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イベント情報

イノベーション・ジャパン2011−大学見本市出展 【9月21日、22日開催】

2011年09月08日

国内大学の最先端技術シーズと産業界のマッチングイベント、「イノベーション・ジャパン2011-大学見本市」が9月21日(水曜日)より2日間開催されます。
大学側が産業界に対して研究成果の内容を紹介する展示会・新技術説明会に加え、産業界からのシーズおよびニーズを紹介する展示会・プレゼンテーション等が予定されております。
本学からの出展内容は以下の通りですので、ご来場の際にはぜひお立ち寄りください。

日時 9月21日(水) 9時30分から17時30分
9月22日(木) 10時00分から17時00分
会場 東京国際フォーラム(東京・有楽町)

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■情報理工学研究科 知能機械工学専攻 教授 横井 浩史
「個性適応技術を用いた医用福祉機器製品化に関わる研究開発」
【出展ゾーン】「ライフサイエンス」分野 (小間番号 L-11)
【新技術説明会】9月22日(木曜日) 10時10分から S1会場(セミナー室(1))
(プレゼンテーション番号 PL-05)
<技術の概要>
人や自然環境など多様な時変性を有する対象に対して、機械学習の考え方を用いて状態変化に適切に対応する制御規則を後天的に獲得する機能を実現する個性適応技術により、切断者の機能代替、脳卒中や脊髄損傷による運動系の麻痺など、人の運動機能を適応的に補助・代替できる知能的機械の製品化を目指す。本技術の適応例として筋電センサシステム、個性適応型EMG義手、手指パワーアシスト装置、筋反射型電気刺激装置を紹介する。

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■情報理工学研究科 知能機械工学専攻 准教授 内田 雅文
「バルーン魚ロボット (BFR)」
【出展ゾーン】「装置・デバイス」分野 (小間番号 M-11)
【新技術説明会】9月21日(水曜日) 10時15分から G4会場(G402)
(プレゼンテーション番号 PM-02)
<技術の概要>
バルーン魚ロボット(BFR)は水棲生物型飛行船で世界的にも殆ど事例がなく、魚のくねり運動を空中で体現する唯一のロボットである。海中感覚を演出する機能を有するロボットはBFRに限られ、魚が水中ではなく「空中」を遊泳する様相は、従来のロボットでは成し得なかった。ロボット体構造上、バルーンの内部に骨格を設けた構造や製作上のノウハウには新規性があり、魚型に限定されず、様々に応用できる技術である。

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■産学官連携センター 特任教授 黒崎 晏夫
「赤外線透過ヒートシンクを用いたレーザ樹脂溶着技術」
【出展ゾーン】「装置・デバイス」分野 (小間番号 M-12)
<技術の概要>
取り扱う「表面無損傷レーザ樹脂溶着」の特徴は、「レーザ透過放熱固体(ヒートシンク)」を用いた伝熱制御により、樹脂の内部溶着を実現したことにあります。レーザ吸収色素添加を必要としないので、透明な部材をそのまま溶着することが可能です。特に、フッ素樹脂製流体部材の接合に好都合な技術です。その他、ポリプロピレンや塩化ビニル樹脂の溶着も可能です。

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