ここから本文です

イベント情報

【報告】調布市科学センター講座「電気工作Ⅱ:ロボットを作ろう」

2013年01月18日

本学では、教職課程を履修している学生が、ほぼ毎月ボランティア活動として調布市科学センターの主催する小学校5・6年生を対象とした理科系の講座に、指導補助という形で参加しています。
12月15日に第12回講座「電気工作Ⅱ:ロボットを作ろう」では、教職課程の学部生12名に加えて、「魅力ある大学院教育イニシアティブメカノインフォマティックス・ガゼット教育」プログラムの一環として知能機械工学専攻の大学院生7名が参加し、ともに企画、運営、指導を行いました。
今年は、倉持信行さん(知能機械工学専攻博士前期2年)が考案したロボット『ワイパーくん2号』を教材に使用しました。開講にあたって教職課程の学部生たちは、事前に田中研究室(知能機械工学専攻)の大学院生から回路の説明やハンダ付けの指導を受けるとともに、小学生にわかりやすいようにマニュアルを作成し、講座当日に臨みました。
当日は、抽選に選ばれた調布市内の児童48名が参加し、早朝から学生たちが準備した電子工作の部品や工具を使って、全員がロボットを完成させることができました。完成後、児童らは自らの手で実際にロボットを動かし、歓声を上げていました。
本学学生の企画する講座は、同センターの中でも一番の人気講座となっています。また、調布市教育委員会および同センター指導員からは、1テーブル3名の児童に学生1名が付いて指導しながら一緒にロボットを作成することは、児童たちにとって良い教育効果があると高く評価されているとともに、参加児童やその保護者からも好評を博しています。

倉持さんの説明を聞く参加児童
本学学生が参加児童を指導
完成したロボット「ワイパーくん2号」