラム形式で実施しました。会場全体に16チームのポスターを掲示し、本番のプレゼンテーション前に見学できる空間を用意し、本番後さらに後半のプロトタイプ見学会で、発表時の疑問点や興味などを、学生に質問を投げかける3部構成としました。

この結果、ブースに残る学生、協賛企業社員の皆様、本学教授陣、専門の外部審査員、中国深圳からの専門審査員中継、本学理事の参加など、学生と審査員がお互いに疑問点などの細かな部分まで個別に対話ができ、より本気度の増した学生たちの回答にも熱が入り、一丸となった現場の盛り上がりが会場内を伝播したコンテストとなりました。

【2021年の結果発表】

このたび6月17日(木)に、UECアライアンスセンター100周年記念ホールにおいて、書類による一次審査を通過した全16チームによる、プロトタイプおよびプレゼンテーションによる二次審査会が行われました。
審査会には大学審査員、外部審査員、協賛企業(9社)が出席し、プレゼンテーションの前後には学生との意見交流の場も設けられました。 審査会終了後、大学・外部審査員による会議の結果以下の大学賞が決定しました。

優秀賞(賞金30万円)
池澤隆人さん(情報理工学域Ⅱ類4年)、羽田野湧太さん(情報理工学域Ⅰ類4年)
テーマ:「個人間の容易な約束事/合意提供サービス」

奨励賞(賞金10万円)
森下順さん(情報理工学域Ⅰ類4年)、福本涼太さん(情報理工学域Ⅰ類4年)
テーマ:「主婦を対象としたがん検診受診率向上のための医療機関予約システム」

入賞(賞金5万円)
山本衛門さん(情報理工学部電子工学プログラム3年)
テーマ:「カスタム基板の試作・少量生産向け一体型実装装置」

今後、7月16日(金)に行われる表彰式において、大学賞の授与とともに、今回のコンテストに協賛、参加頂いた9社により授与される「協賛企業賞」の発表があります。
また、11月21日(日)に行われる調布祭(※第2回オープンキャンパスと同日開催)にて、最終成果発表会を予定しています。

詳細はPDFをご覧ください。