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お知らせ

【メディアリリース】「新型SnO2ナノ粒子/Pt3Co/C電極触媒の開発に成功」—次世代燃料電池触媒設計のガイドラインを提供—

2015年10月22日

記者会見の様子

記者会見「新型SnO2ナノ粒子/Pt3Co/C電極触媒の開発に成功」―次世代燃料電池触媒設計のガイドラインを提供―
(動画:32分52秒)

岩澤康裕特任教授(燃料電池イノベーション研究センター長)は、Pt3Coバイメタルナノ粒子表面に選択的にSnO2ナノアイランドを形成させる手法を開発し(特許出願)、新型SnO2ナノ粒子/Pt3Co/C 燃料電池電極触媒を設計・作製することに成功し、世界トップクラスの性能と高い耐久性を示すことを見出しました(米国のJ. Am. Chem. Soc. 誌のon-line 版に掲載決定、2~3か月後に冊子体掲載予定)。

優れた性能の実現は、格子が縮んだスケルトン白金表面の反応サイト(Site 1)とSnO2ナノ粒子界面の反応サイト(Site 2)の二つの活性サイトを作り出すことに成功したことによります。すなわち、本研究で表面構造と電子状態を同時にチューニングする方法を見出しました。

詳細は、下記リンクをご覧ください。