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お知らせ

【報告】平成28年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業キックオフシンポジウム「コミュニケーション・フロンティア」~女性研究者が切り拓く豊かなコミュニケーション社会~

2017年02月01日

平成29年1月30日(月)に本学B棟202教室にて、「コミュニケーション・フロンティア~女性研究者が切り拓く豊かなコミュニケーション社会~」を開催しました。本シンポジウムは、平成28年度に文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択され、そのキックオフシンポジウムとして、開催したものです。全国の大学、研究機関、民間企業等から約120名の参加がありました。
当日は、文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課人材政策推進室の唐沢裕之氏のご来賓挨拶の後、日本IBM株式会社 東京基礎研究所IBMフェロー浅川智恵子氏の講演「リアルワールドアクセシビリティへの挑戦」、国立研究開発法人科学技術振興機構 プログラム主管 山村康子氏から「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブの目的とプロジェクトへの期待」と題して、講演が行われました。
その後、休憩を挟み、本学企画調査室の小舘香椎子氏の司会もと、本事業の連携機関である津田塾大学学長髙橋裕子氏、NTT先端技術総合研究所所長佐藤良明氏、本学の福田喬学長と講演者2名を加えて、「コミュニケーション・フロンティア:理工系単科大学・民間研究機関・女子大学の3機関で何が出来るか」をテーマとするパネルディスカッションを行い、異なる特色を持つ3機関の協働によって行う連携研究、ダイバーシティ研究環境の整備等に関して、活発な議論が行われました。
シンポジウム終了後には、情報交換会が行われ、学内外関係者約30名が参加し、盛況のうちに終了しました。
今後も引き続き、ダイバーシティ研究環境の整備に向けて、連携機関と協力しながら、事業を進めて参ります。

日本IBM(株) 浅川智恵子IBMフェロー
科学技術振興機構 山村康子プログラム主管
パネルディスカッションの様子