お知らせ

2017年03月30日

2017年3月27日、28日の二日間にわたり、電気通信大学（UEC）が主催のIndustry-UCB-UEC Workshop 2017（IUUWS 2017）が、企業、カリフォルニア大学バークレー校（UCB）の協賛により本学にて開催されました。

このワークショップは、共同研究や教育の推進のため2015年9月25日に本学およびカルフォルニア大学バークレー校の間で締結された包括協定が基因となり開催されました。このワークショップでは特に、2016年日本政府内閣府総合科学技術・イノベーション会議により決定された「第5期科学技術基本計画」を主軸とした「Society 5.0」の実現に向けた革新的な社会基盤の構築のためのより密接な産学連携の構築に焦点を当てております。

福田喬学長はワークショップ開会の挨拶で企業、UCB代表団への感謝と歓迎の意を表し、本ワークショップおよび両校の協定における最終目標に向けて尽力していくことを述べました。

次に、文部科学省 科学技術・学術政策研究所 斎藤尚樹総務研究官による政府の政策や日本における研究の傾向についての特別講演が行われました。続いて、株式会社日立製作所 武田春夫理事による基調発表が行われました。

その後、ワークショップは6つのセッション（下記参照）および2020東京オリンピック・パラリンピックへ提案する持続可能社会における革新について議論するパネルディスカッションで構成されました。閉会の辞として、中野和司理事（教育・国際戦略担当）は講演者への感謝の意を表し、また、今回のワークショップ成功を踏まえた2018年のワークショップ開催への期待を述べられ、盛会のうちに幕を閉じました。

本ワークショップへは50名以上の方にご参加いただきました。

• 1） Robotics and Engineering for High-Quality Life Services（ロボティクスと生活支援エンジニアリング）
• 2） Bio-Engineering（バイオエンジニアリング）
• 3） Semiconductor Materials and Systems（新規半導体材料およびそのシステム）
• 4） Space Science / Earth Science（宇宙・地球サイエンス）
• 5） Introduction of UEC Research Activities（本学における研究活動）
• 6） Energy Conservation / Renewable Energy（新エネルギーと省エネルギー）