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イベント情報

特別企画「戦略的なアマトップ合議はコンピュータに勝てるか?」【7月24日開催】

2011年07月06日

電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション特別企画「戦略的なアマトップ合議はコンピュータに勝てるか?」の観戦者を募集します。

日時 2011年7月24日(日曜日) 9時50分開始予定
場所 西9号館3階AVホール
参加費 無料・事前申込必要
申込方法 お申し込みは、「氏名、年齢、職業、以下の別(電通大職員、電通大学生、学外一般、学外学生)」 をお書きの上、event@minerva.cs.uec.ac.jp へメールでお申し込みください。
(会場スペースの関係で、人数制限をします。予めご了承下さい。)
当日のタイムスケジュール(予定)
09:50~10:00 対戦の趣旨説明と対局者紹介
10:00~12:00 (第一戦)古作登氏&篠田正人氏 VS Bonanza
12:00~12:20 感想戦:Bonanza(保木氏)の思考ログを交えて
※対局が長引いた場合、以降の予定が随時変更する場合があります
12:20~13:50 昼食休憩
13:50~15:50 (第二戦)古作登氏&篠田正人氏 VS ボンクラーズ
15:50~16:10 感想戦:ボンクラーズ(伊藤氏)の思考ログを交えて
16:10~16:40 対局を終えて、全体としての感想戦
※ニコニコ生中継放映決定(開始時間等詳細は未定)

2010年「あから」は清水女流王将に勝利を収め、コンピュータ将棋は既にプロ棋士に肉薄していると言われてます。このように、コンピュータ将棋は毎年着実に進化していますが、2005年に日本将棋連盟が「プロ棋士との許可のない対戦の禁止」して以降、プロ棋士と対戦や棋力の比較は難しくなっています。 
一方で、「稲庭将棋(切れ負けの選手権において、低く囲って争点を作らず、時間切れ勝ちを目指す戦略)」のような手法を有力プログラムが打ち破ることができないなど、コンピュータ特有の歪な強さについても 指摘されています。
このような観点から、コンピュータに精通していて強いアマチュアプレーヤーとの対戦は重要な意味があると考えています。
そこで、本イベントでは、アマチュアトップクラスでしかもコンピュータ将棋にも造詣の深い古作登氏と篠田正人氏に相談将棋で当代トップのコンピュータ将棋に挑む公開対局を企画しました。
コンピュータ将棋の弱点を知り尽くしたお二人が事前に十分にコンピュータ将棋に対する対策を立て、秘術を尽くしてコンピュータに挑んだとき、コンピュータ将棋はどう戦うのか?  
本対戦は、現在のコンピュータ将棋の実力を測る上で貴重なデータが得られる対戦になるばかりか、将棋ファンにとっても非常に興味深い対戦になるでしょう。

主催 電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション
共催 一般社団法人情報処理学会
協力 コンピュータ将棋協会、早稲田大学ゲームの科学研究所
協賛 株式会社ドワンゴ